加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face -22ページ目

加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

冬の厳しい寒さも一段落してきましたが、
まだまだ寒い日もあるようです。
急激な温度変化で体調を崩さないように、
気をつけたいものですね。

さて、本日、3月3日は「ひな祭り」です。
「ひな祭り」なんて、小さな女の子だけのもの……そう考えるのは、
ちょっともったいないと思います。

ひな祭りは、大人でも楽しめる要素がたくさんあります。
「ひな人形」を自分で飾れば、目と手で楽しめます。
「ひな祭り」の音楽を耳で楽しんだり、
「ちらし寿司」「はまぐりの吸い物」などを舌で楽しんだり、
「桃の花」の香りを鼻で楽しむこともできます。

ぜひ冬の寒さで縮こまってしまった、
「5感覚のリハビリ」に活用してみてくださいね。

さて、今週の一言は【宝物探しの旅に出よう!】です。

自分の中にあって、自分のためになって、
これからの人生に活かせること。
それを私は、「宝物(資源)」と呼んでいます。

たとえば、
「今まで生きてきた経験」
「成功体験」
「ワクワク感」
「嬉しさや喜び」
「苦しみながら頑張って手に入れたもの」
「辛かったけれど大切な教訓を得た失敗」
……などなど。

そういった「宝物(資源)」を探すことを、
「宝物(資源)探し」と言っているのです。
私の例でお話してみましょう。

私にとっての「宝物(資源)」は、
「会社を経営していること」
「劇団に入っていたこと」
「表現力を学んでいたこと」
「学級委員をしていたこと」
「子供の面倒をみるのがうまいから
保母さんになったらいいんじゃないかと親に言われたこと」
「声が大きいと言われたこと」
「あなたに会うと元気になると言われたこと」
「説得力のある話し方をすると言われたこと」
「シャンソンを習っていたこと」
「ヨガをやっていたこと」
「お産のとき以外入院したことがないこと」
「料理が上手と言われたこと」
……もちろん、まだまだあります。
こうやって具体的に見てみると、いろいろ見つかりそうな気がしませんか?

ぜひ皆さんも、自分の中の「宝物(資源)」を探してみてください。
自分自身の「宝物(資源)」を何かおもいついたら、
忘れないうちに書き留めておきましょう。
「50mを8秒台で走った」
「部屋の片付けが上手と褒められた」
「インテリアのセンスを褒められた」
「料理の手際がいいと言われた」
「面倒見がいいと言われた」
「親切だと言われた」
「絵を描いてと頼まれた」
その中に、今後自分が生きていく上で重要なヒントがあるのです。

さて、自分の中の「宝物(資源)」はたくさん見つかりましたか?
もしあまりなかったとしても、心配しないでください。
これからたくさん「宝物(資源)」を手に入れていけばいいだけです。

「宝物(資源)」は、人間の「根っこ」にあたります。
大きく育つ木は、立派な根っこを育てなくてはいけません。
今の自分には根っこの部分が足りないのだと気付き、
すぐに成果の出ない経験であっても地道に積み重ねていこうという意識を持てば、
「宝物(資源)」はみるみる増えていきます。

そして「宝物(資源)」を見つけ、
自分のしたいことがおぼろげでも見えてきたら、
次のステップです。

今までの「宝物(資源)」を見直し、
これからの自分にはどんな「宝物(資源)」があるといいか、
それを増やすにはどうしたらいいかと考えるのです。

たとえば営業の仕事がしたいと思い、
「コミュニケーション力」を身につけたいと思えば、
そういうセミナーに参加したり、
友人を増やす努力をするというのもひとつの方法です。
あるいはセンスを身につけるために五感を発達させたいと思えば、
アロマテラピーを試してみるとか、音楽を聞くと言うのもいいでしょう。

自分の中の「宝物(資源)」を見直し、
何がしたいのか、自分に対して問いかけること。
そして自分に足りないと思う「宝物(資源)」を、
身につけようと行動すること。
これがいたってシンプルな……成功への道なのです。
ソチオリンピックも、いよいよ終わりますね。
選手達の素晴らしい活躍を見ていて、つくづく思うのは、
オリンピックは「いかに普段通りの実力を発揮できるか」の
勝負なのだということです。

オリンピックに出場するほどの選手達ですから、
実力にそれほどの差はないはずです。
しかし、自分の気持ちを好調なときの状態に切り替え、
実力を発揮できた選手と、それができなかった選手の間には、
雲泥の差がついてしまう……。

私達の仕事や試験、面接なども同じだと思います。
普段通りの力を素直に発揮できれば、うまくいく。
ぜひ、今までに紹介した「ハッピータッチ」や「ハッピーシアター」を利用して、
緊張する場面でも、自分の望む結果を出してくださいね。

さて、今週の一言は「夢に向かって」です。

みなさんに「夢」はありますか?
「夢」といっても、壮大なものばかりが夢ではありません。
こんなことをはじめたい、こんな状態でいたい、こんな仕事につきたい、
そんなささやかな望みだって、立派な夢なのです。

