こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
ココロとカラダの調律師・パーソナルヨガトレーナーAyakoです
昨日のコラムで、ヨーガスートラの
八支則の「ヤマ」についてお話ししました。
↓↓↓
【八支則より「ヤマ(禁戒)」について】
この「ヤマ」について、
もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
(こちらは2011年9月26日のコラムを加筆修正したものです。)
今回は、ヤマの1番目にあげられる
「アヒムサー(非暴力)」
についてお話ししたいと思います。
「アヒムサー」は、時に「不殺生」と
訳されることもあるのですが、
アヒムサーの適応範囲は
「殺生」だけに限られるわけではありません。
アヒムサーとは、あらゆるものを
「傷つけない」ということなのです。
これは、物理的な肉体に対する
「暴力」だけではありません。
心も傷つけてはいけないのです。
つまり、殴ったり蹴ったりと
いうことだけではなく、
言葉でも傷つけてはいけないし、
育児放棄など、必要なものを
与えないといった行為によっても
傷つけてはいけないのです。
そして、これらのことは
「相手」に対してだけでなく、
「自分」に対してもなのです。
このことはつい見落としがちですが、
とても大切なことです。
心、身体、精神、
自分を含むあらゆるものに対して、
暴力をふるってはいけない。
この、アヒムサーについて、
偉大なるヨーギー
(ヨーガ行者をヨーギーといいます)
スワミ・チダーナンダ氏の著書
「至福への道」で、
このように書かれています。
「アヒムサーとは、『思いにおいて、言葉において、行為において、
どんなに小さな苦痛さえも与えない』という誓いなのです。」
そして、このことは、
人種も、国籍も、宗教も、身分も、
立場も、性別も、年齢も関係なく、
全ての人に当てはまるものなのです。
そして誤解してはいけないのが、
このアヒムサーを理由として、
「『生きものを殺してはいけないから、
肉を食べてはいけない』
ということではない」
ということです。
「なぜ?肉食は、非暴力と反するのでは?」
このように思う方もいらっしゃるでしょう。
では逆に、なぜ植物だったら
殺してもいいのでしょう?
生命を維持するために「食べる」ものは、
必ず、生命あるものです。
生命をいただくことでしか、
生きられないのです。
植物だって、生命体です。
たとえば、そのジャガイモには、
芽吹く力があります。
それは生命です。
その「果実」は、次世代の種として、
生きる権利があります。
動物でなかったとしても、
その「生命」をいただいていることに
変わりはありません。
木を切って、家を建てる。
これも、木の生命をいただいているのです。
どちらの例も、
生命をいただかなければ
私たちは生きていけない。
私たちが「動物」という
生きものである以上、
食物連鎖の中にいますし、
何かの生命をいただいてしか
生きられないのです。
これは、自然の営みなのです。
そこに、動物も、植物も、
差はないのです。
逆に、食べてはいけないからと、
必要な栄養を摂らなかったらどうでしょう?
そうすれば、体調を壊したり、
もしかしたら死んでしまうかもしれません。
それこそ、自分に対する「暴力」なのです。
「快楽」として殺してはいけないのです。
「不必要に」傷つけてはいけないのです。
決して、生命を「貪ってはいけない」のです。
必要なものを、必要な分だけいただく。
それは暴力ではないのです。
ただそこに、感謝がなければいけないのです。
もちろん、ヨーガを深めれば
自然に肉食を必要としなくなる
身体になることもありますが、
日常生活において、
肉や魚を食べないことが
アヒムサーではないのです。
ですから、ダイエットだとか、
ファッションとして
ベジタリアンであることは
一見アヒムサーであるように
見えますが、場合によっては
全く逆のこともあるのです。
そして、必要な栄養を摂らないことが
自分への暴力であるのと同様に、
不必要なものを摂るのもまた、
自分への暴力です。
例えば、タバコやアルコールなどの嗜好品。
これらは、身体の機能を傷つけます。
肉体と、肉体を生かしてくれている
生命への立派な「暴力」なのです。
もちろん、それらは楽しみや喜びも
与えてくれますから、
厳密に修行をしていないという人は
摂ってもかまわないと思いますが、
「度をわきまえる」ということは必要です。
自分に対してだけでなく、
副流煙を他人に吸わせることも
もちろん暴力ですし、
飲酒を強要するのも当然暴力です。
夜更かしや不規則な生活で
体調を崩してしまうのも、
自分の肉体への暴力ですし、
肉体や精神を酷使し
「過労」になることも
暴力にあたります。
そして、ヨーガのアーサナ(ポーズ)でも
痛いのを無視して筋肉を引き伸ばし、
身体を痛めてしまうのもまた
暴力にあたります。
このように、「暴力」は、
よく見ると身近なところに
溢れているのです。
あまりにも身近過ぎて、
それが暴力であることに気づかないくらい、
溢れているのです。
思考において、態度において、
言葉において、行動において、
あらゆる面で、あらゆるものを
傷つけないでいること。
とても難しいことですし、
私も気づかずにやってしまっていることが
たくさんあります。
ですが、だからと言って
「アヒムサーを意識しなくてもいい」
ということではありません。
みんなやってるんだからとか、
こんなのできっこないだとかではなく、
人間としてのプライドを持って、
取り組まねばならない項目だと思います。
そしてその理想は
「その場においてあらゆる暴力を発生させない」
ということだと思います。
自分だけでなく、
相手にも暴力をふるわせないこと。
インド独立の父と言われ、
非暴力を説いたマハトマ・ガンディーは
最後は銃弾に倒れるわけですが、
もし本当に非暴力ができていたならば
その場にある暴力を消し去り
殺されることはなかったと言われています。
ガンディーですらできなかったのだから
凡人がそんな理想に到達するのは
到底無理だったとしても、
それでも、せめて自分の中には
暴力を生まない努力を続けたいと思うのです。
「わたし」が、何ものをも
傷つけずにいられますように。
「あなた」が、何ものをも
傷つけずにいられますように。
「わたし」が、何ものからも
傷つけられずにいられますように。
「あなた」が、何ものからも
傷つけられずにいられますように。
全てのものが、
暴力を振るうことも
暴力を受けることもないように、
心から願っています。
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