こんにちは。
かわのみどりです。
先日、たまたま
郵便局のホームページにあった
斎藤佑樹さんの
手紙をみて、ぐっときました。
斎藤佑樹さん
ご存じでしょうか？
16年前に、甲子園で優勝して、
汗をハンカチでふくしぐさが
「ハンカチ王子」と話題になり、
その後、プロ野球選手になり
昨年引退されたそうですが
その彼が、高校球児に向けて
書いた手紙が掲載されていたのです。
読み進めていくと、
「その夢はきっと叶うよ。とは、僕は言いません」
「不安だらけの時間を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません…」
とあり、
高校生の時に、
大注目された後の斎藤さんのご苦労が、
にじみ出るようで、
切なくなりかけたのですが…
その後に続くのはこんな
力強いことばでした。
「一番速い球を投げるのは君じゃない。でも
一番熱い球を投げるのが、
一番強い球を投げるのが、
一番すごい球を投げるのが君であってほしい！」
「最後まで戦い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になる」
この十数年、
ケガや成績不振など
上手くいかないことがあっても
周りにあれこれ言われることがあっても
斎藤さんはいつも
きっと、こんな思いで
やってきたんだろうなぁと
胸があつくなりました。
何かを真剣にやっていくと
自分よりすごい人
できる人に
当然ながら出会っていくことになります。
その中で、
圧倒されたり
自分がちっぽけに感じてしまうこと
ありますよね…。
わたしも、
学びの場などで、
心理一筋、何十年とか
海外でたくさんの
心理療法を学んだり研究してるとか
実績や経験、人間力のある方に会うと
思わず、あとずさりしたり
小さくなりそうになることがあります。
けど、そんなときは、
そんな自分を認めつつ、
「この私だから、できることは何かな」
と思い返すようにしています。
わたしは、
王道ルートは
歩いてこなかったけれど、
その時々、できる方法で
こころについて学び考え続けてきた。
自分が嫌で苦しくて
どうしようもない苦しみを
癒し、乗り越える方法をずっと
模索し、取り組みつづけてきた。
そんなわたしに
話をしてみたいと
感じて下さる方がいるのなら
ちゃんとここにいて、
全身全霊を傾けて
その方の話を聴こう。
誰よりも味方でい続けよう。
わたしができることを
ひとつ、ひとつ喜びを持って
積み重ねていこう
って思うんです。
あなたももし、
すごい人をみて
「わたしなんて…」と
シュンとしちゃったときは、
「あなただから、できること」
「あなたが、本当にしていきたいこと」
思いだしてみてくださいね。
★斎藤佑樹さんの手紙の全文はこちらです
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