昨日の大雪にびっくりした人も多かったと思います。
あまりの寒さに家の中に引きこもってしまいそうですが、
思い切って外に出てみることをおススメします。
散歩するだけでも、いろいろな発見があるものです。
たとえば近所の家の庭に、「梅の花」がほころんでいるのを見つけたり。
赤や白の可憐な花からは、笑顔と元気を貰えますよ!
暦の上では立春の2月4日からが、
新たな1年の始まりとも言われています。
気持ちも新たに、今月も楽しく過ごしましょう!
さて、今週の一言は「3つのタイプ」です。
人間は5感を使って、さまざまな情報を受け取っています。
これを大きく3つに分けると、
「視覚」「聴覚」「身体感覚」になります。
そして、人はそれぞれ、
この3つのうちで特に優れている感覚があるものなのです。
自分が、どの感覚を使って情報を取り入れ、
どの感覚を使って情報を伝えているのかを知ると、
トラブルに際して、より効果的な対処方法を見つけることができます。
また、他人とのコミュニケーションをとるときも、
相手がどんな感覚を使って情報を受け取っているかを知ることにより、
効果的なコミュニケーションを図れます。
3つのタイプはそれぞれ、次のような特徴があります。
「視覚タイプ」
・目で見た印象がいちばん強く心に残る
・話をするときも映像を頭の中に思い描き、それを描写するように早口で話す
・きれい、美しいなど見た目にこだわり、そうした語彙が多くなる
「聴覚タイプ」
・耳で聞いた印象がもっとも強く心に残る
・言葉や音による表現を大切にし、テンポのいい話し方をする
・人の過去の発言にとてもこだわる
「身体感覚タイプ」
・身体で感じた印象がもっとも強く心に残る
・直感にすぐれており、雰囲気を掴むのが上手い
・ゆっくりした口調の話し方で、「~な感じ」という言葉を良く使う
だいたい自分がどのタイプかということは、
想像がつくのではないでしょうか?
また、こんな判断方法もあります。
友達の家に遊びに行った時、
「部屋の状態を見回して、清潔か、どんな物が置いてあるかをチェック」
「目でみた印象が後まで残る」
⇒視覚タイプ
「相手の言ったことや流れていた音楽、周囲の音が気になる」
「『部屋は○○風のインテリアだった』というように、言語化された情報が残る」
⇒聴覚タイプ
「空気が良かった、いい香りがした、ソファの座り心地などの感覚が気になる」
「<部屋の居心地>の印象が、いちばんよく残る」
⇒身体感覚タイプ
人間にはこの3タイプがいると言うことを覚えておくと、
多くの人にうまく伝わる表現を使うことができます。
たとえば、「今日はいい天気だ」ということを表現してみるとしましょう。
「空は青く澄み渡り、木々は濃い緑で……」と言えば、視覚に。
「木の葉がさわさわと音を立てて揺れ、小鳥がさえずり……」と言えば、聴覚に。
「太陽の光が頬に暖かく、そよ風が髪を揺らす……」と言えば、身体感覚に。
意識してこのような表現を使うことで、すべてのタイプの人に、
その情景がリアルに感じられるようになるのです。
「どうも話がうまく伝えられない……」という人は、
自分自身のタイプと、話を伝えたい相手のタイプを考えてみましょう。
そして、この3つのタイプの特徴を踏まえて話してみてください。
その効果に、きっと驚くことでしょう!