3月決算企業の第2四半期決算説明会も先週でやっと終わりました。
(既に第3四半期も終盤ですが。。)
さて、私のサポートさせて頂いている会社は、
この第2四半期は各社とも期初予想に対し、
「売上は上振れ、営業利益は期初予想に届かず」という会社が多々ありました。
当然、各社理由は異なりますが、興味深かったのは投資家・アナリストの反応でした。
パーセプションスタディによるコメントの一部ですが、
◇ いつも説明会やミーティングで状況を聞いているので想定の範囲内
◇ 外部環境を考えれば、良く頑張った方なのでは
◇ 中長期的に戦略がしっかりしているので、心配していない
以上のようなコメントが多々ありました。
もちろん決算説明会できちんと説明しているからなのですが、
必ずしも参加者の求めることを全て説明出来ている訳ではありません。
やはり普段からしっかり”対話”が出来ているので、
会社の現状や方向性が理解されている結果ではないでしょうか。
実際、日々のIR活動がきちんとしていなければ、
第2四半期決算数字が上記と異なる(よりネガティブな)捉え方をされる可能性も否定できません。
私が今更言うのも変ですが、
あらためて”発行会社と市場参加者のコミュニケーションの重要性”を再認識させられました。