嫉妬に狂う女 -13ページ目

17歳の駆け引き①

今からもう何年も前の話。17歳の冬。


12月24日、25日と一緒に過ごした。


ところが、26日からベル(懐かしい…涙)をしても返事が来ない。
彼のバイトの時間は把握している。友達と遊びに行くなら前もって言ってくれるはず。何かあったのかも?意を決して彼の自宅へ電話してみたが、いないと言われてしまった。まだ携帯のない時代、何度も電話出来ない。


27日、連絡なし。
28日、連絡なし。


29日、半狂乱になって電話に向かってベルをしている時に、彼から連絡があった。


「ちょっと忙しくて、ごめん」


血気盛んな私はめちゃんこ彼を責めたけれど、ほどなく仲直りして、一緒に年末を過ごした。


しかし、1月2日の夜から、彼からの連絡はまたなくなった。

嫉妬が暴走した時-後書き-

以上、だいぶ前の話なのだけれど、書きながら落ち込んでしまった(涙)


文章を読んで「嫉妬が暴走した時」というタイトルと合わないなって思った人もいるかもしれない。私の言葉足らずがいけないのだけれど、ようは、別れると言わない私が、嫉妬が暴走したために言ってしまった、そういうことなのだ。


若い頃は、嫌なことがあればすぐに別れると切り出していたけれど、恋愛を重ねるにつれ、別れを切り出す時のほとんどの場合が、「自分に言い聞かせている」ということが分かってきたのである。


だからこの時は、私の中では本気だったはずなのだけれども、結局は、いつものように自分に言い聞かせているだけだった。


ホントに別れたいと思った時は、別れようだなんてきっと言わないんだわ。顔も見たくないだろうし、話もしたくないだろう。


別れ話を切り出した時(切り出された時)それはまだ、のぞみがあるってことかもしれない。

嫉妬が暴走した時⑤

悔しい、、、。


ホントは自分に悔しい。彼を好きなことも、彼を独占できなかったことも、何もかも、、、。それでも、彼を責めることしか出来ない。


分からないよ。別れたくなくて、別れるて言われて、キャバクラ行く気持ちがさ。


私はいったい、どうしたいのだろう。


「はるさん、間違ってるよ」


突然、少し離れたところで私たちの様子を見ていた彼の友達が近寄ってきた。


「はるさん、間違ってるよ。全然分かってないね」
「何、言ってんの?」
「もっと、分かってやれよ」
「なんで、あんたに言われなくちゃいけないの?」
「駄目だよ、それじゃ」


とたんに、私のやりきれない気持ちは、彼の友達への怒りに変わった。どうして他人に言われなくちゃいけないの。これは私たち2人の問題なのに。


「もう帰ろう、オマエ(友達)も平気か?」


朝日が顔を出していた。