不格好経営〜チームDeNAの挑戦
一気に読んでしまった。
今まで読んできたノンフィクション経営書の中で、最高に面白かった。
この描写テンポは反則というか狙って書かれているとも思えるが、いずれにせよ、最高だ。
この泥まみれ感が経営の真髄なんだろなぁ、と。
名著「GMとともに」を超えたかもしれない。
不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社

¥1,680
Amazon.co.jp
今まで読んできたノンフィクション経営書の中で、最高に面白かった。
この描写テンポは反則というか狙って書かれているとも思えるが、いずれにせよ、最高だ。
この泥まみれ感が経営の真髄なんだろなぁ、と。
名著「GMとともに」を超えたかもしれない。
不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社

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Yコンビネーターはシステムか博打か
下記、ポール・グレアムの思想を垣間見られる良書。
スタートアップの立ち上げ・育成・リリース
エンジェルとの向き合い方
ハッカーウェイ
色んな示唆が得られた。これを20代前半がやり抜いてるとは驚き。
一方で、YCの投資ROIを見てみると、
ドロップボックス
エアービーアンドビー
の2つが宝くじみたいにあった感がある。
確かに、シリコンバレーの地理的、ビジネスネットワーク的な利点を活かして、
YCはその存立根拠を確かなものにしているのは事実。
但し、YCの投資思想として、より重要なのは、
スタートアップアイデアのスクラップ・アンド・ビルドを徹底的に高速で回す
スタートアップメンバーがピボットできやすい環境を仕掛けをつくる
ということな気がした。つまりは、
「YCはシリコンバレーだから~」とか「日本だとこうした環境はちょっと~」とか
ではなく、
よりユーザーファーストなアイデア
大きな市場をとらまえられるスケールしやすいアイデア
計測できるアイデア
優れた技術で日常生活をよりよくしたいとの想い
がやはり大事なんだなと。
また、本書の中で日本市場について言及していた箇所、
日本は市場創造先となると、恵まれた市場環境かもしれない。。
とにもかくにも、私生活を投げ打ってでも、
常にハッカーウェイで、貪欲に、ハングリーにいきたいと思う今日この頃。
Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール/日経BP社

¥1,890
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スタートアップの立ち上げ・育成・リリース
エンジェルとの向き合い方
ハッカーウェイ
色んな示唆が得られた。これを20代前半がやり抜いてるとは驚き。
一方で、YCの投資ROIを見てみると、
ドロップボックス
エアービーアンドビー
の2つが宝くじみたいにあった感がある。
確かに、シリコンバレーの地理的、ビジネスネットワーク的な利点を活かして、
YCはその存立根拠を確かなものにしているのは事実。
但し、YCの投資思想として、より重要なのは、
スタートアップアイデアのスクラップ・アンド・ビルドを徹底的に高速で回す
スタートアップメンバーがピボットできやすい環境を仕掛けをつくる
ということな気がした。つまりは、
「YCはシリコンバレーだから~」とか「日本だとこうした環境はちょっと~」とか
ではなく、
よりユーザーファーストなアイデア
大きな市場をとらまえられるスケールしやすいアイデア
計測できるアイデア
優れた技術で日常生活をよりよくしたいとの想い
がやはり大事なんだなと。
また、本書の中で日本市場について言及していた箇所、
日本は市場創造先となると、恵まれた市場環境かもしれない。。
とにもかくにも、私生活を投げ打ってでも、
常にハッカーウェイで、貪欲に、ハングリーにいきたいと思う今日この頃。
Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール/日経BP社

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Re-balance between visioning and analysis
Quite recently, I've heard that some people say that "vision should be emphasized more than metrics analysis, because vision allows us to grow by leaps and bounds in one go. If we focus too much on analysis, we would fail and expand our business." Partly, I'm on it. Without any vision or futuristic thought, we cannot drive our business. Sometimes, jumping to the unprecedented idea or theme could be beneficial to innovate business model.
On the flip side, analysis is definitely indispensable at any stages of business, esp. in the era of big data. It's fair to say that "analysis has a power to create a silver lining for visioning." Analysis must be first, not vision first in this scientific day and age. Big data greatly help us to develop the vision, because it is consisted by millions of people's opinions or behavior so that we can judge something important based on its 'representativeness' of the market concerned.
