先週末にフランスアルザス地方のウィンジャン=シュル=モデール(Wingen-sur-Moder)と云う町にあるラリック美術館へ行ってきました。
創始者のルネ・ラリック
美術館は、ルネ・ラリックがジュエリーデザイナーとして大成功した前期の作品から、ガラス工芸作家になった後期の作品、そして現在に至るまでのラリック工房の沢山のガラス作品が展示されていました。
この町はフランス人の別荘地でもあるそうで、のどかな田舎町ですが、別荘であろうキレイな建物を多く見かけました。
(と云っても、私は田舎のクネクネ道に弱く車酔いした為にあまり町の様子は見られなかったのが本当のところなのですが。。。)
また、アルザス地方はガラス工房が多くある地方の様です。
では美術館の中へ。
エントランスにはラリックの豪華なシャンデリアがあります。
美しいジュエリー作品
1900年のパリ万博で話題をさらったラリックのブース
ん〜〜クール!!
ラリックの磨りガラスが作られる工程
こちらは、「現代美術とのラリックの関わり」がテーマです。
現代作家のラリック作品の中で私が一番好きだったのは、あの国立競技場のデザインで有名な故ザハ・ハディドの作品。無茶苦茶カッコいい!
ザハさん、あなたやっぱり天才だわ!
特設展も見応えがありなかなか面白かったです。
ラリックのガラスはよく知られていますが、どの様な作品があるのかあまり知らなかった私。
今回、沢山のラリックの美しい作品を見ることが出来て、ルネ・ラリックがいかに才能溢れる人物かを感じ取る事が出来て、とても充実したひと時でした。