今日は蘇州軌道交通1号線の東から23個目の駅「金楓路」(ジンフェンルー)の紹介です。
この駅は竹園路という道路と金楓路という道路の交差点にあります。
こちらが竹園路。
こちらが金楓路(道路)です。
金楓路(道路)の上には中環西線いうバイパスが走っています。
蘇州の市街地を通らずに蘇州の北から南へと抜けられる道です。
これまで地下鉄1号線は虎丘区(新区)を走っていましたが、ここから呉中区に入ります。
呉中区は、下図のように園区・姑蘇区・新区の南側にあるというイメージなのですが、もちろん区の境目が厳密に東西にまっすぐ走っているというわけではなく、蘇州市をだんだん西側に移動するにつれて、呉中区が少しづつ北へ進出するわけです。
金楓路駅は、新区と呉中区のちょうど境目のあたりに位置します。
駅そのものは呉中区にあるのですが、駅からほんのちょっと東に歩くと新区に入ります。
下の図の青い点線が新区と呉中区の境界線です。
点線の右側が新区、左側が呉中区です。
この為、この駅の周辺には面白いことに、新区の公共施設と呉中区の公共施設がすぐそばにあります。
こちらは新区の浄水場です。
道路を挟んでその向こうには、呉中区の科学技術金融サービスセンターというものがあります。
駅の隣には、華潤万家というショッピングセンターがあります。
華潤万家は香港資本で、様々な業態の小売店を運営しています。
ちなみに、園区の師恵坊にはコンビニに毛が生えた程度の規模ですが、 24時間間営業の店があって重宝しています。
華潤万家の前には、なぜか白バイが放置されてました(笑)
おまわりさんがトイレにでも行っているのでしょうか?
普段は白バイを見かけても、そばにおまわりさんがいるので近づけません。
絶好のチャンスだと思い、近くに行って写真を撮ってみました。
スズキ製のバイクを使ってるんですね~。
華潤万家の斜め向かいには、建設中の高級アパート区域があります。
その一角にはモデルルームらしき建物がありました。
その敷地内の緑地からは優雅なBGMが流れており、 近づいてみると岩を模したスピーカーから音が出ていました。
これ面白いですねえ。
日本にもこういうスピーカーはあるのかな?
金楓路(道路)を華潤万家よりも南に歩くと、 ちょっと不思議な地域になります。
商業施設と住居を合体させた巨大な建物がたくさんある地域なのですが、その稼働状況のバラつきがとんでもなく大きいのです。
こちらはまあ普通の施設です。
結構老朽化していますが、一応稼動しています。
その隣には、 比較的新しい建物なのになぜか既に閉鎖された地区があります。
そのまた隣には最新の真新しい建物。
こちらに至ってはまだ建設中です。
上の写真の建設中の建物の前の歩道はこんな感じ。
こんな状態で歩行者の通行を許してしまうとは、さすが中国です。
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