Of course, the reason why I can utter like this is based on my working experiences at ad agency and IT industry. The former is basically focusing on vision or branding, and the latter put a premium on big data analysis which is very sizable and technical enough to garner concrete human insights at real time.
Although I know this kind of discussion includes a sense of false dichotomy, the problem is that even if we say "vision is first", there is a bunch of people who don't have a working experience under the heavy pressure of dealing with big data. "Vision is first" sayer should touch big data in the first place, see the insight gained by big data and make a impactful judgement in a real sense.
It's a waste of time to have tons of discussions only about visioning, because today is filled with many opportunities through big data to verify marketing results whcih is more important as a marketing manager and CMO.
Re-balance between visioning and analysis. Too much visioning is the thing of the past because we live in this moment at real time. To create impact at real time, we cannot help but getting along with big data and having a sense of "data reality" through it.
On the flip side, analysis is definitely indispensable at any stages of business, esp. in the era of big data. It's fair to say that "analysis has a power to create a silver lining for visioning." Analysis must be first, not vision first in this scientific day and age. Big data greatly help us to develop the vision, because it is consisted by millions of people's opinions or behavior so that we can judge something important based on its 'representativeness' of the market concerned.
Of course, the reason why I can utter like this is based on my working experiences at ad agency and IT industry. The former is basically focusing on vision or branding, and the latter put a premium on big data analysis which is very sizable and technical enough to garner concrete human insights at real time.
Although I know this kind of discussion includes a sense of false dichotomy, the problem is that even if we say "vision is first", there is a bunch of people who don't have a working experience under the heavy pressure of dealing with big data. "Vision is first" sayer should touch big data in the first place, see the insight gained by big data and make a impactful judgement in a real sense.
It's a waste of time to have tons of discussions only about visioning, because today is filled with many opportunities through big data to verify marketing results whcih is more important as a marketing manager and CMO.
Re-balance between visioning and analysis. Too much visioning is the thing of the past because we live in this moment at real time. To create impact at real time, we cannot help but getting along with big data and having a sense of "data reality" through it.
MicrosoftとKloutとの提携の意味
