思春期・反抗期の子供に悩むママの相談室
かわかみけいこです
子供の反抗を通して
自分を見つめなおすきっかけをもらった私
子供との関係が変わった
今だから伝えられる事
自分軸を持った子育てに出会うまで
私がどのように子供時代を過ごしていたのか
⇒ 【＃1～15 間違った子育ての種】
『私の間違った子育ての芽』で紹介しています
同じように悩むお母さんのヒントに
少しでもなればいいなと思いながら書いています
子供とバトルを続けていたのをやめる事ができた日
前回は【＃2８．反抗期の息子とバトルの日々】でした
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すべてを注意され、怒られ、否定される息子は
無気力状態
私は子供に言う事を聞かせようと必死
勉強して欲しくて、学校へちゃんと行ってほしくて
子供の行動すべてにイライラして、叱り続ける
叱っている時の私は狂ったかのように言い続けて
なにかにとりつかれているよう
そしてまだ子供に手をあげていました
今思うと 『DV』 というレベルだったかもしれない
当時も許される事ではないとわかっていながらも
頭に血が上った時の私は
もう自分でも止める事が
できなくなっていた
★
心の中では
子供を否定しながらも
ずっと自分を否定していたんです
こんなお母さんダメでしょ！
こんなお母さん嫌いでしょ！
そういいながらも
こんな私でもお母さんと
思ってほしかったのかも
こんな状況でも離れていかない事を
確認したかったのかも
★
この頃の私と息子とのバトルは
もうお互いに本気になっていて
必死で抵抗して、反撃してくる高校生の息子に
もう勝てなくなっていた
ある日、子供のパンチが私の胸に刺さった
身体の痛み以上に
子供の叫びのように聞こえた
『もうやめてくれ！』
『俺を縛らないでくれ』
『俺を否定しないでくれ』
やっと、やっと、やっと気がついたんです
子供は今までこんなにも
私の暴力に耐えてきていたんだ
私は子供に対して
ずっとこんな痛みを与え続けていたんだ
なんてひどい事をしていたんだろう・・・
子供に本気でやり返されてわかるなんて・・・
子供にこんなことを教えてしまったんだと・・・
子供の気が済むまで受け続けました
手を上げても何も解決しない・・・
こんなバトルを繰り返していても意味がない
その日から子供に手を出すのをやめる事ができた
情けないことに子供の反撃によって
やっとわかったのです
ほんとにひどい母親です
子供には謝っても謝りきれない
子供の心に傷をつけてしまっているかもしれない
取り返しのつかない事をしていたと思う
その以降、子供が私に攻撃をしてきても
それを私は受け続けました
できる事はそれしかなかった
子供から逃げないで
子供のパンチを受けなければならなかった
私が教えてしまったこと
そしてそれが意味がない事だと
気付いてもらわないといけないと
それほど私に縛られて
傷つけられていた子供の心の叫び
『もうやめてくれ！』
『俺を縛らないでくれ』
『俺を否定しないでくれ』
それを聞いてあげるかのように、受け続けました。
子供も私と同じように叫んでいるように聞こえました
『こんな俺はダメな子供だろう！』
『こんな俺なんて嫌いだろう！』
子供は自分の事を否定しながら、私に向かってくるのです
どんなあなたでも、私の大切な子供だよ
心の中で何度も、何度も言っていました
やっと気が付き始めた私は
【＃30. お母さんが変われば子供も変わる】へ続きます
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