建設業ISOお助けブログ -36ページ目

監視機器及び測定機器の管理最終

ボス橋
トルコの第2ボスポラス橋です。支間1090m、橋長1510mの吊り橋です。日本のODA等の援助により建設されました。アジアとヨーロッパとの架け橋です。ボスポラス海峡には第1ボスポラス橋もあります。第1ボスポラス橋はハンガーロープがスキューで桁につながり、第2ボスポラス橋は真っ直垂れ下がっています。

「測角」「水準」部分についての検証方法として、固定点を決めて行う方法があります。

例えば「測角」は、ピタゴラスの定理で決められたポイントを測ることで実施できます。

また、「水準」は、透明ホースに水を入れて両端を持ち上げたときの高さは同じになりマーキングすることで検証できますし、ターン測定することでも検証できます。

建設技術者として、これらは日常行うことかもしれません。要はISOを導入してコストがかかったではもったいないことになります。

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監視機器及び測定機器の管理その5

水門1

水門2
岐阜の金華山トンネルのエントランス上から長良川の土堤防と大宮陸閘です。水害対策用です。

【工事測量】が、精度を要求される機会が多くなります。もちろん【品質管理】【出来形管理】でも精度は必要なのは当然です。
次に、製品の適合性の実証のために必要な機器として【トータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺】が抽出されました。

これらの機器のうち国家標準がありますのは、トータルステーション・光波測距儀の「距離」測定部分が該当いたします。ですから校正記録が必要になります。

「距離」以外の「測角」「水準」部分については、国家標準はありません。これは「距離」は光等を飛ばして測定するため測定機器の精度を要求されますが、「測角」「水準」については物理的な要因から観測値を導くため国家標準がないのでしょうか。感覚的はそう思っています。

一般的には「測角」「水準」部分も業者の校正記録を添付されている場合が多いですが、ここは検証で対応するのもひとつの方法です。(つづく)

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監視機器及び測定機器の管理その4

湊川
湊川神社の表門です。楠木正成が祀られています。正義と忠誠の大楠公です。JR神戸駅の近くで終電になるとこの前を通ります。夜のライトアップはきれいです。

測定項目として【工事測量】【品質管理】【出来形管理】の3つが抽出されました。
また、必要な機器として【トータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺】が抽出されました。

まず、測定項目について考えてみたいと思います。監視機器及び測定機器の管理でよく見かけますのは、【出来形管理】で機器が必要と書かれている場合が多いです。たまに【品質管理】まで言及されている場合もあります。

【出来形管理】は構造物を基準値と比較して測定するもので大幅な誤差が許されるものです。一例をあげればコンクリートのボックスカルバートの内空幅は-30mm、基準高さは±30mmなどです。(施主により異なる)

これでは、cm単位で良いということで精度という考えは無いに等しいです。このために校正や検証を行う必要があるのか、ということです。

土木工事の【出来形管理】で、mm単位の精度を要求されるのは、しいて挙げれば橋梁の長大スパンの測定くらいだと思います。

では何故このような状況でも、校正や検証に目が行くのかを考えますと、結局は【工事測量】において精度が要求されるため校正や検証を行う必要があると思います。(つづく)

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監視機器及び測定機器の管理その3

新橋


明治5年に開業した旧新橋駅の復元されたものらしいです。場所はこの位置だそうです。きれいすぎますが。。。

製品の適合性を実証するための必要な機器としては、トータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺などが考えられます。その他に温度計、張力計、箱尺、RI計、膜厚計、貫入試験器、トルクレンチ、スランプ測定機器、アンカー等の引張に関する機器、注入等の圧力管理に関する機器、騒音振動関係の機器など挙げればいくらでも出てきます。

では、数多くある機器のどれを対象とするのかですが、もちろんすべての機器について正常に動作するように管理を行うのは当然ですが、製品の適合性を実証するために必要な機器としては、顧客に対しては一般的には施主のフィニッシュである合否判定基準の【出来形管理】やその元になるスタートでの【工事測量】が重要になります。【工事測量】【出来形管理】ではトータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺が最も利用が多くこれらを対象機器にされたらよいと思います。

【品質管理】では多くの監視・測定機器が考えられます。【品質管理】でもトータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺くらいにして、その他の機器は工程内での施工がスムースに行われていることで確認ができるため対象機器からはずされたほうが実情にあっていると思います。

ですから、【工事測量】【品質管理】【出来形管理】という3つの「製品の適合性を実証するための監視及び測定項目」と、【トータルステーション、光波測距儀、セオドライト、トランシット、レベル、鋼巻尺】が「製品の適合性を実証するために必要な機器」として抽出するのが妥当と考えられます。

もちろん機器はすべてを対象にしても良いのですが、企業として余分なコストのかかることまでは不要と思います。

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監視機器及び測定機器の管理その2

公会堂

中之島中央公会堂です。事あるごとに伺います。今回はある資格の継続教育としてのセミナーでした。

建設業の監視及び測定項目として代表的なものを説明します。


最初に、【工事測量】があります。これは、最も重要なものです。設計図どおりに道路中心線や所定の位置に構造物を作るための測量です。測量は日々行われるもので重機などで測点が毎日動いたりしますので大変な作業になります。工事測量はズバリ目的のポイントを出すため誤差という考えはなくなります。


つぎに、【品質管理】です。これは施工途中における材料の寸法検査や、基礎コンクリートの高さの検査など重要な工程内検査があります。さらに地盤の沈下や地すべりの動態観測などの監視も行われます。基準値や誤差をもとにチェックします。


最後に、【出来形管理】があります。これは最終製品の長さ、高さ、厚さ、幅などを測定して基準値との誤差を測るものです。

以上の、【工事測量】【品質管理】【出来形管理】という3つが「製品の適合性を実証するための監視及び測定項目」になると考えられます。それでは次に3つの項目について「製品の適合性を実証するための必要な機器」はどういうものがあるのでしょうか。また検討してみます。

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