通信制高校に通うメリットとデメリット
高校進学を考える時に、得意なことを伸ばしたい子や不登校の子は
通信制にするか全日制にするかの選択で迷う時期があると思います
全日制、通信制、どちらを選択したとしてもメリット、デメリットはあります。
私の子供はどちらも経験しており、私が個人的に感じたことをいくつかお伝えしていきます。
迷っている方の少しの参考材料になれたら嬉しいです
通信制高校も今ではたくさん増えていて、学校選びも迷います。
選択する学校によっては当てはまらないものもあると思いますので参考までに。
入学する方法も
ネットで願書を送るだけの学校や
通信制でも面接、入試試験のある学校もあります。
通信制高校にもその学校によってはいくつかのコースがあり、大きく分けると
- 年に数回のスクーリングとテストを受ける集中スクーリングコース
- 週に何日か通う通学型コース
基本3年で卒業できる学校、卒業まで基本4年かかる学校。
それも確認したほうが良いです。
うちの子は3年で卒業でき、なるべく学校に通う回数を最低限にできる集中スクーリングコースを選択しました。
のちに大変なことも多々ありましたが
学校に通うのが大変な不登校の子はこのコースが良い考えました。
メリット
○毎日登校しなくて良いので基本自由
○課題(宿題)が基本ない
○時間を有効活用できる
○アルバイトをしたり、自分の好きなことに時間を費やせる
○平日のイベントに参加できる
(平日、好きなトレカの発売日にはいつも買いに行っていました。)
○普段の授業は好きな時間にパソコンやスマホで授業を観て授業の理解度を確認するためのレポートを送信するのみ
○レポートを提出し、スクーリングを受け、テストを受ける。
基本が出来れば高評価がつきやすいでの頑張り次第でオール5も目指せる
デメリット
○基本自由なので時間の管理が難しくなる、ダラダラ過ごしてしまう
○スクーリングは避けられない
○スクーリングの数日間が辛い
集中スクーリングは数日間(3〜4日)に全てのカリキュラムが詰め込まれるため、拘束時間も長く不登校だった子には辛い時間になる。
○月1の担任とのzoom面談が気まずい
(普段顔を合わせているわけでもない先生と近況や進路のことなど相談する。15分程)
○孤立感を感じやすい
友達を作る機会が少ないので、人とのコミュニケーションをとる機会が少ない
スクーリングも毎回参加者が違うのでその場限りのお付き合いになる
○進学のことについて一人で悩みがち
進路相談担当の先生やクラス担任の先生がいて相談すれば応じてくれるがなかなか相談しずらい
息子の通信学校では一人の先生が150人程の子供の担任をしていた
不登校は決して悪いことをしているわけでもないですし、不登校の将来が暗いわけでもない。
本人と支える家族や協力してくれる方々の力でどんな明るい未来も築けると考えています。
一緒に頑張りましょう
たくさん辛いことがあった不登校経験を、少しずづネガティブな形ではなく明るくお伝えしていけたらと思います