こんにちは。
かわのみどりです。
大好きな日向夏の木を植えて、３年目。
今年はたくさん実がついて、
どんどんまあるくなっているのに、
ドキドキしています。
さて、
子どもに、つい感情的に怒ってしまった。
パートナーに、わざわざ
言わなくてもいいようなことを言ってしまった。
そんな風に、
イラッとして思わぬ言動をしてしまい、
反省すること、ありますよね。
そういうことを繰り返すと、
「わたしって、なんで何度も同じことしてるんだろう」
「なんで、心が狭いんだろう」
「我慢が、足りないんだろう」
なんて、自分を責めたくなるかもしれません。
そんなあなたに、
かけてあげてほしいのことばを
今日はご紹介しますね。
それは、
「何か、訳があるんだよね 
」
人の行動には何かしら訳があります。
ずーっとたどっていくと、
多くは、自分を守るため、
愛する人を大切にするため です。
たとえば、
子どもに、感情的になって
きついことばを投げつけてしまったのは、
あなたの中で、
ストレスや疲れ、がまんがたまっていたり、
誰かへの不満や怒りが積み重なっていて、
それが、ふいに出てしまったのかもしれません。
ホルモンのバランスが影響しているのかもしれません。
子どもにこうなってほしい願いや
こうなったら…という心配が
強すぎて、ついそんな
言い方になってしまったのかもしれません。
ご自身の心の傷や痛みに
触れそうで、
それを怒りのエネルギーで
避けようとしたのかもしれません。
何かすごく「分かってほしい！」
強い思いがあふれ出てしまったのかもしれません。
そうなったのには、
何か理由があるんです。
そんな風に、
何らかの理由によって、
思うようにならなくて、
誰よりショックで、心を痛めているご自身に、
「残念だったね」「悲しいね」「だいじょうぶだよ」と
まずは、慈しみの目をむけてあげてくださいね。
思い出してほしいのは、
これから取り返しはつくということ。
子どもに感情的になったあと、
すごく心が痛んだとしたら、
「お母さん、さっき、言い過ぎたね。訂正させてね。」
って謝ったり、訂正することもできるし、
「疲れがたまっていて、つい言わなくてもいいこといってしまって」
「あの言葉に、カッとしてしまったけど、それはわたしの問題で…ごめんね」
などと状況を説明することもできる。
「あんなことを言ってしまって、心が痛くて、悲しくて…」と
素直な気持ちを話す機会にもできる。
「あなたがとても大切だよ」
と言葉で伝えたり、ハグをしたりして、
改めて伝えるきっかけにしてもいい。
人は誰だって調子のいいとき悪い時があって、
思うようにできないこともあって、
でも、上手くいかないことがあっても、
それを取り戻すことができる。
そういう、
機会にしたらいいなと思うんです。
自分に「何か訳があるんだよね」という
慈しみのまなざしを、
自分に向けられるようになると、
もう一つ、うれしいことがあって、
周りの人が思いがけない言動をしたり、
調子が悪い時にも、
「何か訳があるんだろうな」と
だんだん感じられるようになるんです。
みんな本当は、
やさしくしたくて、
仲良くしたくて、
上手くやっていきたくて、
でも時には、できないこともあるよね。
みんなそれぞれ、
同じように葛藤しながら、
生きている
不完全で、愛すべき仲間なんだな…
なんて思うんです。
自分の言動を反省したり、
責めたりしている方がいたら、
「何か、訳があるんだよね 」
よかったら、ためしてみてくださいね。
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