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講師の佐久知真由美です
私の会社員時代のStory記事を
アップしています
（※しばらくは私が個人で
投稿していた記事の再アップになります。）
前回の記事はこちら
↓ ↓ ↓
スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
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私がどん底へと落とされることになる
始まりは1999年11月
下の子を出産して直後のことでした。
当時、1人目を出産すると同時に
一戸建ての家を買い、
犬を一匹買い、3年後には2人目を
妊娠、誰が見ても理想の家族。
周りにも本当に幸せそうで、
羨ましい家族と
言われるほどでした。
そんな幸せの絶頂にいた私が、
どん底に突き落とされる出来事が
起きたのは2人目を
出産してすぐでした。
私は、食事もろくにできないぐらいの
精神状態に…
毎日病院へ
点滴を受けに連れて行かれる日々が続き、
自殺をも考えました。
自分が世の中で一番信じていたものを
失うあの感覚、絶望感はこれから先
もう味わうことはないと思います。
そして、一度は収まり、
元の暮らしが続きましたが、
それからしばらく経って、
家族はバラバラに・・・
その後も何度も修復させたくて
努力しましたが、思いは届かず、
というより、話し合いすらしてもらえず、
2007年、突然市役所から
送られてきた「離婚届受理証明書」
そうです！
私は勝手に離婚届を出され、
気づけば子供を取られている状況に…
その時に私は他のことはどうでもいい、
とにかく子供を取り返したかったので、
弁護士さんをつけて、
調停を申し立てましたが、
私の環境。
子育てを援助してくれる家族が
いないことや経済力などを考え、
子供達は相手方に渡りました。
この時に感じたのは
自分がどれだけ正しくても、
法律は味方をしてくれる
わけではないこと。
経済的に自立していないと
大切なものは守れないこと。
精神的にも自立していないと
いけないこと。
（依存していてはいけない）
協力してくれる家族がいることが
とても大切なこと。
そして、
何より、どんな内容であれ、
自分が選択してきた結果だっただけで、
誰のことも責めることが
出来ないということ。
最初は調停委員に腹を立て。
こんなことが許される
理不尽な世の中に腹を立て。
やりきれない思いでいっぱいでした。
私は自分が
これからどうしたらいいのか
めちゃくちゃ考えました。
こんなことを相談できる友達も
いなくて…
そんな時に、たまたま出会った
ほとんど知らない人には少し話せて、
その人から言われた言葉が、
「因果応報、
悪いことをした奴には、
必ず罰が当たる。
だから、
真由美ちゃんは自分らしく
楽しく生きていったら、
必ず自分の思いが、
いつか子供たちにも
伝わるよ」
この言葉には、本当に救われました。
それまで必死に1人で頑張ってきた私は
その人の前で思いっきり泣きました。
もうその方にお会いすることは
出来ませんが、
この言葉を言ってもらって、
前を向いて歩ける気がしましたし、
すごく感謝しています。
そして、
もう調停を取り下げよう！と決め、
子供を手放すことになって
決意したことは
一緒には住んでないけど、
どこかで出会った時に
子供たちが、私のことを友達などに
『お母さん』と紹介して
恥ずかしくない人になる。
子供を手放しているのだから、
普通の独身女性レベルではだめ。
尊敬される母親になる。
キラキラした人でいる。
子供たちがＳＯＳを出した時に
助けることが出来る
経済力と精神力をつける。
そのために
『強くなる』『自立する』
女性らしくいるために
『自分磨き』をする。
でした。
なので、
私は自分が成長すると思うことは
どんどん取り組みました。
経済力をつけるために仕事。
視野を広げるためにプライベート
いろんな扉を開けて、
いろんな経験をして、
いろんな人に会い、経験値を上げる。
そして、人のせいにしない。
世の中が悪い
国が悪い
政治家が悪い
会社が悪い
上司が悪い
親が悪い
兄弟が悪い
友達が悪い
自分が悪い
とかではなく。
私がどうしたらいいか。
私がどうなりたいか。
ただこれだけ。
思いっきり、どん底にいた私が、
それからは自分の人生を
楽しむようにしました。
だって、地獄を見たから
もう上がるしかないでしょ。
一緒に暮らしたいのに…って
いつまでも考えていても
仕方ないですから。
相手を恨んでも、
憎んでも仕方ない。
もう過去のこと！
今はただ、
またいつか子供たちと
一緒に住める日を夢見て、
一人で頑張ろう！
第二話に続く…
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スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
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