住宅価格の基礎知識…まとめ
9月15日(火)
住宅の価格について
月初から7回シリーズでコメントしてきました。
今日は、そのまとめです。
≪坪単価≫・≪本体価格≫
これは、ある意味非常に分りやすい表示です。
基準がないことには、
商品の選択もできなければ、予算も立ちません。
商品は、≪価値≫と≪価格≫があって
初めて商品(住宅)です。
そうでなければ、単なるモノにすぎません。
但し、注意すべきは≪決まった基準ではない≫こと。
つまり、
『各社が独自の基準により、お客様に提示している』
これが、≪肝≫です。
そして
≪変更・オプション≫・≪その他工事≫も同様です。
※各社が自由に決めることであり、決して意図的にお客様に錯誤を強いる
表現ではありません。
住宅会社の立場で、お客様に分りやすく価格を提示しています。
要は、それを≪あなたが理解するか≫だけです。
住宅は、様々な工法・工程・工手…多くの協力業者と資材で造られます。
全てを理解して契約するのは、不可能です。
また、別の視点から見れば
住宅の価格の根拠は
≪材料と手間と諸経費そして住宅会社の利益≫です。
適正な工事をする上で
・適切な材料
・適切な手間
・機材・工具…輸送・燃料…その他各種消耗品等の諸経費
・会社を運営する上での適正な利益
当然必要です。
そこで、あなたはどうしたら?
先ずは
あなたの≪欲しい家のイメージ≫・≪予算(資金計画)≫
に近い住宅会社を数社(2~4社)選択。
※この部分は、全てあなたの基準です。
総合展示場・各種見学会・インターネット・住宅雑誌…評判・口コミ
次は
見積りの依頼です。
タブーは≪値引き交渉の見積書依頼≫です。
あなたと住宅会社とは、相互の信頼関係の構築です。
仮にあなたが、≪参考程度の見積書≫を依頼すれば、
住宅会社でも≪その程度の見積書≫しか用意してくれません。
長い間、住宅営業をしているプロには、あなたの意図は見え見えです。
≪駆け引きのための見積書≫は、不可です。
※交渉途中で約束を守らない会社、質問の回答が曖昧な会社は、
あなたの立場から不可です。
この部分は、あなたの基準にもよりますが
断るときには明確に伝えましょう。
大切なことは、
≪あなたの予算(資金計画)≫を最初に伝えること。
そして、チョット言いにくいかもしれませんが、
見積りの依頼を他社にもしている時には、これも最初に伝えた方がベター。
※あなたを理解してもらうこと。できるだけオープンに率直に。
その結果がきっと見積書にも反映されてきます。
また
数社の見積書を比較検討するためには、
≪できるだけ同じ条件≫で依頼することです。
特に≪予算(資金計画)≫と≪あなたの拘りと希望≫について。
次は
見積書の確認と比較検討です。
①≪本体価格≫に含まれる内容・仕様
②≪坪単価≫の基準
③≪変更・オプション≫の内容・仕様
④≪その他工事(一式)≫の内容・仕様
※詳細は、7回シリーズをご確認ください。
そして
消費税を含めた≪最終の総工事費≫です。
ここまで来ると≪坪単価≫・≪本体価格≫が
あまり意味のない価格であることが分ります。
※この他に諸経費は必要です。
登記・住宅ローン等諸手数料・保証料・抵当権設定・火災保険…
地鎮祭・上棟・引っ越し・家電・家具・インテリア…
ここでのポイントは、
『あなたに分らないことを聞くこと』です。
『あくまで主語はあなた』です。
こんなことを聞くのは?
こんな質問は失礼かな?
何故この部分で他社と金額が違うのか?
この工事の内容が分らない?…と思わないこと。
質問しないと、『あなたは理解している』と思い、
先へ先へと話は進みます。
チョットした勘違い・思い違いがとんでもない結果になることも。
※ここは、お互いの信頼関係の構築です。
『なんか不誠実だな…質問の答えが不明確…契約してから…』
営業担当者の性格・スキルが問題の場合もあるでしょうし、
会社の方針の部分もあるでしょう。
あなたが、信頼できないと感じたら率直に伝えましょう。
≪契約は相互の合意≫によってのみで成立。
場合によっては、営業担当者を変えていただく、商談を中止。
最終的に『あなたが納得』すれば、OKです。
但し、くれぐれも≪資金計画≫が最初であることをお忘れなく。
夢の実現ですから≪拘りも・譲れない部分≫もあるでしょう。
今日の最新・最高なものでも、来年は既に旧モデルです。
≪拘りと我慢≫のバランスも必要なのでは?
