前回の続き。

 (前回) あの日あの時あの場所で … 神の招き(calling)に従うのが天職(calling)

 

前回は、神の招き(calling)に応えるか否かという選択について書いた。

今回は、せっかく神の招きに応えたのに、途中で道を外れてしまったケースについて。

 

ようは、神のおかげで成功したことを忘れて傲慢になり、

神に背いて調子にのって没落……という、誰にでもありえるパターン。

 

今から3000年前の、ダビデ王とソロモン王を例に、

旧約聖書の有名なシーンを拾いつつ、見ていこうと思う。

 

(1) ダビデの道 …… 己の罪を認め、神の道に戻る。

(2) ソロモンの道 … 己の罪を認めず、神の道に戻らない。

 

神の道を外れてしまった後、どちらを選択するかがポイント。

 

【今回のもくじ】

 

・ 中盤までは謙虚だったダビデ
・ 成功して気が緩み、神に背いてしまうダビデ
・ 悔い改めて、神に立ち返るダビデ
・ 最初は神に謙虚だったソロモン
・ 富と権力を手に入れて、神に背いたソロモン
・ ソロモンの栄華の末路……
・ 神の呼びかけ(calling)にコミットし続けること

 

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■ 中盤までは謙虚だったダビデ

 
ダビデ王が即位したのは、ちょうど紀元前1000年……覚えやすいね。
今から3000年前の話。
 
ダビデはもともと羊飼いで、イスラエル王になるまでには波乱万丈、
たいへんな苦労人だった。
詳細は『サムエル記上』の16章以降に記されている。
 
ダビデは神の助けなくては生きられない苦労人だったから、
いろいろあってイスラエル王になり、王宮に住むようになってからも、
常に神の前に謙虚な人だった。
 
そのダビデに、神は預言者ナタンをつかわして、
ダビデの子孫とイスラエル王国の繁栄を守ると告げた。
 
 ……主はあなたに告げる。
 主があなたのために家を興す。
 あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、
 あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。
 この者がわたしの名のために家を建て、
 わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。
 
 ――『サムエル記下』 7章11-13節
 
この神の約束は、少なくとも二つのメッセージが掛かっている。
 
(1) ダビデの息子ソロモンが、エルサレム神殿を完成する。
 ダビデ王家の子孫と、イスラエル王国は、とこしえに続く。
 
(2) ダビデの子孫から、救い主メシア(キリスト)が生まれる。
 「ダビデの子」が神の王国を来たらせ、神の王国はとこしえに続く。
 
ダビデはきっと(1)の意味で受けとったと思う。
それでも十分だと思う。
 
神に子孫繁栄を約束されたダビデは、感謝の祈りを捧げている。
祈りの全文は長いから、ここでは一部だけ。
 
 ダビデ王は主の御前に出て座し、次のように言った。
 
 「主なる神よ、何故わたしを、わたしの家などを、ここまでお導きくださったのですか。
 主なる神よ、御目には、それもまた小さな事にすぎません。
 また、あなたは、この僕の家の遠い将来にかかわる御言葉まで賜りました。
 
 主なる神よ、このようなことが人間の定めとしてありえましょうか。
 ダビデはこの上、何を申し上げることができましょう。
 主なる神よ、あなたは僕を認めてくださいました。
 御言葉のゆえに、御心のままに、このように大きな御業をことごとく行い、
 僕に知らせてくださいました。
 
 ……それゆえ、僕はこの祈りをささげる勇気を得ました。
 主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。
 あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。
 どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください。
 主なる神よ、あなたが御言葉を賜れば、
 その祝福によって僕の家はとこしえに祝福されます。
 
 ――『サムエル記下』 7章18-21、27-29節
 
この時のダビデは、心の底から神を畏れ、感謝していたはず。
しかし……
 
■ 成功して気が緩み、神に背いてしまうダビデ
 
ダビデ王権が安定し、生活が平穏になってくると、
ダビデも気が緩んでしまったのか、魔が差してしまう。
 
ダビデは、部下ウリヤの妻バト・シェバ(バテシバ)を気にいって、寝取ってしまう。
これはもちろん神に背く大罪。
 
 ある日の夕暮れに、ダビデは午睡から起きて、王宮の屋上を散歩していた。
 彼は屋上から、一人の女が水を浴びているのを目に留めた。
 女は大層美しかった。
 
 ダビデは人をやって女のことを尋ねさせた。
 それはエリアムの娘バト・シェバで、ヘト人ウリヤの妻だということであった。
 
 ダビデは使いの者をやって彼女を召し入れ、
 彼女が彼のもとに来ると、床を共にした。
 彼女は汚れから身を清めたところであった。
 女は家に帰ったが、子を宿したので、
 ダビデに使いを送り、「子を宿しました」と知らせた。
 
