住宅価格の基礎知識…本体価格(その②)
9月3日(木)
今日から地元≪富士桜カントリー倶楽部≫で
≪フジサンケイクラッシック ゴルフトーナメント≫が開催。
今開催の石川遼選手は、果たして?
AM7:20には、第1組がスタートしているんですネ。
1日位、見にいこうと思っています。
さて、本題
昨日、所要があって近くのホームセンター『カインズホーム』に行ってきました。
リフォーム部門に展示されていた『システムキッチン』に驚き!
そこで、急きょ『本体価格(その②)』と題して。
オリジナル・システムキッチン『プリンセスライト』
価格は≪298,000円(税込・工事費別途)≫
標準装備
・IHクッキングヒーターorガラストップコンロ
・静音シンク
・人工大理石天板
・食器洗い乾燥機…
をご覧ください。
主婦の関心が高い『水廻り』
その中、何んといっても『キッチン』
・キッチンスタイルひとつでも、
≪オーップン型≫・≪セミオープン型≫・≪アイランド型≫・≪クローズド型≫…
・レイアウトは
≪I型≫・≪L型≫・≪U型≫・≪Ⅱ型≫…
・対面式のバリエーションは、…
・シンクは…、水栓は…、レンジフードは…、収納は…等々
・メーカーは
INAX、TOTO、タカラ、クリナップ、サンウエーブ、トステム、パナソニック…
もうこうなると主婦の夢はどんどん膨らんでいきます。
楽しい時間です。
で、価格は?
『本体価格』でのシステムキッチンは、この3タイプから選択。
でもこれは、展示場にあるシステムキッチンと違う。
そして、そっと出された多くのパンフレット。
その後、システムキッチンを『変更』した場合の見積書をみてビックリ!
こんな経験ありませんか?
システムキッチンに限ったことではありませんが、
フル装備の最新のシステムキッチンの価格は?
メーカー希望小売価格は、なんと
150万円・200万円は当たり前、なかには300万円~500万円がずらり。
メーカー希望小売価格200万円のシステムキッチンに変更して
追加が100万円、まーいいか。
なんと言っても、主婦の夢がかなうんだから。
住宅ローンの枠もOKだし。
…………
もうこうなると『価格』が見えてきません。
標準仕様のキッチン、変更後のキッチン、その価格の根拠は?
住宅設備に限らず、住宅会社がメーカーから仕入れる価格は、
メーカーにより、住宅会社により、商品により、…掛け率が違います。
あなたが価格の根拠を知りたくても、決して分りません。
住宅に限ったことではありませんし、全て適正で合法的な商取引です。
そこで、冒頭のカインズホームの≪298,000円≫の商品。
カインズホームでは、当然この価格で販売して
相応の利益を得ています。
この辺は、シッカリ頭に入れておきたいことです。
では、どうしたら良いのか?
少なくとも≪価格と仕様≫について
・水廻り(キッチン・トイレ・洗面化粧台・バス)については、
ホームセンターでチェック
・電気・照明については、家電量販店でチェック
・インテリア・カーテンについては、ホームファニシングでチェック
話題の『太陽光発電』だって家電量販店で取扱う時代です。
それから、もう一つ
毎年・毎シーズンにどんどん新商品が開発されていること
あなたが決めた最新システムキッチンは、
来年には、もう古いタイプです。
この辺は、価格と相談する以外には。
全て、あなたが決めること。
では、また…
住宅価格の基礎知識…本体価格(その①)
9月2日(水)
消費者庁の設置が話題。
結局のところ官僚主導で進められた『消費者庁』…ということか。
民主党政権になって変更になる前に、既成事実をつくってしまえ。
路線の変更があって困るのは、誰?
国民ではありません。官僚でしょう。
さて、今日は住宅の『本体価格』について
車でも家電でも、本体価格です。
住宅の『本体価格』も、ある意味で当然でしょう。
購入(建築)を検討する際に、非常に分りやすいから。
でも、肝に銘じておくことは、
決して≪全社統一の基準≫ではありません。
≪それぞれの住宅会社の基準≫ということ、です。
車や家電の『本体価格』と住宅の『本体価格』は違います。
家電の場合は、ほとんどが『本体価格=購入価格』でしょう。
車でもオプションはありますが、『変更』はほとんどないでしょう。
つまり車や家電の『本体価格』は、比較的に価格が明確。
では、住宅の『本体価格』は?
延床面積・間取り・建具・外壁・基礎・屋根・住宅設備…等々の標準を
『本体価格』としてお客さまに伝えています。
これで、お客様は
『なるほどなるほど、この仕様でこの価格なんだ』
『選択もできるんだ。キッチンは、この3タイプから選ぶのか』
『この仕様の本体価格でいこうか』…
そして、あとは『変更とオプション』でOK!