では、また…
週末は『住まいの参観日』にGo!
9月11日(金)
積水ハウスの『住まいの参観日』が
週末9月12日・13日に開催。
年に数回の開催、これはチャンスです!
入居前の最新の住宅です。
積水ハウスの家を建てる、建てないに拘わらず、
なんと言っても日本一の住宅会社。
必ず、今後の『住まいづくり』の参考になります。
※参照 ≪住まいの参観日≫
・鉄骨住宅と木造住宅の違い
・太陽光発電、燃料電池、オール電化
・耐震、耐久性
・環境配慮型住宅
・間取り、収納
・外構、駐車場、ガーデニング
・デザイン、コーディネート
・・・
積水ハウスの住宅は、≪価格が高い≫…のイメージ。
高いには高いなりの根拠があるのでは?
特段、積水ハウスの住宅をお薦めしている分けではなく、
今後、他社と比較する上で、参考になるから。
山梨県内で全11会場(鉄骨・木造・賃貸)が公開。
折角ですので、1会場だけでなく、数会場見て廻りましょう。
では、また…
住宅価格の基礎知識…その他工事(照明・カーテン)
9月10日(木)
今日は、その他工事の最終回。
≪照明・カーテン≫についてです。
≪照明・カーテン≫は、一般的に≪本体価格≫から除外しています。
この辺は、お施主様の嗜好に大きく影響を受けますので、当然かな。
住宅会社によって総額表示で≪照明・カーテン≫も含める場合もあります。
≪照明≫だけ含める場合もあります。
また、一部の照明(玄関ホール・トイレ・洗面所…)を≪本体価格≫に
含めている場合もあります。
そして、これも≪照明・カーテン 一式 30万円・40万円・50万円…≫
弊社は、延床35坪タイプで≪照明・カーテン 一式○○円≫
照明・カーテンは、設置箇所数・性能・機能・サイズ・デザイン等々で
ピンキリです。
一概に≪一式○○円≫が高いのか、安いのかの判断はできません。
また、お施主様の支給もOKでしょう。
でも、設置費用は別です。
※注1)お施主様支給の際、設置費用の確認
注2)カーテンレールの費用の確認
お見積書で≪照明・カーテン 一式○○円≫
あなたはどうしましょう?
当然、詳細の明細が必要になります。
でも、それを見てもほとんどのお施主様には、判断できないでしょう。
それは、
カタログ・パンフレットの価格は、『メーカー標準小売価格』だから。
『メーカー標準小売価格』…極めて曖昧な価格です。
あなたは、『メーカー標準小売価格』で購入していますか?
通常は、『オープン価格』です。
弊社のお見積りは、≪一式80万円≫ですが、
出精値引き・設置費込で≪一式50万円≫です。
でも、価格の判断はとてもできません。
そこで、あなたはどうしてら良いのでしょう。
間取り・設計図面が出来上がったら、様々な調査・検討が必要になります。
照明とカーテンで部屋の雰囲気は、ガラッと変わりますし、
なんと言っても、家づくりで最も楽しみな時間です。
機能・性能もさることながら、デザインは? カラーコーディネートは?
時間も十分あります。
先ずは、ご家族で調査に行きましょう。
場所は、
・家電量販店
・ホームセンター
・ホームファニシング
・インテリアショップ…等々
お勧めは、コーディネートの勉強そしてレジャーを兼ねて
ご参照 IKEA(イケア)
ここに行くと、照明・カーテンのみならず、
家具・インテリア・収納…
そして、キッチン・キッズ・リビング・ベッドルーム…のコーディネートの勉強に
そこには、とんでもない(安い)価格で、プレゼンテーションしてあります。
タイミングは、住宅会社を決める前、間取りを決める前の方が
モアーベターでしょう。
では、また…