 ――『サムエル記下』 11章2-5節
 
一夜の不倫だけならバレずにすんだかもしれないが、バテシバは妊娠した。
夫ウリヤは、戦争に出陣中だったから、この期間にバテシバが妊娠するのはおかしい。
 
この後ダビデは2つの隠ぺい工作をはかる。
 
ダビデは戦場からウリヤを呼び戻して、家でゆっくりするようにと伝えた。
そうすれば、ウリヤがバテシバを妊娠させたように装えるから。
しかしウリヤは真面目ゆえに、戦の途中で帰宅することを拒んだ。
結局ウリヤは帰宅することなく戦場へ戻っていった。
 
最初の隠ぺい工作が失敗したダビデは、
ウリヤの上司に命じて、ウリヤを戦場で戦死させる工作をした。
これは成功した。
ウリヤは戦死し、ダビデは未亡人バテシバを、ダビデの妻として迎えた。
 
■ 悔い改めて、神に立ち返るダビデ
 
で、人目はごまかせても、神をごまかすことは不可能だ。
ダビデに子孫繁栄を告げた預言者ナタンが、
今度は神の怒りの使者として、ダビデを諌めにくる。
神からの叱責もまた、神の呼びかけ(calling)の一種だと思う。
 
 なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。
 あなたはヘト人ウリヤを剣にかけ、その妻を奪って自分の妻とした。
 ウリヤをアンモン人の剣で殺したのはあなただ。
 それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。
 あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。
 
 ――『サムエル記下』 12章9、10節
 
神は最初の約束通り、ダビデの子孫を絶やすことはしなかったが、
ダビデの大罪ゆえ、ダビデの家系には剣(争い)が絶えないこととなった。
後にダビデは息子アブサロムから命を狙われ、王宮から逃亡することになる。
 
しかしダビデは大罪を犯してしまったが、小物ではなかった。
この時、ダビデは預言者ナタンの叱責を全面的に認め、受け入れた。
 
 ダビデはナタンに言った。
 「わたしは主に罪を犯した。
 
 ナタンはダビデに言った。
 「その主があなたの罪を取り除かれる。
 あなたは死の罰を免れる。
 しかし、このようなことをして主を甚だしく軽んじたのだから、
 生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ。」
 
 ――『サムエル記下』 12章13、14節
 
ダビデは「主に罪を犯した」と認めている。
「ウリヤに罪を犯した」「バテシバに罪を犯した」とは言っていないことに注意。
 
主に対して罪を犯したのだから、
その罪を赦すことができるのは主だけである。
だから預言者ナタンは、「その主があなたの罪を取り除かれる。」と伝えている。
 
ここが現代日本人にはわかりづらい感覚だと思う。
ダビデの罪は、人間道徳としての罪ではなく、神に背いた罪。
神に背いたことが問題。
 
この件で、ダビデが神に悔い改めた祈りが、『詩編』51編。
ここでは一部だけ抜粋。
 
 あなたに背いたことをわたしは知っています。
 わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
 
 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
 御目に悪事と見られることをしました。
 あなたの言われることは正しく
 あなたの裁きに誤りはありません。
 
 ……もしいけにえがあなたに喜ばれ
 焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら
 わたしはそれをささげます。
 
 しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。
 打ち砕かれ悔いる心を
 神よ、あなたは侮られません。
 
 ――『詩編』 51編5、6、18、19節
 
聖書世界で「罪」というときは、対人関係の罪ではなく、対神関係の罪。
殺人、窃盗、どんな罪でも、その本質は、
(主である)あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し」という考え方。
 
人間道徳は、時代と文化でその内容がコロコロ変わってしまうので、
神の前に正しい基準とはなりえない。
 
そして神の求める「いけにえ」は、律法に規定された物品ではなく、
神の前に罪を自覚して悔いる魂=「打ち砕かれた霊」。
 
この後のダビデはまた苦労が続くが、それも身から出たさびとして受け入れ、
最後までおおむね神に従い続けた。
ダビデは途中で脱線してしまったものの、罪を素直に認めたことで神に赦され、
神の道・天職(calling)をまっとうできた人だった。
 
■ 最初は神に謙虚だったソロモン
 
後に、ダビデの後継者争いでゴタゴタすることがあったが、
神の意向で、ダビデとバテシバの子ソロモンが王位につくことができた。
 
ソロモンの天職(calling)はイスラエル王ということで間違いなかった。
 
しかし一国の王となるプレッシャーは並ではないわけで。
しかもダビデの息子ということで、
事あるごとにダビデと比較されてしまう宿命からも逃れられない。
 
だからソロモンは、夢の中に現れた神に、「知恵」を求める。
ソロモン王の有名なエピソード。
 
 その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、
 「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた。
 
