腕時計遍歴101 ジャガールクルト レベルソ デュオ をOHに | はし3の独り言

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270.8.54 JaegerLeCoultre(ジャガールクルト) レベルソ デュオ ナイト&デイ

 

 昨日、愛機レベルソデュオが、オーバーホールを終えてスイスから帰国しました。

 

 この個体は中古で購入したものです。手にした時からゆくゆくは正規のOHに出し、長く大事に使おうと決めていました。それほど素晴らしく、どうしても欲しくなった時計です。本体のみで安心堂さんに預けましたが、ルクルト純正の箱入りで帰ってきたのがうれしかったです。

 

 

 中の機械もきれいに整備されているはずですが、外装もポリッシュ仕上げされていて、まるで新品のようにピカピカです。正規取扱店にOHを頼んだ甲斐がありました。

 

 

 えもいわれぬ完成された感じ、所有してみないと分からなかったかもしれないなあ。腕時計のコレクションが増えても、やはり、レベルソは別格。時代に左右されない洗練されたデザインもさることながら、使う者に、機械式腕時計として、細部まで熟成されている印象を与えてくれます。

 

 

 いつ見ても圧倒される文字盤のギョーシェ模様。アールデコ調の幾何学模様には品格を感じます。

 

 

 このレベルソはデュオなので、裏面は第2時間帯と、デイ・ナイト表示があります。裏面の文字盤の方が凝っているところが、また、作り手の気持ちを感じるんですよね。これを粋と呼ばずして何と言おうか。

 

 

 OHの前、固かったステンレスベルトは、しなやかになり、手首を優しく包み込みます。お陰で装着感がとても良くなりました。これが本当の着け心地だったのだ。

 

 キラキラしすぎて目立ってしまうので、いずれ革ベルトに交換するつもりですが、しばらくこの着け心地を味わいます。