加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face -23ページ目

加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

2月に入り、強烈な寒さが続いていますね。
昨日の大雪にびっくりした人も多かったと思います。
あまりの寒さに家の中に引きこもってしまいそうですが、
思い切って外に出てみることをおススメします。

散歩するだけでも、いろいろな発見があるものです。
たとえば近所の家の庭に、「梅の花」がほころんでいるのを見つけたり。
赤や白の可憐な花からは、笑顔と元気を貰えますよ!

暦の上では立春の2月4日からが、
新たな1年の始まりとも言われています。
気持ちも新たに、今月も楽しく過ごしましょう!

さて、今週の一言は「3つのタイプ」です。

人間は5感を使って、さまざまな情報を受け取っています。
これを大きく3つに分けると、
「視覚」「聴覚」「身体感覚」になります。
そして、人はそれぞれ、
この3つのうちで特に優れている感覚があるものなのです。

自分が、どの感覚を使って情報を取り入れ、
どの感覚を使って情報を伝えているのかを知ると、
トラブルに際して、より効果的な対処方法を見つけることができます。
また、他人とのコミュニケーションをとるときも、
相手がどんな感覚を使って情報を受け取っているかを知ることにより、
効果的なコミュニケーションを図れます。

3つのタイプはそれぞれ、次のような特徴があります。

「視覚タイプ」
・目で見た印象がいちばん強く心に残る
・話をするときも映像を頭の中に思い描き、それを描写するように早口で話す
・きれい、美しいなど見た目にこだわり、そうした語彙が多くなる

「聴覚タイプ」
・耳で聞いた印象がもっとも強く心に残る
・言葉や音による表現を大切にし、テンポのいい話し方をする
・人の過去の発言にとてもこだわる

「身体感覚タイプ」
・身体で感じた印象がもっとも強く心に残る
・直感にすぐれており、雰囲気を掴むのが上手い
・ゆっくりした口調の話し方で、「~な感じ」という言葉を良く使う

だいたい自分がどのタイプかということは、
想像がつくのではないでしょうか?

また、こんな判断方法もあります。

友達の家に遊びに行った時、
「部屋の状態を見回して、清潔か、どんな物が置いてあるかをチェック」
「目でみた印象が後まで残る」
⇒視覚タイプ

「相手の言ったことや流れていた音楽、周囲の音が気になる」
「『部屋は○○風のインテリアだった』というように、言語化された情報が残る」
⇒聴覚タイプ

「空気が良かった、いい香りがした、ソファの座り心地などの感覚が気になる」
「<部屋の居心地>の印象が、いちばんよく残る」
⇒身体感覚タイプ

人間にはこの3タイプがいると言うことを覚えておくと、
多くの人にうまく伝わる表現を使うことができます。

たとえば、「今日はいい天気だ」ということを表現してみるとしましょう。
「空は青く澄み渡り、木々は濃い緑で……」と言えば、視覚に。
「木の葉がさわさわと音を立てて揺れ、小鳥がさえずり……」と言えば、聴覚に。
「太陽の光が頬に暖かく、そよ風が髪を揺らす……」と言えば、身体感覚に。
意識してこのような表現を使うことで、すべてのタイプの人に、
その情景がリアルに感じられるようになるのです。

「どうも話がうまく伝えられない……」という人は、
自分自身のタイプと、話を伝えたい相手のタイプを考えてみましょう。
そして、この3つのタイプの特徴を踏まえて話してみてください。
その効果に、きっと驚くことでしょう!


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もう暦は2月ですね。
2月4日が「立春」ですから、暦の上ではもうすぐ春ですね。
心なしかここ数日は、風が暖かいような気もします。

さて、そろそろこの時期になると、
「花粉症」が始まってしまう人も多いのではないでしょうか?
鼻水、涙、頭痛……と、大変悩ましいものですね。

この花粉症、対策や治療に決め手がありません。
「ヨーグルト」を食べると良いとか、
「甜茶」というお茶を飲むと良いとかいいますが、
実際にはなかなか効果がないとのこと。

ところが実は、なにか特別なことをしなくても、
花粉症もアレルギーの一種なので、
「ストレスを減らす」
「睡眠不足を避ける」
「暴飲・暴食を避ける」
というのが最も効果的だそうです。

なにかと忙しい社会人には難しいかもしれませんが、
花粉症で辛い方は、ちょっと心がけてみてはいかがでしょうか?

