母校早稲田を散策 | ちゃちょのブログ

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実践している健康のことや近況

今日は1月3連休中日で、気温が10度を超え、雪も解け切った

ので、一念発起して?(行けば50分だけど)高田馬場から早稲田

を歩きました。

早稲田のある高田馬場駅は、日本初のテレビアニメを作った

漫画家・手塚治虫さんの虫プロダクションがあったところ。

 

最盛期は週5本も漫画連載を掛け持ちしていて、締め切りに

追われて、3日に3時間しか寝ていなかったんだって。

享年55年。でもたくさん、青少年の夢や未来を書いてくれました。

 

JR高架下には、アトムや、手塚漫画のキャラクターが勢ぞろい。

駅の発着メロディは、昭和38年のテレビ鉄腕アトム主題歌です。

 

ショックだったのは、高田馬場には、かつて何十年もいなかった、

ホームレスの人がいたこと!(2駅隣の新宿はすごいけど)

他にも、白髪の品の良い人が道端に、しゃがみ込んでいました。

 

やはり人を資産と考えず、切り捨てコスト扱いで、コロナ禍などで

都合が悪くなると、非正規雇用の人から平気で切り捨てていく

今の社会の「貧困」と「分断」が、現れているね。

日本の賃金は、ここ20年、年収414万円のままです。

 

早稲田政経出・岸田首相の、成長と分配の「新しい資本主義」が

本当に実現できるといいなあ。未来に希望の持てる社会が大切。

文芸春秋2月号に「私が目指す新しい資本主義のグランドデザイン」

が緊急寄稿されてます。安部さんなんかよりずっと深く見てます。

 

高田馬場から早稲田の道は、ごく普通のビジネス街だけど、

圧倒的に、駅周辺は、パチンコ屋とカラオケが増えたね。

本屋は、ごくわずかで、あと多いのはラーメン屋。

ラーメン山口なんか、休日の昼で30人も並んでたよ。

 

カラオケは、30分昼だと155円、夜は328円なんだね。

ぶっ通しで午後8時まで1182円、夜は学生1割引きで1000円!

食事の定食も、どの店もだいたい1000円前後もするんですね。

ちゃちょの頃の2~3倍かな?

 

もう、つぶれていたかと思ったけど、昔の名作や話題作を安く

見せてくれる「早稲田松竹」映画館が、まだ残ってた!

しかも、モダンな感じでリニューアルされている!

 

前は、座席にネズミが走り、スプリングは壊れて、ずぼっとお尻が

落ちました。

 

連休中でシャッターが閉まっていて、何の店だか、全然、

想像できなかった。学生街らしいね。

 

この細長い一角は、高田馬場の名前の由来の「馬場」があった

ところ。武士が馬を調教しました。

新陳代謝が激しくて工事中だったけど、前は、瓦屋根の

風情のある家が並んでいて、安い鮨屋や麦飯屋がありました。

 

もう早稲田に付いたね。だいたい20~25分歩きます。(地下鉄

やスクールバスも通ってるけど)

今は、こんな「第三西門」なんて、いかつい名前が付いてるけど、

前は、敷地の万年塀が壊れていて、潜り抜けていたところ。

 

ちゃちょは、政経の学生会長をやっていて、やや勢いをなくしていた

過激派暴力セクト8つのうち、教授にまで浸透していた中核派(革マル派)を除いて、

公安警察(第8機動隊)の篠田隊長と協力して、ほほ、つぶしたんだよ。

 

彼らは、当時非公式だった、こうした抜け道を含むちょうど8カ所あった入口に、

(正式には、正門、大隈通りの門と西門ぐらいだった)、1名ずつ(たいていボス自身)が

いて、他派の動向を監視し、構内の内ゲバのタイミングに備えていました。

 

あるボスがボケっと構内を歩いていると、他派の10人くらいが、鉄パイプを

持って、わっと襲い掛かり、滅多打ちにします。駅の改札なんか飛び越えてくる。

 

