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講師の佐久知真由美です
私の会社員時代のStory記事を
アップしています
（※しばらくは私が個人ブログで
投稿していた記事の再アップになります。）
前回までの記事
スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
第三話 〜私の人生を大きく変えた「上司との出会い」と「言葉」〜
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新店の部長からお声がかかった時には
お客様へのサービス、接客スキルも
磨くようにしていました。
なぜなら店頭業務が基本の仕事で
接客スキルの評価が低いことは
あり得ないからです。
しかし、私は６年間休職し、
復職した時にはほぼほぼ
リーダーとしてのスキルを
あげることに集中していたため、
接客時間が少なくて、
その部分がかなり欠落していたんです。
ですが、そこを埋めるためには
どうすればいいか？
それは１回１回の接客で
最高の「おもてなし」をする。
でした。
するとその後、社内の報奨制度で
2年連続「サービス部門」で表彰され、
パーティーに招待されるという
なんとも光栄な賞をいただきました。
あらゆるスキルを身につけた私は
2008年 新店のオープンのため
準備室に配属。
新店のオープンはほとんどの人が
未経験。
大変だったけどそこに配属された
メンバー全員が力を合わせて、
一つのお店をオープンさせると言う
とっても楽しい経験を
させていただきました。
準備も終わりいよいよオープン！！
この時から私は戦争のような毎日を
送るようになります。
この時に大変だったことは何より
「教育」
です。
新店と言うこともあり、
まったくの未経験の方が
一気に集まります。
毎日毎日、
・朝礼で指導
・個別に指導
・接客中に隣について指導
・取引先のみで運営している派遣スタッフへの指導
人によって理解度がまったく違います。
・どう言えば伝わる？
・売場をどう改善したらできるようになる？
部下育成は部下がやらされている感を
持ってはまったく意味がありません。
なので、私はどんな人に対しても
役割と目標そして目的を明確にし、
その目標を達成させるために
必要なことをアドバイスしたり、
現状のチェックをしていました。
でも、この役割が他のメンバーに
どんな影響を与えて、どれだけ大事かを
理解してもらう必要があります。
要はその部下にとっての
【やる理由】
です。
私はここを大切にしていました。
また、教育とは別に
毎日、
売場スタッフからは文句や愚痴の嵐…
・〇〇がわかりません
・〇〇さんが仕事出来ません。
・〇〇はどうするんですか？
・〇〇っておかしくないですか？
さらに、お客様からのクレームや
売上が思うように伸びず、
売場の手直し。
半年間は本当に大変で私の責任を
果たすためには休みも出勤。
家でも仕事の毎日でした。
もちろん会社はこんなことを
禁止していますし、
上司も許可していませんでした。
でも私は自分の時間を削ってでも
自分の部下や一緒に働いている人達に
「働きやすい環境」
「売上を達成できる、
楽しい職場」
を提供したい！
そんな思いで仕事をしていたので
ただただ夢中でした。
この時に学んだことは
リーダー（上に立つ者）とは
メンバーそれぞれの個性を活かし、
一つの大きな「チーム」にすること。
そのためには
個人を知り、個人の能力を
最大限に引き延ばすこと。
リーダー（上に立つ者）とは
メンバーが
働きやすい環境作りをすること。
リーダー（上に立つ者）とは
メンバーが出来ないことは
すべて自分の指導力不足と考えること
リーダー（上に立つ者）とは
メンバーに委ね、一切の責任を
自分が持つこと
リーダーとは
誰よりも熱意があること
リーダーとは
信念、自分軸をしっかり持つこと
リーダーとは
常に現状を正しく評価し、
満足せず、更なる最善策を見出すこと
こんな風に並べると綺麗ごとに
聞こえるかも知れませんが、
私に取ってメンバーは私の一部と言う
感覚があったんです。
これって表現しにくいのですが…
例えば、綺麗になりたい！って思った時に
・私の髪がパサパサなのはお母さんのせい！
・私のメイクが下手なのは妹のせい！
・私のお肌が汚いのはお父さんのせい！
ってしないように、
部下（メンバー）のせいにしないって
感じです。
・あの人が出来ないから悪い。
・あの子が何回言っても聞かないから。
・あの人がもっと売ってくれたらいいのに。
と部下のせいにして苛立つのではなく、
常に自分がどうしたら
もっとよくなるか。
こんな感覚で仕事をしていました。
リーダー（上に立つ者）とは
地位や名誉があるかも知れませんが
部下よりも偉い訳ではなく、
部下の問題を自分事として捉えて
すべての責任を負う
【覚悟】
がないといけないし、
そうでないと誰もついてこないと
言うことを私は学ばせていただいたと
思っています。
『すべては自分次第であり、
自分のやってきた結果。
良い結果も悪い結果も。』
部下が、メンバーが一人でもいるので
あればそう考えること。
これが私の思う
リーダーの姿。
次回、最終話です。
ここまで読んでくださった方には
本当に感謝いたします♡
それでは最終話でお会いしましょう^ ^
最終話 〜どん底から這い上がり、大切なものを手に入れてわかったこと〜
前回までの記事
スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
第三話 〜私の人生を大きく変えた「上司との出会い」と「言葉」〜
最後までお読みいただき
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