でも、寒いからといって、家に1人で閉じこもってしまっていませんか?
それではかえって、どんどん身体が冷えて固まってしまいます。
思い切って遊びに行ったり、お友達を家に誘ってみましょう。
気がつくと、身体がポカポカと暖まっているはずです。
楽しいことや嬉しいこと、仕事や恋愛のチャンスは、
積極的に外の世界を見たり、人と交流してこそ得られるもの。
寒さに負けずに、外に出てみましょう!
きっと素敵な「何か」を見つけられるはずですよ?
さて、今週の一言は「メンターを持ってみよう!」です。
自分の人生にいい影響を与えてくれるメンターを見つけよう……というのは、
最近、ちょっとしたブームでもありますね。
メンターというのは知識や経験を備えたよき助言者、指導者といった存在です。
迷った時、困った時、苦しくなった時、
確かにそんな人が身近にいてくれれば、とても心強いものです。
けれども、そんなに簡単にメンターが見つかるでしょうか?
そうそう見つからないのが現実でしょう。
でも私は、私のところに来た人には「3人のメンターを持とう」と言っています。
そして、誰もがすぐに自分にぴったりの「メンター」を見つけています。
何故だと思いますか?
実はそのメンター、「人間である必要はない」のです。
私も、そんな「3人のメンター」を持っています。
1人目は、事務所のすぐ近くにある「公園の池の前のベンチ」。
まわりに大きな木がたくさんあって、やわらかい光が差し込み、
風が優しく、目の前にはきれいな水がちょろちょろ流れています。
まるで、森の中にいるよう。
そこに座っていると、とても落ち着いていい気持ちになり、
自分の中からエネルギーが湧きあがってくるのを感じることができるのです。
あるとき、どうしても決断できない問題がありました。
普段は決断の速い私が、何日考えても、どうしても決められません。
そこで、そのメンターのところへ行きました。
ベンチに座って、気持ちのいい自然に包まれて、
ぼんやりと目の前の景色を眺めていました。
すると、30分ほどしたころ、
「答えを出さなくてもいいんだ」というメッセージが
湧きあがってきたのです。
不思議と、そういう落ち着いた状態でいると、
有効なメッセージが湧いてきます。
一見脈絡のないように見えるメッセージがいくつか出てきたとしても、
それを集約してみれば必ず共通点があり、道が開けるのです。
メンターの1人として「場所」を選ぶ人は、結構います。
私のように公園や自然の中を選ぶ人もいれば、
いつものカフェのお決まりの席という人もいるし、お風呂という人もいます。
自分の家のお気に入りの椅子という人もいれば、お布団の中という人もいます。
高層ビルの展望台ならどこでもOKという人もいますし、
静かなところより人が大勢いるところのほうが落ち着く……という人もいます。
自分であれこれ考えているうちはわからないことが、たくさんあります。
そこで自分を落ち着いたいい状態にしてくれる存在(メンター)の力を借りて、
客観的に物事をとらえるようにする。
そうすると、自然と自分の中から答えが湧いてくるものなのです。
ぜひ、みなさんも、そんな「メンター」を見つけてみてくださいね?
このお話は、来週に続きます。

