1月10日の活動報告の前に、1月3日の活動報告が未だですので
本日と明日は
1月3日の活動報告をさせていただきます。
※1月3日の活動は、ご報告することが多いため
(その1) と (その2) の2回に分けて活動報告をいたします。
本日は、 (その1) です。
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2021年最初の日曜日は、1月3日でお正月の三が日でした。
福島・被災地に限らず命を繋ぐ活動はお正月もGWもお盆も休みは関係なく活動しなくてはなりませんから、もちろん日付が1月3日になった段階で福島に向かいました。
"あの子達"には体内から暖まって免疫力を上げて欲しいから
床暖で温めた「ウェットフード」を持参して福島へと向かいました
(この猫さんは一緒に温まり具合を確認してくれる我が家の五男「タッキー君」)
東京の自宅を出る段階で気温が3℃、常磐道の三郷インターで０℃、その後は氷点下となり友部あたりで－5℃となり路面が凍結している箇所が増え、福島に入ると一部ではありますが粉雪が舞っていました。
冬タイヤに履き替えが出来ていないためノーマルタイヤで走行したので、途中の山道で路面凍結&突風で車体が滑った時はさすがに恐怖を感じました。
※チェーンを付けるほどの凍結状態ではなかったので、無理にチェーンを装着するとチェーンが切れてしまうので装着はしませんでした。
今回の活動も
まず最初に危険な給餌ポイントの
(少なくとも5匹の) この子達を保護するために
捕獲器を設置していきました
▲(上から時計回りに) マスクちゃん・キジ猫さん・ガリガリなキジ猫さん
はちわれさん・茶白さん
▲危険な給餌ポイントについては、こちらをご覧ください
氷点下で凍え、更に緊張していましたから
手の震えが止まりませんでしたが…
早く保護してあげたいの
生きているうちに
ここから救い出してあげたいから
お願いだから入ってね
夜明け前の暗闇の中
入ってくれるよう祈りながら
捕獲器を1台1台心を込めて設置していきました
その後は、お腹を空かせている"あの子達"のために急いで給餌をしていきました。
いつもは給餌しながら張り込み等もしているのでなかなか日の出を見に行けなかったのですが、この日は1月3日のお正月ですから活動の途中に日の出を拝みに海に行きました。
福島・被災地 (福島第一原発20キロ圏内) の富岡町の海の
初日の出
海風が強く寒くてつま先までジンジンと痛くなりましたが
初日の出が綺麗で
だけど多くの命を奪った海だと思うと悲しくて
複雑な気持ちで手を合わせました
太陽が顔を出し
あたりが明るくなり目に入ってきたのは
"あの子達"は、寒さをしのげているのか
無事に朝を迎えられたのか
福島・被災地の冬は
寒さは厳しいけど雪が滅多に降らなくて積もらないのに
薄っすらと積もった雪と霜柱
"あの子達"が心配になる光景で胸が締め付けられ
更に、もう見慣れてしまっているはずの
福島・被災地 (旧:警戒区域＝福島第一原発20キロ圏内)で
約10年も雨風雪に晒され朽ちた店舗の姿が
この日は、やけに悲しく感じました
あの日から10回目のお正月を迎える
悲しい福島・被災地の姿に心沈みながら
明日の1月4日に初めての命日を迎える
「ウィンちゃん(仮名のぞみ)」の
保護した場所に献花をしました
「ウィンちゃん」は
捕獲器を設置回収するのが困難な場所にある給餌ポイントに来ていた子で
更に、一時期姿を確認できなくなってしまったりで
存在を認識してから保護するまで約2年もかかってしまった子でした
そのせいかは定かではありませんが
「ウィンちゃん」は白血病キャリアでした
なので、なかなか里親さまとのご縁が繋がらないかもと
「ウィンちゃん」に申し訳なくて
保護を待たせた自分を恨みました
でも…「ウィンちゃん」は、保護してからあっという間に
"ずっとの家族"とのご縁が繋がり幸せになりました
詳しくは、後日改めてご報告させていただきますが…
「ウィンちゃん」は
2016年9月4日に保護してから
亡くなる2020年1月4日までの3年と4か月間に
惜しみなく愛情を注いでいただき幸せで
抱えきれないほどの
楽しい思い出を抱えお空に旅立ちました
ウィンちゃん、保護を待たせてしまってごめんね
生まれてきてくれて、ありがとう
幸せになってくれて、ありがとう
もう毛皮を着替えて
傍にいるような気がするんだけど…どうなのかな？
今日ね、危険な給餌ポイントの子達を保護するため
捕獲器を設置したんだ
無事に保護出来るよう応援してね
※献花ですが
この時期はお花が咲いていないので東京でお花を購入して来たのですが
お正月用の切り花しか売っていなかったので
どんなに工夫してもお洒落感がない花束になってしまいました
「ウィンちゃん」、「Uママさん」、「Uパパさん」、ごめんなさい
▲「ウィンちゃん」を保護した給餌ポイント近くの池
この日は、凍って薄っすらと雪が積もっていました
この日は珍しいことがありました。
たぶん、お正月だけど心が沈んでいる私を見兼ねて「ウィンちゃん」がサプライズをプレゼントしてくれたのだと思います。
福島・被災地の双葉町の山奥で
５年ぶり位に「お猿さん」に、しかも親子に会えました
子供連れなので警戒はしていましたが攻撃性はなく
とっても可愛かったです
本当は何か食べ物を上げたかったのですが
人から食べ物をもらう癖がつくと
お猿さんにも人間にもよくないので何もあげませんでした
「ふたばちゃん」と「ととちゃん」のお墓は、今回も荒らされずに無事でした
▲地面が凍ってお線香が立てられませんでした
▲「かすみ草」の芽は全然伸びていませんでした
"あの子達"には
この日が2021年最初の活動で
1月３日で三が日でしたから…
お節代わりに
給餌日だけのご馳走「ウェットフード」と頑張っているご褒美「焼きかつお」に「鯛かま」をトッピングしてあげました
今回も、応援ご支援してくださっている「皆さま」のお陰で
福島・被災地と夏井川氾濫決壊エリアの
全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届け
"あの子達"の命を繋ぐ事が出来ました、ありがとうございます
長くなってしまいましたので
続きは(その2) で
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
◆SOS◆
"あの子達"を救う活動に関わるご支援のお願い
危険な給餌ポイントの子達の《緊急保護》を進めているので
現在「医療費」の一気に発生しています
ただでさえ保護っ子さんの医療費や飼育費などが膨らみ
福島に1回行くと高速代とガソリン代などで約25.000円かかりますから
活動費が厳しい状況になっていて
個人で活動しているためご支援で賄えない場合は
不足分は私自身が負担するため
本当に本当に厳しい状況で破産してしまいます
でも、危険な給餌ポイントの子達を見捨てることなど出来ません
どうか、保護した子達に
十分な医療処置を施し健康に幸せにしてあげられるよう
未だ保護出来ていない
危険な給餌ポイントの子達を
保護して十分な医療処置を施してあげられるよう
ご支援のご協力を宜しくお願い致します。
ご無理のない範囲でご協力いただけると助かります。
何卒ご協力を宜しくお願い致します。
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