今日は束の間の過ごしやすさだが、
連日ニュースで
何度も耳にするこのフレーズは、
私の中ではすでに下火になった
“大迫、半端ないって!”
を遥かに超える流行語になりつつある。
これを流行語だなんて、
“けしからん!不謹慎だ!”
と受け取る方もいらっしゃるだろうが、
ホントのことだからしょうがない。
そもそも流行語というものは、
世相の反映という側面がある。
しかもこの暑さは、
一部の人が体感したものではなく、
全国の多くの人々が実感しているはずだ。
おそらく、
誰もが記憶に残る夏になるに違いない。
私の予想では今年の流行語大賞…
とまではいかなくても、
かなり上位に食い込むような気がする。
それにしても、
“命に関わる危険な暑さ”
とか、
“不要不急の外出は避けて下さい”
と聞くたびに、
何か違和感を覚えるのは私だけだろうか?
じゃあ一体、
我々はどう対処すればよいのだろう?
仕事や学校を休むわけにはいかない。
命に関わるぐらいだから、
本来は堂々と休んでもいいはずだ。
体力に自信のない方なら尚更である。
しかし…
実際にそんなことをする人が続出すれば、
日本経済は立ち行かなくなるだろう。
そこまで今の社会は寛容ではない。
「課長、今日は大事な商談があるのですが、
命に関わる危険な暑さの為、
今日は休ませて頂きます。エヘヘ…」
というのが通用するとはとても思えない。
我々に出来ることと言えば、
水分をこまめに取ったり、
日中の運動を極力避けながら、
甲斐甲斐しく熱中症を凌ぐ他ないのである。
結局は自己責任に委ねられているのだ。
だから“命に関わる危険な暑さ”
と声高に警告する言葉の裏には、
「一応、ちゃんと警告はしたからな!
後は勝手に熱中症になっても知らんぞ!
お前ら一人一人の責任だからな!」
と、最終的責任を個人に押し付ける姿勢が
ありありと垣間見えるのである。
(私は変なのだろうか?…)
同じ自己責任という点では、
正月に餅を喉に詰まらせたり、
スズメ蜂に刺された人の方が、
絶対数が少ない上、
声高に警告されてない分、
世間的に同情をされやすい気もする。
先日経験した私だから言えるが、
熱中症を甘くみてはいけない。
実に恐ろしいのだ。
何が一番恐ろしいかって、
普段テキトーに喋っている軽口や冗談が
言えなくなるのだ。(そこかよ!)
そこで私は考えた…
“自分の身は自分で守らなければいけない”
と…。
政府や企業は守ってくれないのだ。
そして、それを少しでも多くの人々に
啓蒙していくには、
“命に関わる危険な暑さ”という言葉を、
日常会話の中で頻繁に使用しながら、
スタンダードな言葉として定着させていく…
これしかないのではないだろうか。
これはもう、
一過性の流行語をかる~く凌駕する。
例えば家庭では…
「命に関わる危険な暑さだけど、
遅刻するから早く起きなさい!」
「命に関わる危険な暑さだけど、
ゴハンにする?それともお風呂にする?」
恋人同士では…
「命に関わる危険な暑さだけど、
今度の休みはどこに行く?」
病院では…
「命に関わる危険な暑さですが、
今日はどうされました?」
警察では…
「命に関わる危険な暑さだが、
今からお前を現行犯逮捕する!」
結婚式では…
「命に関わる危険な暑さの中、
本日はお日柄もよく…」
そして、
我がメンズビギ・マルイシティ横浜店では…
「命に関わる危険な暑さの中、
ご来店ありがとうございます!」
ということになる…。
他にも例を挙げたらきりがないので、
この辺で止めておこう。
こうした日常的に繰り返される
意識づけによって、
私の試算では(どんな試算?)、
現在の熱中症患者の4割を未然に防ぎ、
およそ3兆円の経済効果を生み出すのだ。
さらに、
“命に関わる危険な暑さ”
を使った日常会話の例文を考えてるだけで、
世の中を明るく楽しくするという
思ってもみない副産物まで期待できる。
私の経験から言えば、
熱中症になってからでは
楽しいことなど考えるのはムリであって、
日頃から考えることが最大の防衛策だ。
どうです?
皆さんも素敵な例文を考えてみませんか?
私なんかこれのおかげで、
もう二度と熱中症になる気がしないのである。
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熱中症の曲といえば…
「Asia」
“Heat Of The Monent”
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗

