レイバンとメンズビギ | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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久し振りにサングラスを買った。

ここ数年の私は、
老眼はどんどん進行するし、
常に目が渇きやすくショボショボするし、
急速に目の衰えを感じる。

小さな字も見えないので
以前からハズキルーペが気になっていたが、
渡辺謙と菊川怜のCMを観るたびに
なぜだか興味が失せる自分がいる。
(舘ひろしの時もそうだったが…)

なんだろう?
あのCMを観ていて感じる
気恥ずかしさと居心地の悪さは…


さてそんな中、
先日の熱中症の一件もあり、
暑さや紫外線から目を守るという点で
急にサングラスが欲しくなったのである。

これだけ暑いと、
ハズキルーペどころではない。
焦点を合わせたら目から火が出そう…って、
それは 虫メガネか!


ところで…
私が選んだサングラスは、
レイバン“アビエーター”の進化版だ。


アビエーターといえば、
言わずと知れたサングラスの代名詞
「レイバン」を代表する定番モデルである。

そのルックスからティアドロップとも呼ばれる1937年に誕生したアビエーターは、
人間の目の動きと同じ範囲をカバーし、
最大の視野を確保する。

アメリカ空軍パイロットに採用され、
日本占領のため厚木基地に降り立った
ダグラス・マッカーサーを始め、
映画「トップガン」では
トム・クルーズが着用し
人気を決定づけたのである。


ところで…
「レイバン」と「メンズビギ」には、
浅からぬ関係があるのをご存知だろうか?

私の言うことだから、
どうせきっとまたウソだろう…
と思ったそこの貴方!
フフフ…
今回は証拠の動画があるのだ。

ちなみに“これ知ってる!”という方は、
歳がバレるから気をつけたほうがいい…


「兄貴!兄貴!」
「待たせたな!」
レイバンのサングラス!
「サンローランのジャケット!」
ビギのパンツ!
「福助の足袋!」
「丸井よ!」

というギャグやフレーズが
矢継ぎ早に繰り出されるこのコントは、
赤信号を一躍有名にした暴走族ネタである。

当時の社会現象や風俗を見事に切り取り、
行き過ぎた偏差値教育や
都市部で急速に台頭するスノッブな人種への
痛烈な風刺や皮肉を込めながら、
敷居を下げた笑いに変換していく…

それまでのお笑いには無かった
画期的なアプローチという点では、
日本の芸能史上、
或いはサブカルチャー史上に残る
傑作コントである…って、
お前は評論家か❗

すでにお気づきかと思うが、
あまりにも有名なこのコントにおいて、
重要な役割を果たした
時代の象徴的な小道具こそ、
“レイバンのサングラス”と
“ビギのパンツ”であったのだ。
(この際、サンローランと福助は無視…)

今やこの事実を知る者は、
メンズビギ関係者の中でさえ一握りだろう。


1980年…
当時高校生の私に衝撃を与えたこのコントは、その後の人生を決定づけたと言っても
決して過言ではない。

事実、その後進学で上京した私は、
早速丸井の赤いカードを手に入れ、
レイバンとビギを買った。
そして気づくと今では、
丸井のカードでビギを売ってる側なのだ。
なんと!恐ろしい…

時は過ぎ、
今年は平成最後の夏…
私は再びレイバンのサングラスと
ビギのパンツを身につけることになった。
サンローランのジャケットは持っていないが、どうせ暑いから着ないだろう。
福助の足袋も然り。

男はブレてはいけないのだ!


さて…
私がレイバンを掛けると、
今も昔もトム・クルーズにはほど遠いが、
歳を取った分、
「西武警察」の大門(渡哲也)には
似てきたかもしれない…


こればっかりは、
日本人だからしょうがないのである。

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今日の一曲は…困った。
レイバンを掛けてるアーティスト
いちいち挙げたらきりがない。
でも、最初のアイコンといえば
ヤッパリこの人、ボブ・ディラン。
彼が愛用するレイバンは
黒縁の“ウェイファーラー”モデルだ。

                      「Bob Dylan」
              “Like A Rolling Stone”

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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより

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