こんにちは、快の院長戸田です。
こちら市川は、昨日に続き晴天となっております。
気温も朝から高く、日中は30度の真夏日予想。
今日もエアコンや水分補給で体調管理をしていきましょう。
引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく!
では、よろしくお願いします。
食事で摂取した栄養は、生命維持や活動エネルギーなどに幅広く活用されています。
食品に含まれる炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどのうち、体を作る主な材料となるのは「たんぱく質」。
たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、爪、毛髪などさまざまな部位の元となり、またホルモンや酵素といった体の働きを調節する成分にもなる重要な栄養素なのです。
たんぱく質が不足してしまうと、体力や免疫力の低下が起こってしまうという事態にも。
特に高齢者の場合、筋力や免疫力低下に加え、無気力、うつ、認知力低下といった可能性が高まってきます。
このようなことを防ぐため、たんぱく質摂取の重要性が再認識されています。
厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準」によれば、65歳以上の高齢者は体重1kg当たり1g/日のたんぱく質が必要とされています。
体重60kgの人ならば、1日の摂取目安は60g。
厚労省の調査では、日本の高齢者の多くはこの必要量を満たしているという結果が出ていて、量に関しては問題がなさそうです。
ただし、たんぱく質をどんな食材から摂取するかというのも意識をしておきたいところ。
たんぱく質を豊富に含む食材には、肉や魚、卵、乳製品などの動物性のものや、大豆製品を代表とする植物性のものがあります。
このうち、動物性食品は摂り過ぎると内臓に負担をかけ、がんを始めさまざまな病気のリスクが高まる恐れが指摘されています。
一方、植物性食品は低カロリーに加え、血圧やコレステロール値を下げる働きがあり、生活習慣病の原因となる体重や血糖値などにも良い影響をもたらします。
食物から摂取するエネルギーのうち、植物性たんぱく質の摂取割合が多いほど、死亡リスクが低いことが研究により明らかにもなっている。
私たちの体にとって重要な役割を担うたんぱく質の摂取は、植物性食品から摂る意識を持つ方が将来の健康維持に役立つはずです。
今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。
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