前回、「肩こり」を2つのタイプに分類した上で、
「肩こりは人間、ヒトであることの宿命」というのは、正しい。
と書きました。
ただこれは、西洋医学で説明した方が分かりやすいと思うので、次回にゆずります。
今回は
「筋肉の使いすぎによる肩こり」も「筋肉を使わないことによる肩こり」も、
ある一つの共通点があります。
ある一つの共通点があります。
と書いた、「ある一つの共通点」について。
東洋医学で説明した方が分かりやすいので、その考え・理論で種明かしすると
特に肩や首の部分で「気血」のめぐりが悪い、「気血」が滞っている
という点です。
「気血(きけつ)」というのは文字通り「気」と「血」。
ならば、「気」とは何か、「血」とは何か、ちゃんと定義しないといけません。
ところがこの定義、一つに決まっていないのです。
「血」は西洋医学の「血液」と重なる部分もあって比較的イメージしやすい。
一方「気」となると、
「気=生体エネルギ—」
「気=免疫機能」
「気=運動機能」
「気=ホメオスタシス(恒常性)」
東洋医学で説明した方が分かりやすいので、その考え・理論で種明かしすると
特に肩や首の部分で「気血」のめぐりが悪い、「気血」が滞っている
という点です。
「気血(きけつ)」というのは文字通り「気」と「血」。
ならば、「気」とは何か、「血」とは何か、ちゃんと定義しないといけません。
ところがこの定義、一つに決まっていないのです。
「血」は西洋医学の「血液」と重なる部分もあって比較的イメージしやすい。
一方「気」となると、
「気=生体エネルギ—」
「気=免疫機能」
「気=運動機能」
「気=ホメオスタシス(恒常性)」
「気=からだの構成物質=素粒子(!)・原子・分子」
「気=西洋医学や自然科学では説明できない何か」(!)
と、さまざまです。
ただ、東洋医学では、「気血」の定義が何であれ、
心身が健康なら、「気血」が滞りなく全身をめぐっている。
と考えます。
裏を返せば、(論理学でいう「対偶」・・・A→B なら notB→notA というヤツですが)
「気血」に滞りがあって全身をめぐっていなければ、心身は健康でない。
「気=西洋医学や自然科学では説明できない何か」(!)
と、さまざまです。
ただ、東洋医学では、「気血」の定義が何であれ、
心身が健康なら、「気血」が滞りなく全身をめぐっている。
と考えます。
裏を返せば、(論理学でいう「対偶」・・・A→B なら notB→notA というヤツですが)
「気血」に滞りがあって全身をめぐっていなければ、心身は健康でない。
ということです。
なので、治療方針は
「気血」の滞りをなくして全身にめぐらせる
具体的には
○気血の滞りを直す(と言われている)場所に、物理的刺激(鍼・灸・按摩・導引(体操/運動療法)など)を加える
○気血の滞り方(「証」(しょう)といいます)に対応した薬を服用し、食べ物をとる
になります。
それでは、鍼灸における「気血の滞りを直す(と言われている)場所」とはどこか?
これも後にゆずるとして(先送りばっかりしてすみません・・・)
なので、治療方針は
「気血」の滞りをなくして全身にめぐらせる
具体的には
○気血の滞りを直す(と言われている)場所に、物理的刺激(鍼・灸・按摩・導引(体操/運動療法)など)を加える
○気血の滞り方(「証」(しょう)といいます)に対応した薬を服用し、食べ物をとる
になります。
それでは、鍼灸における「気血の滞りを直す(と言われている)場所」とはどこか?
これも後にゆずるとして(先送りばっかりしてすみません・・・)
次回は、「西洋医学から見た肩こりの原因と治療」についてのお話を。
※今回の記事の内容、一応覚えておいてくださいね。
※今回の記事の内容、一応覚えておいてくださいね。