めざせ!恥をかかないビジネスメール
◆ビジネスメールA to Z

ビジネスのコミュニケーションツールとして、なくてはならない電子メール。
しかし、電子メールに関する教育を取り入れている企業は、ほんの一握りにすぎません。中堅社員でも、メールに自信がないというお話は、わたしもよく耳にします。
有限会社コボリの「ビジネスメールマナー講座」では、日商電子メール活用能力検定をベースに実践で使えるビジネスメールのテクニックを学びます。
就職活動支援や、新入社員研修にもおすすめです。

各種お問い合せはこちらから。
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

施術

昨日、無資格でレーザー脱毛をしていた女がつかまったというニュースを見ていたとき、アナウンサーが「しじゅつ」ということばを繰り返していました。
ん?「せじゅつ」じゃないの? とちょっと気になり調べてみたところ、本来は「施術:しじゅつ」なのだそうです。

しかし、テレビ局でニュースを読む場合
・一般的に「せじゅつ」が普及している
・「手術」と間違いやすい
などの理由から、最近は「せじゅつ」も「しじゅつ」もどちらでもOKという見解が多く、国語辞典も「しじゅつ」のほうを空見出しにするところも出てきています。

他に、

<施行>
「しこう」法令が実行される場合
法曹界では、「執行」と間違わないよう慣例で「せこう」と発音する。

<施工>
本来は「しこう」。法令と区別するため慣例で使っていた「せこう」が一般的になり、土木・建築関係の学術用語集で公認されている。
ニュースなどでは「せこう」と読む。

よって、施術は「せじゅつ」でOK。
施工は「せこう」でOK。
ということになりますかね。

かしこ

先日、どこかで(たぶんFBで)男性が文末に「かしこ」と書かれているのを見かけました。 そもそも「かしこ」というのは、 <拝啓 ⇔ 敬具> <前略 ⇔ 草々> <前略 ⇔ かしこ> のように、前略と対になっていることばです。 つまり、「前略」という書き出しがないのに、「かしこ」を使うのは間違い。 しかも「かしこ」を使うのは女性とされています。 「かしこ」は、やわらかい印象のくくりのことばですから、使いやすそうなんですが、 その投稿は男性のものでしたので、一般的には男性が使うのもNGなのです。

脆弱性

◆脆弱性 パソコンが普及してから、にわかに台頭してきた「脆弱性」ということば。
「ぜいじゃくせい」と読みます。
「きじゃく」は間違い。

石原前都知事は、会見などで時折「きじゃく」という言葉を使われますが、話の脈絡から察するに「脆弱」を「きじゃく」と勘違いしているのではないかと思われます。
あの方は、もともと作家なんですけどね。
以前はそれくらい馴染みのない言葉だったのでしょう。

ああ、教えてあげたい(笑)

すっぴん

最近、本来の意味を知って使わなくなった言葉があります。
それは「すっぴん」。

すっぴんは「素嬪」と書き、別嬪(べっぴん)の対語として出来た言葉で、素でも別嬪(化粧をしなくても美人)という意味であったとされているそうです。

これが転じ、現代では単に化粧をしていないこと(=素顔のままであること)を意味するようになりました。
現代の意味は「素顔」と変わってきているので気にすることはありませんが、それでも「すっぴんなんです~」と自慢げに言うのがちょっと恥ずかしくなった感じは否めません(笑)

アリバイ

日本語「え、そうだったの?」シリーズ

◆アリバイ

何かの言葉の短縮形? と思えるような、アリバイ。
実はれっきとした英語で「Alibi」。
英和辞典にも載っています。
(語源は、ラテン語の alius ibi)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>