東京はあいにくの大雪となりましたが、
『ホワイト・バレンタインデー』と言えば、
少しロマンチックなイメージになるのではないでしょうか。
私は欧米の習慣という男性から女性に花束を送るという
あやかりました。
お部屋の中にきれいな花束が3つ。
幸せ気分です。

このバレンタインデー、たとえばフランスでは
女性からチョコレートを送るという決まりはなく、
大切な人にプレゼントをしたり、一緒に過ごす日……と言われています。
国によって
この2月14日の過ごし方が異なるのですね。

一年で最も寒さが厳しい季節も、
誰かに贈り物をしたり、ちょっとしたイベントを考えたりすることで、
暖かい気持ちになることができますね!

さて、今週の一言は前回の続き。
【『3つのタイプ』の活用法】です。
前回、人間の情報の受け取り方には、
・視覚タイプ
・聴覚タイプ
・身体感覚タイプ
の3つがあるとお話しました。
人間はそれぞれこの3つのタイプの中で、
もっとも得意とする方法があり、
それ以外の方法では、あまりうまく情報を受け取れないのです。
私もこの考え方に出会う前は、自分のメガネで他人を見ていました。
そして、
「あの人の言ってることは意味がわからない」
「どこが悪いのか、さっぱり理解できない」
と思っていたのです。
しかし、世の中には自分は不快と思わないことに嫌悪感を抱く人もいる。
自分が重要視していることではなく、
もっと違う部分にこだわり、影響される人もいる。
そのことに気付くだけで、すべての人に配慮ができるようになります。
視野が広がって、人付き合いそのものもぐっと楽になり、
ためになる情報をどんどん手にすることができるようになるのです。
これを仕事の場で考えてみましょう。
視覚タイプの人にプレゼンする場合、
企画書のように目に見える成果が大切です。
ただ話しただけでは、きっと相手は退屈して、
その内容さえつまらないものに感じられてしまうかもしれません。
聴覚タイプの人には、いくらいい企画書を提出したとしても、
それをきちんと説明しなければ、内容がうまく伝わらない可能性があります。
言葉もあいまいにならないよう、きちんと整理してしゃべったほうが、
うまくいくでしょう。
身体感覚タイプの人には、まず全体のイメージを示しましょう。
さらに細部にこだわり、ゆっくりと相手の腑に落ちるようなスピードで話します。
早口になっては、いい部分がうまく伝わりません。
ひとつひとつ大切なことを納得してもらえるよう、
丁寧に話を進めたほうがいいでしょう。
自分と違うタイプの人は、自分にない良いところを持っている人。
だから、その人たちといい関係を築いてゆくことは、
自分の世界や感じ方をぐっと広げることにもつながるのです。
自分の思い込みは横において、
相手はどんな考え方をしている人なのか?
興味を持って、接してみてください。
きっと、あなたのコミュニケーションは変わるはずですよ?