トキワ壮ー鬼子母神ーとげぬき地蔵を歩く | ちゃちょのブログ

ちゃちょのブログ

実践している健康のことや近況

今日は、おうちでまったりなので、冬至の12月22日に行った

トキワ壮ー鬼子母神ーとげぬき地蔵の東京散歩を紹介します。

 

まずは、トキワ壮。

ちゃちょの西武池袋線沿線の池袋に近い、東長崎駅から歩20分。

1952年に建てられ、1982年に解体され、寄付を募った区立記念館として、

近くの公園に再建されました。入館料500円。木造2階建て、上下5部屋ずつ。

木造アパートでわざわざ再建されたのは、日本でここ1つです。

 

当時、若い漫画家だった手塚治虫が1953年に入居し、1年で

鬼子母神前のアパートに越していきましたが、その後、続々と

赤塚不二夫、石ノ森章太郎、園山俊二、つのだじろう、藤子不二雄、

などが入居し、漫画全盛の黎明期として切磋琢磨していました。

 

6畳部屋だったんだね。家賃は3千円でした。

 

共同炊事場は、ガスコンロがびっしり。調理台は中央テーブルのみ。

隣の便所は、奥にしゃがむ大1つ、手前に男性用小2つ。

よく皆が通っていた「松葉」のラーメンどんぶりも。

 

廊下は、各部屋が曇りガラス引き戸で、廊下をはさんでびっしり。

2階に上がる階段のミシッミシッと言う音は、再現したんだって。

(芯は、現代の建築基準法で鉄骨作りになってます)

 

入館時にもらったバッジを家で開くと、一番いい、鉄腕アトムのでした。

 

次は各駅停車に再び乗って2駅、池袋で降りて20分歩き、

雑司ヶ谷にある、鬼子母神(きしじん)に行きました。

コロナで誰もいないね。もっとも冬至にうろうろ辺鄙な所を

歩いている方がおかしいかな。

 

1600年ごろの建立と言われ、釈迦が、自分の子供探しに

人の子を食べていた鬼母を諭し、お布施をもらうよう改心

させ、角を取ったので、本来は鬼の字の上の跳ねがありません。

(IMEパッドでは出ません。境内は撮影禁止、でした)

従って、安産・子育ての神様。

 

境内には、おばあさんが、駄菓子屋を開いてますが、誰もいません。

よく考えてみると、ちゃちょが学生だった頃も、おばあさん一人。

境内の住職に聞いてみると、そのおばあさんの娘ということ。

 

ちゃちょが欲しかったのは、ここのみみずくのお守りの買い替え。

母に連れられて買ったのは、もう、ぼろぼろでした。

 

ここから歩いて10分、都電、鬼子母神前(こちらは、きしじんまえ、と発音)

から早稲田とは、逆方向に乗って、更新塚(こうしんづか)を目指します。

 

ここは、専用軌道なので、都内で唯一、チンチン電車が残ったところです。

 

さあ、おばあちゃんの原宿、とげぬき地蔵通りに出ました。

JR巣鴨駅から行く人が多いけど、通りの反対側の都電から降りました。

知る人ぞ知る、裏からのアプローチです。

 

まず目についたのは、パン屋さん。お店の新陳代謝は激しいです。

客、おらず。

 

テレビでも流行った、幸福の赤パンツ販売の服専門店のマルジ3号館。

Amazonでも2000円前後で売ってるけど、ここは298円でした。

但し、1回履くと電線がすぐ走りそうな、薄すぎる生地でした。

奥にもっと丈夫そうなのがありました。

 

とげぬき地蔵と言えば、塩大福が有名だけど、3軒あるうち、

元祖は、みずの、です。

ずっと長い間、1個100円だったけど、今は税込130円でした。

あっというまに1口で食べられるね(おしとやかに食べても2口)。

これも、Amazonで、翌々日配送(東京都内)。賞味期限は、

翌日までなんだけどもね。当日までの伊勢の赤福もAmazon 。

 

これが、カラダの痛いところをさすりながら、手水をかけると

治るという、とげぬき地蔵の「洗い観音」です。

誰もいないところを撮れたのは、超ラッキー。

いつも人の列で、備え付けタオルでこすり、手水をかけています。

 

洗い観音は、左手奥で見えないけど、1596年に江戸湯島から

60年後下谷を経て、1891年にここへ移転してきた高岩寺。

延命地蔵菩薩で、秘仏ですが、奥で配られる御影(おみかげ)

に祈願してもご利益があります。

 

御影は、薄い紙にハンコで押した仏像です。食べて飲む人もいます。

これは、江戸時代、毛利家女中が誤って針を飲んだ時、

御影を飲んで、針と一緒に、吐き出せたことに由来しています。

 

これは、脇で売っているお守り屋さんから買うと、さらに金色の

小さく薄い金属のご神体を、お守り袋の中にくるんでくれます。

 

ちゃちょは、母が好きだった、ここのお線香を、仏壇で上げるために、

買い足しにきたのでした。上製が昔1300円、今は2000円。いい匂い。

 

高岩寺の反対側にある、金太郎飴屋さん。

今は、ガラガラで奥へ入れるように改装したね。

3袋999円戦略だね。

 

昔は、ごま塩頭のおじさんが、最前列に並べた飴を売っていて

すごい人だかりでした。1袋250円でいっぱい入っていました。

ニッキ飴も人気がありました。どんどん売れてました。

1988年の「東京半日散歩」とんぼの本、新潮社、表紙から拝借。

東京でも、有数の熱いスポットだったんだね。

 

これが、金太郎飴です。今は3代目の若い主人が手作りしてます。

どこで切っても、金太郎。今はAmazonでも売ってるのでびっくり。

 

通りの中央の巣鴨郵便局では、切手シリーズで鬼滅の刃を

売っていました。15枚1260円。1シートだけ買いました。

今はシールになっていて、台紙からはがして使うんだね。

 

11,643歩でした。午前11時に出て、午後3時に戻れました。

 

 

 

東京では、過去30年平均で一番寒い底日は1月25日。

皆、元気でね。じゃ、またね。

すぐ、ブログ更新が受け取れるように、「フォロー」してね!

 

おばあちゃんの銀座、とげぬき地蔵

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう