待っている
時間もすてき
手のなかに
ひらくものが
あると思えば
(collabo-works vol.23)
→ design by 心のイロ、心のカタチ。
子どもの頃は、「待ちきれない」と思うものがたくさん
ありました。
大人になった私たちは、待つことは楽しいことばかりで
はなくて、もしかすると、我慢することの方がはるかに
多いという現実を知っているのですが・・・。
それでも、期待しながら「待つ」時間が素敵なことに変
わりはありません。待つというよりも、「待ち焦がれる」
という表現を使ってみると、もっと心に弾みがつくかも
しれません。
なりたい自分になりきれないと思うとき、物事が思い通
りに運ばないとき。まだ実現できていないことがたくさ
んあっても、それは視点を変えれば、手の中にひらくも
のがまだまだあるということ。
子どもの成長を待つ時間だって同じことです。
現実は、もどかしいと感じることも多くても。
ひらいてゆく花が手のなかにあると思えば、やっぱり、
それは素敵な時間。
そして、待っていたことが一つ叶えば、一つハッピーな
気持ちになれるから。待つ時間は決して焦ったり、イラ
イラする時間ではないのです。
生きてゆくことは、心の中にたくさんの蕾を抱えながら、
ゆっくりと、ひらくまでの時間を数えるようなもの。
そんなふうに思えたら、毎日はもっと心軽やかに暮らせ
ると思いませんか?