本日付け記事。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120928/426026/
検索とKloutスコアとの連携は、
検索とソーシャルがより融合していくことを示す
試金石になりそうだな。
Kloutスコアとの連携によって、例えば、
・検索行為自体に、より社会記号的な意味、ランクが付与される
・検索経由でもインタレストグラフがリッチに形成される
・さらにOtoOでつなげば、検索行為自体が貨幣的価値を持ち得てくる
「例:ホテルにて、Kloutスコア87以上のお客様対象割引」とか
・結果的に、Bing利用意欲が高まる。
(検索がポイント換算できた場合)
的なことが実現できると、
・結果、Bingの協調フィルタリングが強化される
・結果、Bingへの広告出稿が増える
・Microsoft儲かる
ということが起きうる。
最近のMicrosoftは、Windows Phoneといい、
何か人間工学というか、Human-centeredというか、
より人間的なところが、個人的には素敵だと思う。
すごくユーザーフレンドリーな検索行為を
実現できそうなところがいい。
そもそも、検索行為は、能動的なものであり、
調べたい/探したいといった欲求がない限り、
検索はしないものでもある。
しかし、今回のKloutスコアという触媒を通じれば、
Kloutスコアを上げるためだけに検索したりするユーザーも増えるはず。
本源的ではないが、検索の存在意義を拡張できるのではないか、と。
検索自体がエンターテイメントになりうるというか、
いずれにせよ、検索から始まるサービスの拡張が格段に高まるかもしれない。
これ、打倒Googleへの相当な一撃になりそうな気がする。。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120928/426026/
検索とKloutスコアとの連携は、
検索とソーシャルがより融合していくことを示す
試金石になりそうだな。
Kloutスコアとの連携によって、例えば、
・検索行為自体に、より社会記号的な意味、ランクが付与される
・検索経由でもインタレストグラフがリッチに形成される
・さらにOtoOでつなげば、検索行為自体が貨幣的価値を持ち得てくる
「例:ホテルにて、Kloutスコア87以上のお客様対象割引」とか
・結果的に、Bing利用意欲が高まる。
(検索がポイント換算できた場合)
的なことが実現できると、
・結果、Bingの協調フィルタリングが強化される
・結果、Bingへの広告出稿が増える
・Microsoft儲かる
ということが起きうる。
最近のMicrosoftは、Windows Phoneといい、
何か人間工学というか、Human-centeredというか、
より人間的なところが、個人的には素敵だと思う。
すごくユーザーフレンドリーな検索行為を
実現できそうなところがいい。
そもそも、検索行為は、能動的なものであり、
調べたい/探したいといった欲求がない限り、
検索はしないものでもある。
しかし、今回のKloutスコアという触媒を通じれば、
Kloutスコアを上げるためだけに検索したりするユーザーも増えるはず。
本源的ではないが、検索の存在意義を拡張できるのではないか、と。
検索自体がエンターテイメントになりうるというか、
いずれにせよ、検索から始まるサービスの拡張が格段に高まるかもしれない。
これ、打倒Googleへの相当な一撃になりそうな気がする。。
ミーム現象「PSY - GANGNAM STYLE」
PVに久々にハマった。
そして、久々に見たミーム現象。
PSY - GANGNAM STYLE(カンナムスタイル)。
http://www.youtube.com/watch?v=9bZkp7q19f0
これ、おそらく、物凄く計算されて作られたPVな気がする。
主要な要素を分解すると、
・PSY自身が強烈なインパクト
・隠れキャラとして、PV内にBigBangやKARA、少女時代が出演
・そして、何と言っても、馬乗りダンス
・YouTubeへの投稿
ソーシャルで共感されるポイントがいくつも見え隠れしている気がする。
・見たこともないインパクト
・”隠れ”た要素
・みんなが真似できる、話題に上がるダンス
・話題の拡散装置
極めつけは、ブリトニーが自身のTwitterで
「あのダンス教えて欲しい」とつぶやいたこと。
https://twitter.com/#!/search/?q=%23BritneyDoingGangnam&src=hash
これによって、USテレビ番組にPSY自身が出演し、
結果、YouTubeの総再生回数は、現在2億回にも到達。
さらに、US itunes総合チャートでNo1に輝き、
一気に注目度アップ。
英語の歌詞ではないのに、
ソーシャル上で、うまくコンテンツを走らせて、
少額の投資で、最大の効果を得る巧みな戦法。
(後講釈かもしれないが、、)
とにもかくにも、カンナムスタイルには、
みんなを巻き込む要素が沢山散りばめられている。
見たこともないものを自分でもやってみよう/真似しようと思えて、
みんなで共有しやすいこと。この辺がキーポイントなのかなぁと。
そして、久々に見たミーム現象。
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http://www.youtube.com/watch?v=9bZkp7q19f0
これ、おそらく、物凄く計算されて作られたPVな気がする。
主要な要素を分解すると、
・PSY自身が強烈なインパクト
・隠れキャラとして、PV内にBigBangやKARA、少女時代が出演
・そして、何と言っても、馬乗りダンス
・YouTubeへの投稿
ソーシャルで共感されるポイントがいくつも見え隠れしている気がする。
・見たこともないインパクト
・”隠れ”た要素
・みんなが真似できる、話題に上がるダンス
・話題の拡散装置
極めつけは、ブリトニーが自身のTwitterで
「あのダンス教えて欲しい」とつぶやいたこと。
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結果、YouTubeの総再生回数は、現在2億回にも到達。
さらに、US itunes総合チャートでNo1に輝き、
一気に注目度アップ。
英語の歌詞ではないのに、
ソーシャル上で、うまくコンテンツを走らせて、
少額の投資で、最大の効果を得る巧みな戦法。
(後講釈かもしれないが、、)
とにもかくにも、カンナムスタイルには、
みんなを巻き込む要素が沢山散りばめられている。
見たこともないものを自分でもやってみよう/真似しようと思えて、
みんなで共有しやすいこと。この辺がキーポイントなのかなぁと。
