開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -33ページ目

東京都知事選の予想

もう既に結果が出てしまっている東京都知事選挙ですが、各教室の生徒さんに、それぞれの占術でどの候補が当選しそうかやってもらっていました。

ほとんどの生徒さんは周易を立てており、ほぼ全員の予想では小池百合子さんであろうということでした。

が、お一人だけ、まだ入門されて間もない方がいらっしゃいます。

彼女(女性です)にはタロットの初歩だけしかお伝えしてなかったので、「じゃあ○○さんはタロットで、それぞれの候補を見て見てみましょう。」

ということで、分かり易い占的をお伝えしてやってもらいました。

周易で各候補者を占ってみるのと、タロットカードでは出てきた答えのニュアンスが若干違っていて、それがとても面白かったので、記事にしました。

全部のカードを覚えているわけではないのですが、特に印象的だったのが、増田候補のカードでした。

増田候補の最終結果に出たカードは、『女帝』の正位置。

彼女からは、「最終カードに良い意味のカードが正位置で出ているから、増田さんが当選するのでしょうか?」と問われたました。

そこで私は「おそらく違います。増田さんは男性じゃないですか。でも、この最終カードは女帝。ということは、カードは増田さんに対して『あなたじゃない。女性だよ』と告げているんじゃないですかね。」と答えました。

もちろん、他の生徒さんの周易を見ているので、小池さんが有利だなと思ってこういう判断をしたということもあるでしょうが、皇帝ではなく女帝というのが面白かったのです。

実占の鑑定では、あまりタロットは使いませんが、タロットならではの妙味を久々に経験しました。

イギリスのEU離脱問題

明日の国民投票が迫っていますが、今日、午前中のクラスで、ある生徒さんから

「イギリスのEU離脱問題はどうなるのか、易を立ててみたのですが・・・」

と言われて、教室で皆さんと考えてみました。

この方の占的は、

1イギリスがEUから離脱する
2離脱しない
3方針


でした。これはこれで悪くない占的ではありますが、最初から離脱するかどうかを見る前に、もっと大きな視点からイギリスという国の動きを見てみましょう、ということで、この場で改めて易を立ててもらいました。

その占的は・・・

4イギリスのEU離脱に関する当面の運勢
5離脱運
6不慮
7方針

です。

まず大きな占的でおおまかな運勢というか、運気というかを判断しておいて、その後で1~3の占的に移った方が分かり易いのではないかと思います。


この場で立ててもらった易は・・・
4地澤臨 六四
5地雷復 上六
6風澤中孚上九
7地天泰 六四

と、先にこの生徒さんが立ててあった易は・・・
1地風升 初六
2山水蒙 初六
3雷澤帰妹初九

でした。

1~3が全て初爻というのも妙なるものを感じますが、4~7の得卦を見てみると、周易をご存知の方であれば皆さん、ほとんど同じ結論に達するのではないかと思います。

地澤臨は、江戸末期に勝海舟達がアメリカに向かって航海した船の名前をとったことでも有名ですが、簡単に言えば「元気を出して進もうぜ~!」みたいな感じ。

でも、力のあるのは初爻。そして初爻よりはかなり力は劣るけれど二爻。

今回の得卦、六四は「至りて臨む」という爻辞があり、この四爻は自分では動きません。

そして5地雷復上、6風沢中孚上を見ても、「離脱すべし!」という声は上がっても、結局はなし崩しにグズグズとなってしまい、結局は離脱しないのではないでしょうか。

それを考えてみると、1~3は全て初爻。初爻は始まりで先が見えていません。つまり、イギリスのトップの方達も、先の見通しがついておらずに、どうしてよいのか決めかねているのではないか、と考え、そのように生徒さん達には伝えました。

しかし、実際にどうなるか。

国民投票の結果を待ちたいと思います。

もし外したら、まだまだ私もヘボだってことですね。

ある占例 保険加入について

タイトル通り、保険に加入するかどうかを占った例です。

依頼主は四十代の女性。お務めされている、独身の方です。
同じ易が出たとしても、依頼主の置かれている状況、環境によっては判断を変えなければならない場合もあるため、「筮前の審事」は大事です。

会社に営業に来た保険会社のおばちゃんから奨められた終身保険に加入するかどうかを見てほしいとの依頼です。


加入する  澤風大過 初六

加入しない 地雷復  初六

方針    山風蠱  上九


周易を知ってらっしゃる方なら簡単かもしれませんね。

この場合、加入して悪いことは無いけれど、方針の山風蠱上九を考えれば、加入する必要は無いだろうと考えられます。

山風蠱上九は、いわば楽隠居のようなもの。隠居するまで病気することは無いだろう、と易は言うのでしょう。


澤風大過は「本末弱し」という言葉があるように、初爻と上爻が陰爻で力が弱いのに、中に陽爻がぎゅっと詰まっているため、「棟木たわむ」、つまり家の屋根を支えている棟木がしなってしまうほど大変だ、という意味ですが、初爻は丁寧に慎重に対処すれば悪いことは無いだろうという意味。

となれば、保険に加入しても長い間であれば悪いことは無いであろうと考えられます。

しかし、地雷復は「一陽来復」、それまで何も無いように見えた大地に、ほんの少し草木の芽が見えた象。この一陽は次第に力を増してどんどんと増えていくます。
つまり、この先に明るい未来が見えます。

そして山風蠱上九となれば、わざわざこの保険に加入する必要は無いだろう、という結論になりました。

ここでは周易を取り上げていますが、実際のご相談においては、生年月日のデータから四柱推命なり算命学なりの命式も作った上で易を立てています。

四柱推命や算命学などの命占と、周易や断易、タロットなどの卜占は互いに補完しあえるので、少なくともこの二つは出来ることが実際の鑑定では望ましいですね。