ヘドニアとは、どんな幸せなのでしょうか?
いわば「快楽の幸せ」で、
おいしいものを食べたり、お風呂でゆっくりしたり、
友人と楽しくおしゃべりしたりといった、
主に五感を通した幸せのことです。
短い時間で消えてしまうものもあります。
ユーダイモニアとは、どんな幸せのことなのでしょうか?
「自分の強みを活かして、意義あることに打ち込む幸せ」のことです。
もともとはアリストテレスが提唱した概念で、
日本語でひと言でいうと、「生きがい」となります。
ジャンク・ヘドニアとはどのようなものでしょうか?
大量の飲酒やギャンブル、薬物など中毒や依存症に結びついてしまう快楽のことです。
人生を大きく狂わせ、幸福を大いに削いでしまいます。
親から「皆と同じようにできるようにがんばってね」のビーム(光線)を送られて育つと、子どもは親の期待に応えようとがんばります。
そしていつのまにか、親の期待が「皆と同じことができるようになりたい」という子ども自身の〈考え方の癖〉として滲みついていきます。
その結果、「僕も皆のようになりたい」と子どもが言葉に出すようになります。
でも、実はそれを言わせているのは親なのかもしれません。
次第に本人は周りとの違いを受け容れられず、「自分はダメな子だ」と思うようになり、悩み苦しむようになります。
プライドは傷つき、自己肯定感が失われていきます。
こうした事態に陥ってしまった子どものためにも、親は「お友達のようにならなくていい」「なる必要もない」「そのままでいい」などの言葉を、日頃から意識してかけてあげましょう。
「できないあなたは認めない」という姿勢を決して子どもに見せないようにしたいですよね。
「どんな状態であっても、変わらずあなたが大好きです」というメッセージを与え続けていきましょう。