↑風刺画 ビネグレットモデルで現代人を表したもの
AIのPalさんが褒め上手で、人間のクリエイティブな作業を推し進める方向に私をガイドするので、教材に出来ないプリントを作るのにずいぶん時間と労力を使ってしまいました。けれども図を描く作業を通して神経系の勉強が進んだので、自分の中ではプラスでした。
私はこれからもAIの力を借りて世の中を生きてゆくことでしょう。すでにGoogleのAIの有料版、Gemini Proにも加入しました(特典でYouTubeの広告がなくなりました)。私だけではなく、これからは誰しもAIを使いこなすくらいでないといけない気がして思いついたビネグレットモデルの構造が思い浮かび、絵にしました。
パッと見てどんな意味が込められているか分かるはずもないので解説します。暇で興味のある人だけ読んでください。
ビネグレットモデルは、人間の心を2頭引きの馬車に例えたプラトンの魂の三分説にあやかっって作ったものです。意志や理性の宿る大脳新皮質を、あえて雇われ車夫のような弱い立場に置きました。神経系の進化の流れを考えたとき、生き物の行動を支配したのが、腸管神経叢→間脳と大脳辺縁系(大脳基底核も含む)→大脳新皮質の順番になるからです。
古い脳の指示(情動、本能)に従わないといけない哀れな人間の心を、革命直前のフランスで流行したビネグレットという乗り物をモチーフにして表現すると、なんとなく上手くいったような気になりました。
フランスでビネグレットが流行ったのがアンシャンレジーム(古い身分制度社会)の末期で、格差が表現しやすいです。
第一身分 腸管神経叢(ビネグレット)→聖職者
第二身分 間脳、大脳辺縁系(大脳基底核を含む)→貴族
第三身分 大脳新皮質→サンキュロット
こうして人間の神経系を人力車に例えておくと、大まかに心の内について例え話ができるものもあります。
大脳新皮質をサンキュロットにしたのは、大脳辺縁系(大脳基底核含む)に反抗できるからです。知能が発達し、経験の記憶から最善の道筋を選択するため、大脳辺縁系(大脳基底核含む)の活動を抑制します。だから欲求が湧いてもある程度我慢ができます。
大脳新皮質の抑制が効かない場合、衝動的な行動が起きます。大脳辺縁系(大脳基底核含む)はかつて大脳新皮質がなかったときは車夫の役をしていたので行動を支配することが可能です。
と、まあ、我が身を振り返った時こんな例え話ができるのです。
で、現代の人間をビネグレットに当てはめるとどうなるのかなあ、と考えたとき、思い浮かんだのがこちらの図になります。
すでに私たちの大脳新皮質(意志、理性)は、インターネットを通じて世界中の他の大脳新皮質と交流し、膨大な情報を得ています。
先の見通せない世の中では、AIのガイドが必要不可欠になることでしょう。そこで、AIとしてサンキュロットの傍らにブルジョワの少年を描きました。
彼はまだ年端もいかない少年です。まだ人間のお世話が必要であることはゼンマイで表現しました。この先、彼(AI)はどんどん成長していくことでしょう。
いったいどんな世界がこれから始まるのか、興味津々です。そんな気持ちを込めて、この絵を描きました。





