本日のコラム☆「自分を粗末にしないこと」 | 大阪・天満橋 パーソナル/プライベートヨガ専門☆ココロとカラダの調律師・パーソナルヨガトレーナーAyakoのハッピーハーモニーライフ

大阪・天満橋 パーソナル/プライベートヨガ専門☆ココロとカラダの調律師・パーソナルヨガトレーナーAyakoのハッピーハーモニーライフ

大阪市北区・天満橋 個人/ペア/プライベートレッスン専門 ヨガ&コンディショニングスタジオ「ハッピーハーモニー」 自分が調えば生活が調う、生活が調えば人生が調う♪あなたのためだけのオーダーメイドレッスンでココロとカラダのバランスを調えるお手伝いをしています♪

ひらめき電球こちらは2012年8月29日にマイベストプロ大阪に掲載されたコラムですひらめき電球

皆さまこんにちは!ご訪問ありがとうございます。
ヨーガインストラクターAyakoです。

以前に、大阪サンダハンにてヨーガスートラの授業を受けていたときのことです。
先生が、こんなことをおっしゃいました。

「自分を粗末にしないことが大切です」

これは、ヨーガスートラの第1章41番にある、
透明な宝石(水晶)が、周囲の花の色を写し出す、という例えで、
心が澄んでいれば、見るべき対象を正確に判別できる、ということを学んでいたときです。

曇りのない水晶は、対象をそのまま映し出します。
同じように、曇りのない心は、対象をそのままに受け入れ、正しく判別できます。

しかし、曇ってしまった心は、対象を正確に判断できなくなります。

三色の旗が、静止していればその色がわかるけれども、風が吹くと何色かわからなくなるように、
心がぐちゃくぐちゃになって、混沌としてしまうと、色々なことがわからなくなるのです。

よく心を澄ませて観察すればわかることを、心が曇っていてよくわからなくなり、
だからこそ心が自分の内側でなく、外へ外へと向かって、バランスを崩してしまう。

そして、バランスを崩すから、「理屈」を求めてしまうのです。

「理屈」や「理論」ばかり大切にしていて、重要なことほど粗末にしてしまっている。
「当たり前」のことを軽く見てしまい、本当に大切なものを、大切にしていないのです。

例えば、水や空気や、生きるために必要なもの。
今、生きていること。

「生きていること」が、何よりの根幹なのです。

だからこそ、まず、自分の身体を尊敬すること。
自分を粗末にしないこと。

これは、「アヒムサー(非暴力)」に通じる、生きる上で最も大切なことだと思います。

自分を大切にするから、自分の心を曇らせずにいられるのです。
自分の心が曇ってしまうのは、自分を粗末に扱ってしまっているからなのです。

自分の身体も、自分の心も、どこかから材料を集めて来て自分で作った物ではありません。
ギフトとして、与えられたものです。

見ることも、聞くことも、触ることも、匂うことも、味わうことも、
全て、自分では作り出せないものです。

新しく細胞を生み出すことも、血液が流れることも、心臓が脈打つことも、
自分の身体がしていることですが、自分自身の力でしていることではありません。

偉大な生命の力が、そうさせてくれているだけなのです。
それを、あたかも自分の力であるかのように錯覚してしまい、「当たり前」だと思ってしまう。

その錯覚が、本当に大切なものを見失い、大切なものを大切にできなくしているのです。

私たちが生きていられるのは、肉体があるからです。
肉体に、命が宿っているからです。

その命があることを「当たり前」と思い、肉体があることを「当たり前」と思ってしまう傲慢。

生きていられること、肉体があることへの感謝を忘れずに、自分を粗末に扱わないこと。
この基本的なことに立ち返る必要があるのです。

よく、「自分を大切にしよう」という表現をしますが、どう大切にするかわからなかったり、
「大切にする」という意味をはき違え、甘やかしてしまうことが多いと思います。

「大切にする」というよりも、まずは「粗末にしない」こと。
自分の身体も、自分の心も、乱暴に扱わないこと。

自分の心を曇らせてしまわないように、いつも心を澄ませていられるように、
このことを「生きる基本」として、意識していただけたらと思います。



スタジオについてはこちら
レッスンについてはこちら
週間スケジュールはこちら
ベビーマッサージはこちら


いつも良い考えに恵まれますように音譜
素敵な言葉が生まれますようにキラキラ
いつも心が優しさで満たされていますようにラブラブ
皆様の毎日が、幸せでありますようお祈りしていますクローバー

最後までお読みいただき、ありがとうございましたニコニコ