「行動」するための仕組みとしての”コーチング” | 吉川洋之の企業成長サポートブログ

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多くの会社の経営者や人事の担当者と話をしていて必ず出てくるのが、

管理職や社員に「もっと主体的に行動して欲しい」というフレーズです。

ほぼ100%とと言っても過言ではありません。


そのようなニーズに対し、

シエーナでは当然コーチングをご提案している訳ですが、

その際にコーチングが機能し「より主体的に行動する」ようになる要因の一つとして、

コーチングセッションの場が「自分と向き合う機会になるから」というようなお話をさせて頂いております。


コーチングセッションを通じ、話をする・考える、またコーチからの質問やフィードバックを得ることで、

「頭の中で理解していてもなるべく触れたくないこと」、もっと言えば「無視してしまいたいこと」なども

アウトプットすることになります。

アウトプットすることで、これらのことを再認識することになりますし、

再認識することで、またその事実と向き合うことになります。

もちろん「事実と向き合ってもどうするか?」決めるのは自分です。

行動しても良いですし、行動しなくても、また棚上げしてしまっても良いですし。

ただ、向き会うことで、少なくとも向き合う前よりは前進します。


ところで、言うまでもありませんが、嫌なことは嫌です。

そうなると、人は一生懸命やらない理由を見つけます。そうして自分を正当化します。

良くありますよね。「忙しくて出来なかった」とか「時間が取れない」とか。

どうしても日々流されがちになります。

そこで、定期的にコーチングセッションを行うことで

敢えて「自分と向き合う場を作る」

仕組みとして”このような場”を作ることで、先述したように一歩踏み出せるはずです。



というようなことを良くお話させて頂いているのですが、

実際、管理職や管理職を目指すような方々は基本真面目で優秀な方が多いので、

(当たり前ですよね)

このような”仕組み”を導入することで、

”パフォーマンスがぐぐっと向上した”ということがこれまでにも多々ありました。

特に管理職のパフォーマンスアップは、業績に直結しますので、

成長を志す会社にとって、今後コーチングは不可欠な仕組みになっていくのではないでしょうか。