こんにちは。
かわのみどりです。
ここのところ
汗ばむような天気が続き、
海も夏の雰囲気になってきました。
キラキラ、見えるでしょうか？
さて、
カウンセリングを
繰り返していく中で、
今まで気がつかなかった
日常の中の幸せを
気づけるようになったり、
自分のための楽しみの
時間を持てるようになったという
ご報告を聞くことがあり
うれしい気持ちになります。
先日お話した方は、
「今までなら、人にどう思われるか
気になってできなかったけど、
わたしにとっては、これがいい！と感じて…」
と言われていて、
素敵なことばだなぁ…とじんわりしました。
ふと、
（「女性装の東大教授」として有名な）
経済学者の安冨歩さんの
著書の中にあった詩を思い出しました。
おいしいものは大嫌い
おいしいはずのものが好き
楽しいことは大嫌い
楽しいはずのものが好き
きれいなものは大嫌い
きれいなはずのものが好き
やりたいことは大嫌い
やりたいはずのものが好き
知りたいことは何もない
知りたいはずのことを知る
好きな人は大嫌い
好きなはずの人が好き
自分自身は嫌い
自分のはずの 自分が好き
がまんに がまんを 積み重ね
いらないものを 手に入れる
これが私の 好きなこと
ことばが強めなので
ギョッとする方も
いるかもしれませんが
確かに、周りの目や
価値観にあわせて
したくないことをしつづけるって
いらないものを手にいれるために、
がまんを積み重ねているようなもの。
一度きりの人生を
そんな風に使うのは、もったいない！
これを読んでいるあなたが、
今、もし、
周りの価値観や、
人の意見や顔色を気にして
つい、したくないことをしたり
がまんすることを選び続けているなら
その先について
一度じっくりと
想像してみるといいかもしれません。
今のわたしは、
誰かに受け入れられたり
評価されるために、
したくないことをしたり
期待を裏切らないために
また違うがまんを重ねていくより
（以前は、当たり前のようにしていたけど）
一時的にガッカリされたり
ギクシャクしたとしても、
本音を伝えあったり
よりよい関係や
よりしっくりくる環境を模索しながら
自分が本当にしたいこと
大切にしたいことをしていきたい。
今、ここにいる自分を
大切にしていきたいと思うんです。
もし、
あなたも同じ気持ちなら、
「あの人」とか「みんな」とか
「世間」ではなくて、
「わたしが、選びたいのはどっち？」
「わたしが、嬉しいのはどっち？」
「わたしは、どんな関係をつくりたい？」
と自分にきいてみる。
「わたしは、これがうれしい」
「わたしは、これが心地いい」
「わたしは、これは嫌だ」
「わたしは、これはしたくない」
「わたし」を主語にして考えたり、選んだりしてみる。
それを、ひとつひとつ
やっていくのはどうでしょうか。
今日、できる小さなことから。
そうしたい気持ちはあるけど、
どうしたらよいか分からない
怖さや不安でいっぱいになって
進めないという方は、
カウンセリングの中で
自分の気持ちを大切に聴いたり、
自分が望むことを、
１つずつ選んでいく練習を
していくこともできますので、
じっくり取り組んで
いきたいときはお声かけくださいね。
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