「夢のある人がうらやましい」
「夢に向かって頑張っている人っていいな」
……そんなふうに思ったことがあるなら、
自分でもしっかり夢を形にしてみましょう。

まず、
「あなたは何がしたいですか」
「あなたの好きなことは何?」
この問いにすぐに答えることができたら、
夢はその延長線上に見つかりそうです。
でも、答えにつまったとしても、心配ありません。

「特別したいことはない」
「とくに好きなことなんてない」
「自分に何が向いているのかわからない」

そう答える人が多いのですが、いろいろ話をしているうちに、
みんな必ず夢を見つけます。
そして、夢に向けて何をしたらいいかを考えるようになり、
一歩目を踏み出しています。

たとえば仕事について、どんな風に仕事をしたいのだろうかということを、
ひとつひとつ自分に問いかけてみましょう。

「それは、ひとりでできる仕事? それとも誰かと一緒にやってゆく仕事?」
「パソコンは使う? 使わない?」
「じっくり集中して考える仕事? それとも外へ向かってゆく仕事?」
「人が相手? それとも物が相手?」
「外での仕事? それとも、屋内?」

どんなことでもいいから、
ひとつひとつ問いかけて答えを出してゆくのです。
すると、自分がしたいのはこんな仕事かも……と、
だんだんはっきりしてくるはずです。

決して他人と比べたり、流行に流されたり、
まわりの意見に振り回されたりしてはいけません。
答えが外側にあると思うと、
いつまでたっても見つかりません。
答えは必ず、「自分の中」にあるのです。

そのために、自分の中にあって、自分のためになっていて、
これからの人生に活かせることを探すことから始めましょう。

これまで生きてきた中で経験してきたことや成功体験、ワクワク感、
嬉しさや喜び、苦しみながら頑張って手に入れたもの、
そして辛かったけれど大切な教訓を得た失敗……そんな人生の宝物が、
あなたの「夢」のヒントです。

次回は、この宝物を探す方法についてお話しましょう。


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2月14日は、『バレンタインデー』ですね。
東京はあいにくの大雪となりましたが、
『ホワイト・バレンタインデー』と言えば、
少しロマンチックなイメージになるのではないでしょうか。
私は欧米の習慣という男性から女性に花束を送るという
あやかりました。
お部屋の中にきれいな花束が3つ。
幸せ気分です。

このバレンタインデー、たとえばフランスでは
女性からチョコレートを送るという決まりはなく、
大切な人にプレゼントをしたり、一緒に過ごす日……と言われています。
国によって
この2月14日の過ごし方が異なるのですね。

一年で最も寒さが厳しい季節も、
誰かに贈り物をしたり、ちょっとしたイベントを考えたりすることで、
暖かい気持ちになることができますね!

さて、今週の一言は前回の続き。
【『3つのタイプ』の活用法】です。

前回、人間の情報の受け取り方には、
・視覚タイプ
・聴覚タイプ
・身体感覚タイプ
の3つがあるとお話しました。

人間はそれぞれこの3つのタイプの中で、
もっとも得意とする方法があり、
それ以外の方法では、あまりうまく情報を受け取れないのです。

私もこの考え方に出会う前は、自分のメガネで他人を見ていました。
そして、
「あの人の言ってることは意味がわからない」
「どこが悪いのか、さっぱり理解できない」
と思っていたのです。

しかし、世の中には自分は不快と思わないことに嫌悪感を抱く人もいる。
自分が重要視していることではなく、
もっと違う部分にこだわり、影響される人もいる。

そのことに気付くだけで、すべての人に配慮ができるようになります。
視野が広がって、人付き合いそのものもぐっと楽になり、
ためになる情報をどんどん手にすることができるようになるのです。

これを仕事の場で考えてみましょう。

視覚タイプの人にプレゼンする場合、
企画書のように目に見える成果が大切です。
ただ話しただけでは、きっと相手は退屈して、
その内容さえつまらないものに感じられてしまうかもしれません。

聴覚タイプの人には、いくらいい企画書を提出したとしても、
それをきちんと説明しなければ、内容がうまく伝わらない可能性があります。
言葉もあいまいにならないよう、きちんと整理してしゃべったほうが、
うまくいくでしょう。

身体感覚タイプの人には、まず全体のイメージを示しましょう。
さらに細部にこだわり、ゆっくりと相手の腑に落ちるようなスピードで話します。
早口になっては、いい部分がうまく伝わりません。
ひとつひとつ大切なことを納得してもらえるよう、
丁寧に話を進めたほうがいいでしょう。

自分と違うタイプの人は、自分にない良いところを持っている人。
だから、その人たちといい関係を築いてゆくことは、
自分の世界や感じ方をぐっと広げることにもつながるのです。

自分の思い込みは横において、
相手はどんな考え方をしている人なのか?
興味を持って、接してみてください。
きっと、あなたのコミュニケーションは変わるはずですよ?


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