前回記事「クスコのインカ遺跡巡りバスツアー」の続きです。

https://ameblo.jp/happylife3749/entry-12342890138.html


サント・ドミンゴ教会(コリカンチャ太陽の神殿)

カテドラル

サクサイワマン城塞


の次は、


タンボマチャイ

プカ・プカラ

ケンコー


と回ります。


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タンボマチャイとは?Wikipediaより

スペイン語の「タンボマチャイ(Tambomachay)」は、インカの公用語であるケチュア語の「tanpu mach'ay」からの音写で、「tanpu」は宿泊施設、「mach'ay」休息所という意味。「聖なる泉」とも呼ばれる。

小規模な谷の一方の斜面に石組みによって建設された沐浴場、もう一方の斜面に見張り台が残る。

沐浴場は4段に分かれた階段状の構造で、下部の低い2段がプレ・インカ時代の遺構である。

それよりも明らかに洗練された石組みがはっきり見られる上部の2段がインカ時代のもの。

下から3段目の壁面には、インカ独特に技法によって、クスコの方向を指す皇帝の右腕がかたどられた石組みが見られる。

同じく3段目の向かって右側には、皇帝の脱衣場とされるくぼみがある。

沐浴場の名前のとおり絶えることの無く清水が湧き出しているが、水源については未だ解明されていない。

インカの人はサイフォンの原理を知っていたため、これを利用してどこからか水を引いているとする説が有力である。

向かって左側が男性用、右側が女性用の泉と呼ばれる。

やや湾曲した谷のカーブの外側に当たる方の斜面に立つ見張り台からは、谷の出口にあるプカ・プカラに向かって視界が開けている。

プカ・プカラに駐留する見張り要員との間で互いに旗信号を使用して連絡を取り、沐浴する皇帝を護衛する任務にあたった。


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標高3800mは、ツライ

何がツライってガンガンに締め付けられる頭痛です。

そして、呼吸も苦しいので、歩く時前屈みの体勢になります。

歩くと腰に負担がかかるのか、腰も痛かったです。


タンボマチャイは山道を歩いて登って行くのですが、

途中のベンチで一休みしてたら、

ガイドさんが声をかけてくれて、

バスに戻って休むか?と聞かれましたが、

この時は上まで登り切る選択をしました。


そしたら、他の外国人のバスツアー参加者の方たちが

心配して英語で声をかけてくれて、

高山病にはコカ茶が効くからと分けてくれたり、

コカの葉を噛むと良いと言うのでトライしてみました。


コカ=コカノキとは?Wikipediaより

南アメリカ原産の樹木。

コカの葉からコカイン(局所麻酔薬、麻薬)を抽出できる。

一部の国(主に南米)では主に高山病対策として葉を茶として飲用するなど、一種の嗜好品や薬用として伝統的に利用されている。

コカ茶は、一般には、コカの葉を干したもの数枚~数十枚に熱い湯を注ぎ、しばらく待ってから飲む。

砂糖を入れて飲むことも多い。

きわめて日常的な飲み物で、ティーバッグも売られている。

カモミール(現地のスペイン語では、マンサニージャ(manzanilla))と混合したティーバッグなども売られており、愛飲する人が多い。

コカの成分による覚醒作用には「空腹を忘れさせる」という効果も含まれるため、コカ茶は食前よりも食後に飲まれることが多い。

また、ボリビアのラパス市(標高約4000メートル)やエチオピアなどの標高が高い地域では、旅行者などが高山病に罹りやすいため、コカの葉を直接口に入れて噛んだり(この時に効果を補助するものとして石灰やピーナッツなどを一緒に噛むこともある)、コカ茶を飲むことによって、コカの成分を体内に取り入れて、高山病の症状(頭痛、内臓の不快感など)を緩和させることもある。


コカ茶の効果は(私にとっては)気休めな感じで、

ほんの少しは頭痛が軽減されたような気もするといった感じ。

今回日本人のバスツアー参加者が私以外いなかったので、

この時は、外国人の方の優しさを感じることができました。

コカ茶をくれたファミリーのお父さんは、

スイスから来てるって言ってて、

スイスにも標高高い山はあるけど、

ペルーの山(アンデス山脈)とは違うと言っていて、

高山病は単純に標高だけの問題でもないのかもしれないなと思いました。

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でも、頂上まで登り切った泉(沐浴場)は、

元気な赤ちゃんを産むご利益があるってガイドさんが言ってて、

泉の前で写真撮ってくれたから、

(まだ先の話かもしれないけど)元気な赤ちゃんを産む気満々なので、

私の願いは届いたかなと思いました。

(私が持ってる紙コップがコカ茶です。)



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プカ・プカラとは?Wikipediaより

ケチュア語の「西:Puka Pukara」は「赤い要塞」の意味。

赤みを帯びた石灰岩を用いているためこの名前があるが、インカ時代オリジナルの呼称は伝わっていない。

水道が整備され、インカ独特の石組みによって外壁と見張り台・中庭が築かれている。

石組みは、他のインカ関係の遺跡に比べてやや粗い。

インカ帝国の幹線道路であったインカ道が首都クスコに入る際の関門の位置に立地し、関所および首都防衛のための軍事要塞の役割を果たしていた。

1キロメートル離れた谷の奥にタンボマチャイがあって互いに眺望が効くため、考古学者ロセル(García Rosell)ら専門家は両所の見張り要員が旗信号で連絡を取りあった可能性を指摘している。


プカプカラは近くまで行かずに、

バスから降りた道沿いから写真に撮って終わりでした。

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ケンコーとは?

http://www.latenamerica.com/peru16.html

ケンコーには宗教儀式のために作られたという不思議な巨大加工岩があります。

もともとそこにあった大きな石灰岩の表面を削って平らにしたり、階段を作ったり、くり抜いて通路を造ったりしてあります。

ケンコーというのはギザギザという意味で、その名の通り、岩の上にはギザギザの形が彫られています。

インカ時代には、そこに犠牲の血などを流す儀式が行われたそうです。


ただし、今は石の上には登れなくなっているため、遠目でしか上部を見ることができません。

どこの遺跡も規制が厳しくなり、自由に見学できないのは残念です。



最後のケンコーは、ダウンしてバスの中で待ってました。

バスの中で待ってる時に撮った動画。

クスコの街並みがキレイ☆




この後、皆んなでお土産屋さんに行きました。

私はバスの中で待っていたかったのに、

コカ茶が無料で飲めるから降りて来いと言われて、

しぶしぶお店に行きコカ茶を飲んで待ってました。

ここのコカ茶は甘みがあって(砂糖が入ってたのかな?)ちょっと味が違いました。

お店の人は、本物のアルパカのセーターと

偽物の(中国産の)セーターの違いを力説していました。笑

ガイドさんが、何かのアルコールの瓶を持ってきて、

この香りが高山病に効くからと手のひらに垂らしてくれて、

それを嗅いだ瞬間確かに一時的に楽になりました。

あれは、何だったんだろう?


皆んながお土産の買い物してる間、

私は限界が来たので、何も買わずバスに戻って横になってました。

という訳でクスコのお土産を買い損ねましたあせる


マベイホテルに戻って、次のスケジュールまで1〜2時間ほどベッドで休みました。

標高ほぼ0mのリマから標高3400mのクスコまで

飛行機でひとっ飛びでやって来るので、

いきなり標高が変わることにダメージがある気がします。

それと、睡眠不足による体力低下も影響してますね。

高山病、自分は大丈夫だとタカを括ってましたが、見事になりました。

なめてはいけません!


次回、クスコの夜景と、12角の石と14角の石へと続く…



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