 ソロモンは答えた。
 「……わが神、主よ、あなたは父ダビデに代わる王として、この僕をお立てになりました。
 しかし、わたしは取るに足らない若者で、どのようにふるまうべきかを知りません。
 
 僕はあなたのお選びになった民の中にいますが、
 その民は多く、数えることも調べることもできないほどです。
 
 どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、
 この僕に聞き分ける心をお与えください。
 そうでなければ、この数多いあなたの民を裁くことが、誰にできましょう。」
 
 主はソロモンのこの願いをお喜びになった。
 神はこう言われた。
 「あなたは自分のために長寿を求めず、富を求めず、また敵の命も求めることなく、
 訴えを正しく聞き分ける知恵を求めた。
 
 見よ、わたしはあなたの言葉に従って、
 今あなたに知恵に満ちた賢明な心を与える。
 あなたの先にも後にもあなたに並ぶ者はいない。
 
 わたしはまた、あなたの求めなかったもの、富と栄光も与える。
 生涯にわたってあなたと肩を並べうる王は一人もいない。
 もしあなたが父ダビデの歩んだように、わたしの掟と戒めを守って、
 わたしの道を歩むなら、あなたに長寿をも恵もう。」
 
 ――『列王記上』 3章5-14節
 
ソロモン自身が言っているとおり、即位したばかりの彼は、王宮育ちのボンボン……
ダビデの後継者争いが発生した時も、ソロモン自身は何もしないで、
バテシバ母ちゃんと預言者ナタンが解決したようなものだ。
即位時のソロモンは実際に、「取るに足らない若者」だった。
 
ソロモンはそれを自覚していたから、
「神の民を正しく治める知恵」を求めるしかなかったのだと思う。
神の知恵がなければ、王の重責をこなせないし、
ダビデの後継ぎという重圧にも耐えられないだろう。
 
ソロモンの謙虚さは、彼の気質のゆえというよりは、
必要に迫られて、神の前に己を低くするよりどうしようもないという謙虚さだったかも。
 
なんにしても、「主はソロモンのこの願いをお喜びになった。」とある。
この後、ソロモンは神由来の知恵で民の争いを仲裁したり、
はるか南方シェバの女王の訪問と称賛を受け、
ソロモンの栄華と呼ばれる黄金時代を築くことになる。
 
ソロモンの栄華は、神とソロモンの二人三脚で築いたものだった。
ソロモンは終生、神に感謝して、神の知恵を求め続けていれば良かったはず。
しかし……
 
■ 富と権力を手に入れて、神に背いたソロモン
 
ソロモン王の時代に、イスラエル王国は繁栄のピークを迎えた。
神がベンチャー時代のダビデに約束したとおり。
ダビデの子とイスラエル王国は、豊かに栄えた。
 
 神はソロモンに非常に豊かな知恵と洞察力と
 海辺の砂浜のような広い心をお授けになった。
 ……あらゆる国の民が、
 ソロモンの知恵をうわさに聞いた全世界の王侯のもとから送られて来て、
 その知恵に耳を傾けた。
 
 ――『列王記上』 5章9、14節
 
ソロモンは初心を忘れず、神に対して謙虚であり続ければよかったのに。
ダビデと同様、そうはできなかった。
 
経済界では、カルロス・ゴーン氏をめぐってドタバタしているみたいだけど。
政治家も、経営者も、一人の人間に富と権力が集中してしまうと、
「すべてが自分の思い通り」という誘惑に勝てなくなるのかもしれない。
 
晩年にソロモンは、異国の妻・側室を1000人もった。
ソロモンの妻たちが、それぞれ祖国の神々をエルサレムに持ちこみ、
ソロモンは異教の神々を祀って仕えた。
神に授けられた「海辺の砂浜のような広い心」が裏目に出たのだろうか?
もちろん、ソロモンを導き続けた神ヤハウェは怒る。
 
 ソロモンの心は迷い、イスラエルの神、主から離れたので、
 主は彼に対してお怒りになった。
 主は二度も彼に現れ、他の神々に従ってはならないと戒められたが、
 ソロモンは主の戒めを守らなかった。
 
 ――『列王記上』 11章9、10節
 
ダビデが神に背いたときは、預言者ナタンを通して一度叱責しただけで、
ダビデはすぐに悔い改め、神の道に立ち返った。
しかしソロモンは、二度も主に戒められたのに、聞かなかった。
 
神に背いてしまった後、再び神に立ち返るか、ますます神から離れてゆくか。
この選択が、ダビデとソロモンの明暗を分けた。
 
 そこで、主は仰せになった。
 「あなたがこのようにふるまい、
 わたしがあなたに授けた契約と掟を守らなかったゆえに、
 わたしはあなたから王国を裂いて取り上げ、あなたの家臣に渡す。
 