※≪オプション≫て何?
オプションは、何か追加するようなイメージをもっていませんか?
正確には、≪選択する権利≫のこと。
でもチョット待って!
『本体価格』の設定は、≪それぞれの住宅会社の基準≫であることを
忘れてはなりません。
・材料・仕様・設備のグレード…により大きく変動する。
・本体価格に含まれる工事内容は一律ではない。
つまり
住宅の『本体価格』は、不透明。
例えば
『キッチンは、この3タイプから選ぶ』
でも…キッチンは数限りなくあります。
主婦としてのこだわりもあります。
そこで出てくるのが、『変更とオプション』です。
・キッチンを変更したら○○円
・間取りを変更したら○○円
・外壁を変更したら○○円
・2階にトイレを追加したら○○円
・フローリングを変更したら○○円
・クロスを変更したら○○円…
当然ですネ。コストが掛かるから。
でも、その一つひとつの価格は?
この辺から、どんどん迷路に入り込んでしまいます。
もうこうなると各社の比較は、不可能でしょう。
お客様の個々人の考え方に依りますが、
『変更・オプション』は、つきものです。
『変更・オプション』なしで、
『本体価格で建てた』という話を聞いたことがありますか?
最近では各社共、
『本体価格』の標準仕様のグレードを極端に落とし、
『変更・オプション』で価格をつり上げるようなことは、しないでしょうが。
あなたの住宅の『本体価格』は、何か?
各社の『本体価格』ではありません。
≪あなたの考えで決める『変更・オプション』込の価格≫
です。
その住宅会社の、何種類かのタイプの住宅の比較にはなりますが、
『本体価格』で住宅会社を選択するは、ほとんど不可能でしょう。
次回は更に不明確な『その他工事(付帯工事)』について。
『本体価格』で家が建つとは、思っていませんよネ。
では、また…
住宅価格の基礎知識…坪単価
9月1日(火)
歴史的結末。
一先ず民主党政権の今後に期待しましょう。
早いもので、もう9月。
今日からは、住宅価格の基礎知識について
住宅の広告で『坪○○円』あるいは『本体価格○○円』の案内を良く見かけます。
今日は、その『坪単価』について
『坪単価』は、住宅価格のひとつの目安と言われています。
でも、多くは本体価格に対する延床面積なので、あくまで目安です。
なぜなら『本体価格』自体が、非常にあいまいだから。
とはいえ『坪単価』の基準を理解していないと、思わぬ誤算を招くことに。
基本の計算は
本体価格÷延床面積(坪)=坪単価
※その前に『坪』について
一般的に≪坪=3.3㎡≫で換算しますが、
住宅(土地・建物)を取得する方は、少なくとも≪坪=3.3㎡≫でなく、
≪坪=3.30578㎡≫であることを覚えておきましょう。
そこでよく使われるのが、≪0.3025≫です。
坪を㎡に換算する時、㎡を坪に換算する時に≪0.3025≫を使うと便利。
・60坪は何㎡の面積: 60坪÷0.3025=198.34㎡
・198.34㎡は何坪の面積: 198.34㎡×0.3025=60坪
登記簿や実測図はすべてこの方法で計算されています。
『床面積の基本は、柱・壁の中心線』、シッカリ押さえておきましょう。
注意しなくてはならないことは
『坪単価の算出方法は、決められたものではない』こと。
住宅会社によっては、施工床面積で換算する場合があります。
※これは違法でも何でもありません。その会社の基準です。
施工床面積で計算すると坪単価は当然安くなります。
施工床面積は、実際に施工する床面積です。
建築基準法で延床面積に含まれない部分も加わっています。
そして、どの部分を加えるかは住宅会社によって違います。
バルコニー(ベランダ)・小屋裏(ロフト)・ポーチの一部等は、
延床面積に含みません。
例えば、幅1.2mのベランダが6mついていた場合
面積は、1.2m×6m=7.2㎡
つまり、7.2㎡×0.3025=2.17坪
本体価格1,050万円÷延床面積35坪=30万円の坪単価が
本体価格1,050万円÷施工床面積37.17坪=28.2万円の坪単価に。
各社の見積を比較する際
①先ずは『本体価格』の設定について。
当然、本体価格の設定内容は、各社違う。
②坪単価でも延床面積なのか、施工床面積なのか。
そして、その施工床面積はどの部分まで含まれているのか。
『坪単価25万円』は安い、『坪単価40万円』は高い、とはいえません。
安い高いは、その会社のいくつかある商品だけの比較です。
他社との比較は、総工事費で引渡しの『坪単価』でしょう。
では、また…