ちゃちょは、政経54ゼミに全部正式の幹事を立て、過激派セクトにばれないように

電話をかけまくって、こっそり大学本部の中央教室で、下の学年に、ゼミ合同説明会

を丸一日あいうえお順に開き、皆をゼミの勉強に戻させ、学園を正常化させる

大きな舵を切ったんだよ。

 

それまで、学生は、学年末試験は必ず、過激派が鉄パイプとヘルメットで行進して

教室を壊してくれるので、試験は全部、教授宅へレポートを出せば済むことに、

半分以上、期待している面がありました。

答えを仲間で集まって、少しづつずらして書けたからね。

 

幸い、ゼミの指導教授が副総長だったので、ちゃちょには、会社訪問解禁日の

大学推薦状は、なんとすごい、えこひいきの「1番」でした!

熱意と使命感が、共感と仲間を呼びます。

人間力・人柄最優先の早稲田らしいです。

 

ある超大手の正門まで、「どうせ推薦1番なんだからゆっくり行けばいいや」と

思っていたら、なんと3000人ぐらいずらっと並んでいて、あと5分だったので、

必死で全力疾走して、一番前に並びました。ギリギリセーフ。

(届いていたハガキも面接番号1番でした。よく見ていなかった。大チョンボ)

 

あの頃の、ちゃちょは、ピカピカに輝いていたなあと、思います。

今、考えると、たまたま生かされていたんだ、とわかります。

 

大学の正門に入る手前の四つ角に、江戸時代1,641年に建立

された穴八幡神社があります。

 

崖下の穴の奥に高さ10㎝の金剛の阿弥陀像が鎮座していたんだって。

たまたま江戸城内では、家光の嫡男家綱が誕生する慶事があり、

将軍様の崇敬を得続けました。

 

本当に、家光が奉納した手洗い鉢があり、冬至祭に「一陽来復」

のありがたいお守り札をくれます。

キンカンとギンナンの実がひとつずつ入っていて、自宅のその年の

恵方に祀っておけば、金銀の苦労はない、というわけです。

 

冬至(12月22日)、大晦日(12月31日)・節分(2月3日)のどれかが終わる

夜中12時ちょうどに、その年の恵方の居室の角に和糊で直に貼り付けます。

台紙、画鋲、テープは絶対に行けません。一度落ちたら効力は失われます。

ちゃちょは、毎日、大学院まで行ったから、いつも夏のガラガラの時に

お参りしました。正月はしません。神社からのお礼のハガキ、今も持ってるよ。

 

さあ、言わずと知れた大学正門と対峙する、大隈講堂に着きました。

内部は最新鋭の舞台と座席に改装されていて、座席のひとつには

ちゃちょの銘板も入っています(一定額以上、寄付したから)。

 

ちゃちょは、ここで1回だけ新入生に演説したことがあります。

ゼミで大学保養所のある伊豆へ合宿に行くとき、大学の許可を取って、

車を持っている人に、この集合場所へ来させたことがあったなあ。

 

今は、大隈庭園へ誰でも入れるカフェが土日もやってます。

昔は、教職員食堂しかなくて、先生にくっついて入ってました。

 

栄養バランスのよい、安くてボリュームのある学食に変身したね。

昔は、50円の細い面がスープにぷかぷか浮かぶラーメンぐらいでした。

食堂も、汚かったです。コップの水を何杯も飲んでお腹を満たしました。

 

今、食堂席は、大隈庭園が見下ろせる広くて明るい空中テラス空間です。

学生会館も、最新校舎並に大改装されて、安くて快適、留学生も大満足です。

 

今も、キャンパス内を自由に出入りする人を見守ってくれている

大隈重信さんの銅像です。

暑い夏には、この前の芝で昼寝している学生もいます。

ちゃちょの頃は、過激派セクトの立て看板だらけで、ペンキを塗りたくられて、

かわいそうだったです。

 

木造鉄筋5階建てで、中庭も空洞だった政経学部棟は、

今や、なんか丸の内か大手町のオフィス高層ビルみたい。

前は、自由に入れて、チョークなんか記念に、取ってたけど。

 

徹底見直しで、財政も黒字転換させ、全校舎も立て直したんだからね。

(ちゃちょの頃は、学生一流、教授二流、施設三流と揶揄されてました。)

ちゃちょの頃、政経の女性は2%だったけど、今や3割近くに。やったね。

 

なんと、去年は、早稲田は慶応に久しぶりに人気で逆転勝ちしました。

予備校で希望アンケート取ると、ずっと慶応7、早稲田3だったからね。

最近の企業の出身大学採用基準も、早稲田が全面的に優位に!

