男の定番品《ラコステのポロシャツ》PART3 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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話を膨らませれば
かる~く【PART5】ぐらいまでいけそうだが、やっぱり今回で止めておこう。
読者のためにも…
自分の痛い首のためにも…
誰も得しないから。



今回ラコステを取り上げるにあたり、
何年も着ていなかったポロシャツを
押し入れから引っ張り出してみた。

すると、3枚のラコステを発見❗


これらは確か10年ぐらい前に
セレクトショップで購入した
日本企画・生産(ファブリカ)のモノである。
【PART2】で話したように、
この頃、フランス製ラコステは
日本市場にはなかったのである。

そして、記憶を辿りながら
さらに押し入れの中をゴソゴソしてみると、
なんと!
奇跡の1枚を発見❗


それは、30年以上前に購入した
“フレラコ”の中の1枚である。
おそらく、幾度の断捨離をも潜り抜けた
歴戦の強者である。(忘れてただけだが…)

状態はすこぶる良好。
多少の黄ばみはあるが、
もちろん今でも着れるところが
“フレラコ”のスゴさである。

相当洗い込んだはずなのに
不思議と貧乏臭さはなく、
むしろ襟のヨレ具合なんかは
新品よりも味があっていいぐらいだ。
まさに、高校生の時読んだ雑誌に
書かれていた通りである。

せっかくだから、日本製と比べてみた。

すると、タグに付いている
“MADE IN FRANCE“を除けば、
ディテールに関して両者の違いは
ほとんどないことが分かった。
フランス製が休止されている中、
日本製が進化し
忠実にオリジナルを再現した証しである。

*立体感を演出するリブ衿

*ワンポイントマークのワニ

*2ホールの天然貝ボタン

*フレンチスリーブ(提灯袖)

*裾のスリット

ただし、生地の肌触りが若干違う。
フランス製には適度なハリがあり
ザックリした感触があるのに対し、
日本製のそれはシナヤカで
やや光沢感がある。

これは、素材の原料や織機の
違いからくるものかもしれないが、
日本製の品質の高さを裏付けるものでもある。

良いモノは良い…
若い頃と違って丸くなった私は、
もうそれほど原産国にこだわらない。


さて、今から数年前のことである…
長らく休止に追い込まれていた
フランス製ラコステ「L1212」が、
約20年ぶりに復活という
ビッグニュースが飛び込んできた。
これには、日本の代理店の
強力な後押しがあった模様である。

ということで、
現在はフランス製と日本製の
どちらも手に入る幸せな時代なのだ。

でもな…
次に買うならやっぱりフランス製かな。
“三つ子の魂百まで”だし。

その前に、今持ってるポロシャツを
今年は久し振りに復活させようと思う。

それにしても、
“真の定番品”というものは
着てない期間がどれだけ長くても、
不思議とまた着たくなるものである。

それは“あなたのとりこ”だから

この感覚って、
大好きなアーティストのレコードに
似ているかもしれない…

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      懐かしのフレンチポップス 第3弾
                「シルヴィ・バルタン」
            “あなたのとりこ”
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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより

コチラも見てネ❗
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