 あなたが生きている間は父ダビデのゆえにそうしないでおくが、
 あなたの息子の時代にはその手から王国を裂いて取り上げる。
 
 ただし、王国全部を裂いて取り上げることはしない。
 わが僕ダビデのゆえに、わたしが選んだ都エルサレムのゆえに、
 あなたの息子に一つの部族を与える。」
 
 ――『列王記上』 11章11-13節
 
ソロモンの存命中は、ソロモンに特別な不幸が起こることもなく、
異教の神々に囲まれた余生を送り続けたもよう。
しかもそれは、神がダビデに約束したゆえのこと。
ソロモン自身に罰が降らなかったのは、神がダビデとの約束を守ったから。
 
ソロモンの知恵、富、権力……すべて神から授けられたものだった。
父王ダビデのおかげで、ソロモンは王国を存続させてもらえた。
でもソロモンは、そのことすらも、もう理解できなくなっていたんだろうね。
 
■ ソロモンの栄華の末路……
 
ソロモンの息子、レハブアム王は無能だった。
列王記上12章に、レハブアムの無能エピソードが載っている。
 
レハブアム王はイスラエルの民の不興を買い、
ソロモンの死後ほどなくして、王国が南北に分裂してしまう。
あなたの息子の時代にはその手から王国を裂いて取り上げる
という神の宣告通り。
 
さらにソロモンの死から5年後には、
エルサレム神殿と宮殿の宝物が、すべてエジプトに奪われてしまう。
 
 レハブアム王の治世第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って、
 主の神殿と王宮の宝物を奪い取った。
 彼はすべてを奪い、ソロモンが作った金の盾もすべて奪い取った。
 
 レハブアム王は、その代わりに青銅の盾を作り
 王宮の入り口を守る近衛兵の長たちの手に託した。
 
 ――『列王記上』 14章25-27節
 
「金の盾」「青銅の盾」は、それぞれ黄金時代、斜陽の時代のシンボルとみていい。
ソロモンの金の盾がすべて奪われた → ソロモンの栄華は完全終了。
ソロモンの息子には、貧相な青銅しか残されなかった。
 
その後もダビデの家系が断絶することはなかったけれど、
ユダヤ人の王国は500年ほどかけて徐々に衰退し、歴史から消滅することになる。
 
■ 神の呼びかけ(calling)にコミットし続けること
 
ダビデとソロモンは、天職の中盤で、神に罪をおかした後の選択が異なっている。
 
父ダビデは心底悔いて神に立ち返った。
息子ソロモンは警告を無視して、最後まで神に背いたままだった。
 
選択が異なれば、結果も異なる。
 
神に立ち返ったダビデは神に愛され、ダビデの後の時代にも、
ダビデの子孫から救い主メシア(キリスト)が現れるという預言が伝えられた。
なので「ダビデの子」はメシアの代名詞でもあった。
新約聖書で、イエスがしばしば「ダビデの子」と呼ばれているのはこのため。
 
一方、ソロモンはユダヤ人王国分裂・滅亡の原因を作ってしまった人として、
不名誉な名を残すことになってしまった。
 
人間は弱いから、神に背いてしまう時もあると、神もそこはわかっている。
だから重要なのは、神に背いてしまった後に、どうするかなんだよね。
 
旧約聖書で神の知恵を伝えている『箴言』は、
ソロモンの作だということになっている。
 

 主を畏れることは知恵の初め。

 無知な者は知恵をも諭しをも侮る。

 

 ――旧約聖書 『箴言』 1章7節

 
ソロモンは自分で著した内容を、忠実に守っていればよかったのに……
 
せっかく神の招き、天職(calling)を知る機会に恵まれて、
それに従事することができても、それで死ぬまで安泰ってことではないんだよね。
いつでも、誘惑に負けて、途中で天職から脱落してしまう危険がある。
 
毎日、意識的に神の呼びかけ(calling)にコミットする必要がある。
そうしていれば、道を外れたときにもすぐに気づかせてもらえるし。
道を外れてしまった後の軌道修正もスムーズにいく。
 
華々しい成果をあげて自信に満ちている時よりも、
初期のダビデとソロモンのように神にコミットして、
おどおどしながら天職(calling)に従っている日々の方が、
より神に近くて、神に恵まれている時なのかもしれない。
 
 
次回に続く。
 
 
※ 記事中の聖句引用元/日本聖書協会『新共同訳聖書』または『口語訳聖書』
 
※ イエスキリストの純粋な福音を知りたい人には、
 『キリスト教放送局 FEBC』をお勧めします。
 
■ 「神と聖書と日ユ同祖論」 記事一覧&リンク →こちら
 
 

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