 

文系も含め学生全員に、プログラム作りや表の説明の仕方を必須にし、

留学交流も大きく単位に入れ、「しなやか」で「したたか」な精神に戻すよう、

今の政経出の田中愛治・新総長が音頭を取ってから、世間の評価が大きく変わりました。

 

これは、ちゃちょの時代、早大政経が東大法学部に偏差値0.1で

追っていた頃にまで、遡っての逆転で、昔通りで、超うれしいです。

 

早稲田は、大企業の社長になるより、各分野に散って、底辺から

社会を支えていく人材を多く輩出しています。在野精神という校風です。

 

今日は、早稲田「佐賀」中学校・高等学校の入学試験を、東京の本部でも

やってた!後で調べたら、他に九州の6会場で同時にやってました。

佐賀は、何と言っても、明治天皇の養育係だった大隈重信さんの出身地。

2010年の早稲田7番目の係属校です。シンガポールなどにもあります。

早稲田実業なんかも、係属校ですね。

 

係属校は、上位3割の人が大学の好きな学部へ無試験で行けます。

大学の一組織であり、全員が無試験なのは、「高等学院」のみです。

 

帰りは、都電・終点の早稲田駅から。

今は「東京さくらトラム」って言うんだね。

都電荒川線で良かったのに。

 

昔は、主だった道路すべてに、都電が走っていたけど、

だんだん車が増えてきて、今や専用軌道を持つ、この路線のみ。

 

前は、都電は木造二階建ての家々の間をすり抜けるように

走っていたけど、この下に東京メトロ・副都心線が走ることに

なったので、工事のために、路線の回りは、工事中だらけ。

 

1964年の東京オリンピックの高速道路建設時を始め、東京は

出来上がった後はかっこいいけど、裏は工事中が多いです。

渋谷駅も大改造したからね。昔は、継ぎ足しで分かりづらかったです。

 

ここの「鬼子母神前」からメトロの「雑司ヶ谷」へ3分歩いて乗り換え、

3路線相互乗り入れの、ちゃちょの石神井公園までさっと帰れました。

 

9781歩。1万歩まで、あと少しだった!

午後1時に家を出て50分ずつ電車で往復して、大学周辺は、20分ぐらい

歩いたのかな。

12.5℃と暖かい午後3時には、帰って、文鳥さんと日暮れまで遊べました。

 

新型コロナの第1回非常事態宣言がおととしの4月7日に出てから、

急行で10分で行けるターミナルの池袋でさえ、ずっと出なかったけど、

去年10月に第5波が収まってからは、よく出るようになりました。

 

スポーツクラブは、なぜかクラスターが発生せず、何回もの緊急事態宣言中も

実はやってたけど、ちゃちょは、着替えロッカーで大声でおしゃべりするのが

大きらいで、ずっと行きませんでした。ちょっと太ったけどね。

 

 

でも、昨日、すごく久しぶりに行って、1回で▲1,1㎏。

やっぱり、クラブの揃った施設には、負けます。マシーンもプールもサウナも測定器もある。

ただ、使い方ややり方は人件費削減で体育科の学生バイトが相手で、返事はふにゃふにゃ。

 

毎月9日に出る「PHPからだスマイル」495円を読み続けると、ちゃちょの去年の健康ブログと

同じ範囲の知識が、もっとわかりやすく簡潔にイラスト付きで、順を追ってわかるよ。

割と早めに売り切れ。税込495円にしては、中身がすごく濃く、バラエティに富んでいます。

 

今後は「東京の暮らし」散歩以外にも、クラブも今年は、週2~3回でがんばるぞ!

初夏の健康診断には、BMI=22で、また、かかりつけ医をうならせてみせます!

 

まずは、笑顔になろうね!

皆、連休を楽しんで、元気でね。じゃ、またね。

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