先日、第2四半期決算説明についてこのブログで書きましたが、
説明会参加者に評判が良かったのが、
このブログでも何度か書いている「インベスターズガイド」でした。
一般的に”小型株”と呼ばれる会社の場合、
「ニッチマーケット(または新たなマーケット)で、
独自の製品・サービスを展開」ということが多いです。
ニッチマーケットなので、そもそも情報量が少ない(ない)のが一般的です。
新たなマーケットについても然りですね。独自の製品やサービスに関しても同様です。
当たり前のことですが、これらの情報はその会社が一番持っています。
また、アナリストにカバレッジされていたりすることも少ないので、
やはり先述したようなベーシックな情報は殆ど出回っていません。
よって、説明会に初めて参加する(または軽い興味で参加する)ような方々は、
その会社が”本当に良いのかどうか”を判断するためのベーシックな情報がない状態と言えます。
そこで「インベスターズガイド」です。
「インベスターズガイド」があれば、これらの問題はほぼ解消されます。
実際、ある会社の第2四半期決算説明会では、
初めて参加されたファンドマネージャーの方から
「初めて出席したが、「インベスターズガイド」があったので、
事業内容・市場動向・競合の状態などがとても解り易かった。
他社でこれほど詳しい資料を配布している会社は見たことがない。
IRとして非常に評価出来る。」
とのお声を頂きました。
ちなみにこの会社の「インベスターズガイド」は、
20ページ位でIR担当の方が作成し、説明会の時にアップデートしたものを配布しています。
社内で作成出来るので、費用も殆どかかりません。
投資家にとっても会社側にとっても非常にパフォーマンスの高いIRツールの一つではないでしょうか。
※ 今週も前半はずっと大阪でした。紅葉もきれいな(写っていませんが)大阪城です。