Hardnutのブログ -99ページ目

ナイロビより

ナイロビに着きました。

途中乗継のドバイでの待ち時間が長くて参った。

それと、今回初めて気付いたことではないけれど、ドバイのビジネス・ラウンジでしばらく前から気になっていたことをまた思い出さされた。2005年の7月7日だったと記憶しているが、ロンドンの地下鉄爆破テロがあったとき、その事件の第一報はたまたま通り掛ったドバイのラウンジの衛星版の朝日新聞で見て知った。あの時と同じくウォールストリートジャーナル、フィガロ、ディ・ベルドなど世界の代表的な新聞の衛星版が置いてあるが、あの2005年以来日本の新聞を見かけることはなく、その換わり中国誌が何誌か並ぶようになっている。

国際社会のなかでの中国の台頭と日本の地盤沈下が言われて久しいが、日本語の新聞がなくなって中国の新聞がとって換わったのはのはちょっとショックだったが、ラウンジ入口でまた同じ光景を見るのは寂しい。


ナイロビはいつもの通り。

いま時、たいていのケニア人は携帯電話を持っていて、いつもケニアで世話になるタクシー運転手も携帯を持っているので、日本を出国する前に彼に電話をして「日曜午後のエミレーツで着くぞ」と連絡をしておいたので彼が空港で待っていてくれた。


空港を出てモンバサ街道に出てまたまた面白い光景に出くわした。道路沿いの街灯利権争いの結果、ナイロビ市役所の街灯と民間の広告会社がそれぞれに街灯を立てて競争をしているようで、道路沿いに街灯が林立している。「またやってるな」という感じである。


投宿先はFairview Hotel。所有者は東アフリカ・へプロン協会の会長。つまり東アフリカのユダヤ人社会の長で、道路を挟んだホテルの反対側がイスラエル大使館となり、ナイロビでもっともセキュリティーがタイトな一画となる。

スワヒリ語を勉強していた30年前に、授業をサボってこの庭でお茶をしていたことがあった。30年。思えば長い時間だけれど昨日のようでもあり、やっぱり大昔とも感じる。本を持って庭に出てビールを飲みながら活字を追おうとするがいろいろな思いが去来して文字は頭には入らない。

マッコイ・タイナーがやって来る

ジャズ・ピアニストではビル・エバンスとマッコイ・タイナーが好きで昔はよく聴いた。

マッコイ・タイナーが70年代に結成したビッグ・バンドで演奏してた「Afro Blue」なんかが特にいい。その後、一時ボサノバ風の作品を多く手掛けていたようだったが、80年代90年代とあまり新作を聴くことはなかった。


7-8年前、サンフランシスコへ行った際にたまたま目にした新聞のエンターテイメント欄に、マッコイのライブその翌日にあるという記事を見て「えっ、サンフランシスコでまだ生きていて、演奏を続けているんだ。」とちょっと驚いた。残念ながらその翌日には出国の予定でライブには行けなかったけれど、知人にその記事を見せて行くように勧め「マッコイがピアノを演奏するときのぺダルの踏み方を注意しがら聴くように」とアドバイスしたら、後日「足ばかり気になって演奏を集中して聴けなかった」と文句を言われた。


来週末9月4日から6日まで東京国際フォーラムで「東京JAZZ2009」というイベントがあり、マッコイ・タイナーが来るので是非行きたいと思っていたが、今晩からケニア・タンザニア・南アへ2週間の予定で出張だからまたしてもマッコイの生演奏に接するチャンスを逃してしまった。


出張の予定は、

今晩エミレーツで羽田-関空-ドバイ。ドバイで乗り継いで明日ナイロビ。

月曜から水曜までナイロビで会議など。

木曜日(3日)陸路ナマンガら越えてタンザニアへ。ArushaからNgorongoro National Parkへ行く途中で進行中のある事業を視察。2泊して土曜日にナイロビに戻る。

9月6日(日)南アへ。ヨハネスで乗り継いでNelspruitへ。Kruger国立公園内のロッヂで開催される業界の国際会議に出席。9月9日(水)にナイロビに戻る。

9月11日(金)なはナイロビを発って翌12日(土)に帰国予定。


マッコイのCDに「Asante Sana」などと云う曲が入っていたのがあったように記憶している。

正しいアフリカ啓蒙の仕方

昨日のブログはアップしたはずなのにどこかへ飛んでしまった。まっ、いいでしょう。ケニアのゴルフ事情の続きは別の機会で続けるとして、今日はここ一週間ちょっと興奮していたことについて。


東急百貨店はいくつかの店舗があるが渋谷の本店というのは東急社内でも別格の位置づけになっているようで、本店裏の文化村とセットになって東急の文化事業を進めるコアになっている。8階は美術画廊と工芸ギャラリー、7階の催事場も写真展やクラフト展などを開催し、デパートがよく企画する観光物産展のようなものは開催しない。

その本店催事場で来年1月中旬に予定されていた企画がドタキャンになり、会場使用料を無料にするから何か企画を提案してくれないかという話が先週舞い込んできた。2010年、南アW杯の年の幕開けでもあるのでアフリカをテーマにして、それも単なるW杯と南ア観光プロモーションのようなものではなく、「Sophisticated Africa(洗練されたアフリカ)」をメイン・コンセプトとして、観光物産展でもなく、勿論そこらのクソNGOの活動紹介のよなものでもなく、ポジティブなアフリカをフィーチャーしようということで盛り上がったが、会場費を無料で提供されても宣伝準備費・会場設営・人件費等などで少なく見積もっても2千万円が必要になるということで各方面に働きかけたが回答期限の今日までに資金手当ての目処がたたずせっかくのチャンスをモノにできなかった。


JICAには草の根資金協力というスキムがあってアフリカのスラム住民の生活支援とか孤児院支援とかのNGOに2千万円とか3千万円という資金協力がされて、それはそれなりに効果・成果があることは否定しないが、上述クソNGOと言ったように、かの地で活動するNGOの中には活動費の浄財を仰ぐために殊更日本国内で「貧困から救済されなければならないアフリカ」を強調するケースをしばしば目にする。アフリカが貧しくなければ彼らに活動意義が見出せないという考えなのかどうかしらないが、あまり気持ちのいいものではない。

だから、これまでのステレオタイプのアフリカのイメージではなく、「違うよ。アフリカってこんなに変化にとんでいろいろステキにものがあるんだよ。」という啓蒙活動が日本国内で行われる必要がある。ODAなどのお金はアフリカでではなく、日本国名でこういうことに使えれぱいいのだか、、、。