さて、今週の一言は「メンターを持ってみよう(つづき)」です。

前回は、
「3人のメンターを持とう」という話と、
「メンターは人間でなくても良い」という話、
そして私の1人目のメンターとして、
「事務所のすぐ近くにある公園のベンチ」をご紹介しました。
今日は、その話の続きになります。

私の2人目のメンターは、「富士山」です。
新幹線に乗るときは必ず、富士山が見える窓側の席を予約します。
また部屋には、富士山の写真を貼っています。

3人目のメンターは、「自然」です。
部屋の中の鉢植えも、窓から見える景色も、
すべて私のメンターになってくれるのです。

本当に解決すべき問題が起こった時、
私は次のような方法で3人のメンターに集まってもらい、一度に話を聞きます。
(もちろんイメージの中で、です)

椅子を4脚並べます。
そして、自分の席以外の椅子に3人のメンターをイメージして、
それぞれの椅子に座り、彼らになりきって、
自分にメッセージを伝えます。

そうして自分の席に戻ってきた時、
3人のメンターに言われたことを拾い集めながら、共通点を探します。
すると、そこに必ずいい答えが見つかるのです。

自分の中の問題を一度外に出してみて、
メンターという第三者になりきることで、
客観的に見つめてみる。
視点が変わる事で、思いもしなかった見方ができるようになるのです。

みなさんも、ぜひ「3人のメンター」を探してみてください。
何が好きでしょう?
お気に入りの場所はありますか?
不思議と惹きつけられるものはありますか?
手放せないものはありますか?
元気をもらえる対象はありますか?

メンターは「自分のペット」という人もいます。
「プロ野球選手」という人もいました。
「歴史上の人物」や、「亡くなったおじいちゃん」という人もいます。
「太陽の光」、という人もいました。
「愛用のタオルケット」という人もいます。
タオルの感触が落ち着くのだそうです。
お気に入りの「ジュエリー」や「パワーストーン」というのもいいですね。

どうでしょうか?
この方法なら、あなたにぴったりのメンターが見つかると思います。
その3人は、あなたにとって大切なことを教えてくれる存在です。
すぐに会いに行けないようであれば、写真などでその存在を、
いつでも感じられるようにしておくといいでしょう。
ぜひ、試してみてくださいね?


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今年の冷え込みは、例年になく厳しいようですね。
でも、寒いからといって、家に1人で閉じこもってしまっていませんか?

それではかえって、どんどん身体が冷えて固まってしまいます。
思い切って遊びに行ったり、お友達を家に誘ってみましょう。
気がつくと、身体がポカポカと暖まっているはずです。

楽しいことや嬉しいこと、仕事や恋愛のチャンスは、
積極的に外の世界を見たり、人と交流してこそ得られるもの。
寒さに負けずに、外に出てみましょう!
きっと素敵な「何か」を見つけられるはずですよ?

さて、今週の一言は「メンターを持ってみよう!」です。

自分の人生にいい影響を与えてくれるメンターを見つけよう……というのは、
最近、ちょっとしたブームでもありますね。
メンターというのは知識や経験を備えたよき助言者、指導者といった存在です。
迷った時、困った時、苦しくなった時、
確かにそんな人が身近にいてくれれば、とても心強いものです。

けれども、そんなに簡単にメンターが見つかるでしょうか?
そうそう見つからないのが現実でしょう。
でも私は、私のところに来た人には「3人のメンターを持とう」と言っています。
そして、誰もがすぐに自分にぴったりの「メンター」を見つけています。
何故だと思いますか?

実はそのメンター、「人間である必要はない」のです。

私も、そんな「3人のメンター」を持っています。
1人目は、事務所のすぐ近くにある「公園の池の前のベンチ」。
まわりに大きな木がたくさんあって、やわらかい光が差し込み、
風が優しく、目の前にはきれいな水がちょろちょろ流れています。
まるで、森の中にいるよう。
そこに座っていると、とても落ち着いていい気持ちになり、
自分の中からエネルギーが湧きあがってくるのを感じることができるのです。

あるとき、どうしても決断できない問題がありました。
普段は決断の速い私が、何日考えても、どうしても決められません。

そこで、そのメンターのところへ行きました。
ベンチに座って、気持ちのいい自然に包まれて、
ぼんやりと目の前の景色を眺めていました。

すると、30分ほどしたころ、
「答えを出さなくてもいいんだ」というメッセージが
湧きあがってきたのです。

不思議と、そういう落ち着いた状態でいると、
有効なメッセージが湧いてきます。
一見脈絡のないように見えるメッセージがいくつか出てきたとしても、
それを集約してみれば必ず共通点があり、道が開けるのです。

メンターの1人として「場所」を選ぶ人は、結構います。
私のように公園や自然の中を選ぶ人もいれば、
いつものカフェのお決まりの席という人もいるし、お風呂という人もいます。
自分の家のお気に入りの椅子という人もいれば、お布団の中という人もいます。
高層ビルの展望台ならどこでもOKという人もいますし、
静かなところより人が大勢いるところのほうが落ち着く……という人もいます。

自分であれこれ考えているうちはわからないことが、たくさんあります。
そこで自分を落ち着いたいい状態にしてくれる存在(メンター)の力を借りて、
客観的に物事をとらえるようにする。
そうすると、自然と自分の中から答えが湧いてくるものなのです。

ぜひ、みなさんも、そんな「メンター」を見つけてみてくださいね?
このお話は、来週に続きます。


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