感謝の気持ちを持つ習慣をつける方法
ここでは、感謝の気持ちを持てるようになるための効果的な方法を紹介します。
忙しかったり嫌なことが続いたりして、なかなか感謝の気持ちを持てない、という人はぜひ参考にしてみてください。
感謝ノートを書く
急に感謝の気持ちを持て、といわれても難しいという人もいるでしょう。
そんな場合は、1日の出来事を振り返り、「ありがたい」と感じたことについてノートに書きとめてみることをおすすめします。
お世話になったシーンを振り返り、感謝の気持ちを素直にノートに書き出してみましょう。
これを習慣化することで、いつしか自然と感謝の心が芽生えやすくなります。
「当たり前」という概念をなくす
感謝の気持ちを育てたいなら、「当たり前」という概念をなくすことが必要です。
なにげなく過ごしている日常も、実は当たり前のことではありません。
会社でつつがなく働けているのも、一生懸命指導してくれた先輩のおかげかもしれません。
また、ここまで育ててくれた親や、自分のことを気にかけてくれる恋人など、いて当たり前だと思ってきた存在も、実はかけがえのない人たちだということがわかるでしょう。
「当たり前」という感覚は人を鈍感にします。
そうした概念をとっぱらうことで、感謝すべき事柄に気付けるようになるはずです。
違う現実を想像してみる
時に、違う現実を想像することでありがたさに気付ける場合もあります。
もしも家族がいなかったら、スマホがなかったら、紛争の多い国に生まれていたら…。
「もしも」を想像することで、現状のありがたさを理解することができ、感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。
ポジティブに変換する
感謝の気持ちを持つためには、日常生活からポジティブに物事を変換する癖をつけましょう。
なんでも悪い方向に考えてしまうと、せっかくの人の親切も悪意をもって受け取ってしまいます。
逆に、ポジティブ思考を身につければ、自然と感謝する気持ちが芽生えやすくなるはずです。
平凡な1日に対しても、「退屈だった…」と考えるのではなく「無事に過ごせた」と考えるだけで、全然違いますよ!
形だけでもいいから感謝の言葉を発する
いろいろ試してみても、どうしても感謝の気持ちが湧いてこない…という人もいるかもしれません。
そうした場合は最終手段として、形だけでも感謝の言葉を発することをおすすめします。
言葉が浮かばないという場合は、感謝の言葉の例文を参考にしてみてもよいでしょう。
日本は言霊の国といわれており、言葉には自己暗示をかける力があります。
最初は心がこもっていなくても、繰り返し感謝の言葉を使うことで、そのうち感謝するコツがわかってくるようになるはずです。
恋愛でも感謝の気持ちを伝えられる人間に幸せは訪れる
改まって感謝を伝えようとすると恥ずかしく思うこともあるでしょうし、どう伝えたらいいのかわかならくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、それはみんな同じです。
相手もその考えを乗り越えて伝えてくれたことに、きっと気付いてくれますよ。
恋愛面でも、感謝を伝えられる人は人気です。
感謝や愛情をしっかり伝えられる人は、男女ともに重宝されるでしょう。
感謝の気持ちを伝えられるようになると人生が充実する
感謝することが大事だとはわかっていても、なかなか「ありがとう」を伝えられない、つい感謝の気持ちを忘れてしまう、なんてことは珍しくありません。
ですが、感謝の気持ちを伝えることは人生の充実につながります。
周囲に感謝を伝えられるようになれば、周りもみなさんに優しくなるはずです。
また、感謝の気持ちを持つことはポジティブ思考にもつながります。
同じ出来事でも好意的に受け止められるようになり、さまざまなことを前向きに捉えることができるようになるでしょう。
ぜひ感謝の気持ちをもって毎日を過ごすことをおすすめします。
そして大切な人や身近な人にこそ、きちんと「ありがとう」の気持ちを伝えてくださいね。
感謝の名言や感謝のメッセージ集をネットで検索して、参考にするのもいいでしょう。
また、ビジネスにおいては「あなたが〇〇するべき」という、相手に要求する言い方であるYouメッセージは攻撃的な印象を与えてしまいます。
「〇〇してくれると助かる」という、自分が主語の話し合いを建設的にするIメッセージを使えば、関係を円滑にすることができるはずですよ。