じかん


          待っている

          時間もすてき

          手のなかに

          ひらくものが

          あると思えば


 (collabo-works vol.23)
   → design by  心のイロ、心のカタチ。 

子どもの頃は、「待ちきれない」と思うものがたくさん
ありました。
大人になった私たちは、待つことは楽しいことばかりで
はなくて、もしかすると、我慢することの方がはるかに
多いという現実を知っているのですが・・・。


それでも、期待しながら「待つ」時間が素敵なことに変
わりはありません。待つというよりも、「待ち焦がれる」
という表現を使ってみると、もっと心に弾みがつくかも
しれません。


なりたい自分になりきれないと思うとき、物事が思い通
りに運ばないとき。まだ実現できていないことがたくさ
んあっても、それは視点を変えれば、手の中にひらくも
のがまだまだあるということ。


子どもの成長を待つ時間だって同じことです。
現実は、もどかしいと感じることも多くても。
ひらいてゆく花が手のなかにあると思えば、やっぱり、
それは素敵な時間。


そして、待っていたことが一つ叶えば、一つハッピーな
気持ちになれるから。待つ時間は決して焦ったり、イラ
イラする時間ではないのです。


生きてゆくことは、心の中にたくさんの蕾を抱えながら、
ゆっくりと、ひらくまでの時間を数えるようなもの。
そんなふうに思えたら、毎日はもっと心軽やかに暮らせ

ると思いませんか?

階段


          その先の
          空が見たくて
          この一瞬も
          まだまだ
          ゆけると思う


日常は、ぐるぐる、ぐるぐる回ってゆくものだから─。

変わり映えのしない景色の中を、同じような歩調で、休まず

進んでいくのは、けっこう難しいものです。


でも、てっぺんから空を見たい人は、立ち止まってはだめ。


どの瞬間も、うつむくのではなく、空を仰ぐように。

しっかりと、上を向いていることが大切なのだと思います。


ゆっくりとしか進めなくても。

もしかすると、止まっているように見えたとしても。

上を向いているというのは、あきらめていないということ。


てっぺんから見えるものは、人それぞれだけど。

てっぺんから見えるものは、たぶん世界でいちばん美しくて、

うれしい景色。


「暮らしてゆく」ことは、小さなてっぺんを、ときに一人でのぼ

りきったり、ときに家族や友人とその「うれしさ」を共有したり。

そんなことの、繰り返しなのでしょう。


たとえば、きれいな夕陽が見たいから、とりあえず今日という

階段を上ってゆく。


毎日は、そんな感じでいいのかもしれません。



写真はFujitaさんから  Perfumed Garden Annex


ときめく


         ときめくものが

         ありますか?

         まるで、まるで
         恋するみたいに
         心はずむもの。


「あ、これいいな」とか「この人は素敵」とか、魅力的なモノや人、
考え方をシンプルに「いいな」と感じる心のアンテナがたくさん

あるのは素敵なことです。


まるで恋するみたいに何かにときめく心は、いつだって溢れる

ほどのハッピーな気持ちを連れてきてくれるから。


家族がいても、お父さんやお母さんと呼ばれるようになっても。

さらにさらに、すごく年をとっても。暮らしの中に心ときめく瞬間

はたくさんあった方が、断然楽しくなると思うのです。


異性を「好き」になることだけがときめきではありません。


たとえば、それが恋と呼べるようなものでなくても。「恋」してる

みたいに夢中になれるもの、ドキドキできるものが見つかるか
どうか、ということ。


ありふれた暮らしの、流れてゆく毎日のなかで、心ときめかせる

時間をほんの少しでも持つことができれば・・・。それだけで、こ

の人生は豊かで幸せなものだと胸を張れるような気がします。


「いいな」の気持ちを、心の中にできるだけたくさん溜めておける

ように。「ときめき」のアンテナをいつも、忘れないようにピンと立

てておきたいものです。


hana


          ゆびさきで

          つたえる

          つたわる

          愛という

          ものの本質



誰かを想う気持ちが深いとき、複雑なとき。
伝えにくい、伝わりにくい想いと向き合ったとき。
私たちは、その心を言葉で伝えることの難しさを感じます。


けれど、伝えるための手段は決して言葉だけではなくて。
日々の暮らしを振り返ってみると、もっとストレートに、ごく

シンプルに、心を伝える「手」があることに気づくのです。


逆に、わざと言葉にしなくていいときだって、そう。

やっぱり、「手」があれば、それだけであたたかな気持ちに

なれるもの。


手をつなぐとき、手をふるとき、手をかさねるとき。


それはいつも、相手を大切に想う心や「だいすき」の気持

ちを集められるだけ集めて。できるだけこぼさないように、

この手で伝えたいと願っているときです。


まいにちの中には、手と手がつながる瞬間が数えきれな

いほどあるのですが・・・。私たちは、伝えきれない心を、

その一瞬のつながりに込めているのかもしれません。


つながった指先は、目に見えなくても、一本の線になって

ちゃんと大切な人の心に届くから。

心の温度は、きっと、手が伝えてくれるのだと思います。




tori

青いよる

青い小鳥がうたいます


やわらかに ひそやかに

るるるの歌をうたいます


大人になった君たちが

どうぞわたしを

探せますように



7/14(木)~7/26(火) 11:00-19:30 
ART HOUSE 1Fギャラリーにて、イラストレーター・久松ひろこ
さんの作品展「green*green*green」が開かれます。

今回、イラスト数点に詩を添えさせていただきました。

新作「青い鳥」は、やわらかな歌声が響きわたるような素敵な一枚。
眺めていると、ふわり幸せな気持ちになれるお気に入りです。


あなたの心の中に、青い鳥は住んでいますか?


お近くの方は、機会がありましたらぜひお越しくださいませ。

■詳細は、『ART HOUSE』 Garrlyページからどうぞ。
   → http://www.art-house.info/