これまで元気で、
小学校時代は、ほぼ休むことなく
元気に学校に行っていたのに…
中学生になり、
急に朝おきれないことが増え、
学校を休みがちに・・・
受診の結果、
身体が急激に成長したことでの
貧血発症・・・
身体しんどく、
週1ペースで欠席…
部活はもちろん、
家で勉強することも
ままならない…
これは私の長男が
中学入学を機に
体験したことです。
思春期~青年期の
体調・メンタル不調の相談は、
これまでもたくさん受けてきましたが、
わが子で体験すると、
カウンセラーとは違う心配が
生まれるものだなと痛感しました。
今日は、そんな不調の時期を
親子でどんな話をして
どんなふうにのりこえたのか
息子がシェアしてよいといった範囲で
書いてみます。
”よりよい子育て”を実現するパートナー
子育て相談室「虹のかけはし」
「子どものミカタプロジェクト」
うえまはるえ です🌈
7月31日に開催予定だった
「思春期の体調不良による
不登校の子への接し方セミナー」
コロナの感染拡大を受けて、
延期となってしまいましたが、
「開催されたら
こんなことを質問したかった!」
というお声が届いていることを受け、
今、まさに、お子さんが不調の渦中で
悩んでいる方に向けて、
当日お伝え予定だったことを
あれこれつづっています。
**
さて、本日は、
長男の体調不調への
親としての体験談です。
冒頭で書いた通り、
中3になる長男、
中学入学を機に、
貧血が発覚。
週1ペースで
学校を休むようになりました。
こんな風に、
身体の不調が明らかであれば、
まずは、治療が先決。
意思の指示通り鉄剤の服薬とともに、
生活面では、こちらの記事のとおり、
目標を低く設定して、
「行ける時に学校に行ければいい」
「部活は体調改善するまで休む」
「家では休養」
「成績は・・・気にしない!」
という感じ。
まずは、
学校に行ける時に行く
難しい時は休んだり、
親の送迎や遅刻、早退もよし。
家では休養し、
成績は、体調が回復したら
がんばればいいよね
としました。
とはいえ、
身体不調ゆえ仕方ないとはいえ、
勉強面ではかなり
苦労することになり、
もどかしさを感じていた長男。
ある日、わたしに、
こんなことを語ってくれました。
「僕は、勉強はあんまり
好きじゃないんだよなー。
わかればたのしいんだけど、
それは、好きっていうのとは違う。
好きっていうのは、
プログラミングみたいに、
自分が心からやりたい!って思うもので、
勉強はそこまでじゃないんだよな~。
学校は、友達もいて楽しいけど、
勉強が辛い・・・」
なるほどなぁ~という感じでしたので、
私からは、こんな風に答えてみました。
「じゃぁ、いまの自分で、
これやれたらさいこーだな!って思う
やりたいことって何!?」
すると長男からは
「プログラミングは楽しいから、
もっと勉強してみたいなぁ~
Scratchは子ども用だから、
本格的なプログラミング言語を
学びたい!」
「なるほどなるほど。他には?」
「そうすると、英語は大事だから、
英語は勉強しなくちゃなぁ~」
こんな風に、
やりたいことを尋ねてみたら、
自分が好きで興味がある
プログラミングと
それを学ぶのに必要な
英語だけは勉強したいという返事が。
そうであれば、
ここは、まずは、
本人がやりたいと思っている
興味関心を満たす活動を
生活の中に取り入れることが
元気回復への足がかりになる!
そんなわけで、
英語でプログラミングを
教えてくれる教室があったため、
そこの体験教室に参加し、入塾!
以来、いまもその教室に通って、
プログラミングと英語の勉強
しております。
その後、長男の学習面での困難は、
認知特性の偏りもあったため、
それに関しては、
きちんと見極めを行い
(得意苦手の特徴を把握する)、
学校の先生にも相談しながら、
いろいろ支援の手立てをしました。
つまづきの要因を理解し、
わかりやすくする支援環境が整い、
勉強の辛さが解消されたのと、
貧血の改善が同時進行で進む中で、
絶不調の状況からは、
少しずつ脱していきました。
長男が勉強嫌いでつらい・・・
といってくれた時に、
好きで興味があることに
焦点をあてたのは、
「4つのミカタ」でいうところの
ミカタその2
「あるもの」に目を向けた対応です。
好きなこと、
興味があること、
やりたいことを生活の中でやっていくと、
単純に楽しく心が満たされるため、
心身の不調にもよい影響が
起こることって、案外多いです。
(もちろん、鉄剤の服用など
身体の治療はしたうえでですが)
目標を低く下げ、
「今はこれができれば十分!」としつつ、
自分のやりたいことは
生活の中で十分していく。
こんな風にしながら、
不調の時期をしのいでいくと、
ちゃんと時期がくれば、
また調子が戻ってきます♪
渦中にいると、
心配は尽きないかもしれませんが、
私達は、不調を乗り越え、
よくなる力を、誰もがもっています^^
そのチカラを信じて、
対応していけば、
必ず、不調は、
乗り越えていけます♪
幸い、いまは夏休み。
学校などのプレッシャーを感じることなく、
好きなことをやる時間を
つくりやすいですよね^^
やりたいことがあったら、
まずはそれに取り組んでみること、
超おススメです!
**
なお、このような
思春期の不調にょる
不登校の子への接し方に関しては、
こちらのセミナーでも
しっかりお伝えする予定です!
申込は締め切られていますが、
延期に伴って
再受付もあるかもしれません。
興味がある方は、
起立性調節障害松本親の会さんの
ブログをご覧ください
↓↓
また、セミナー当日は、
電子書籍 「自由な子育て 自分らしい子育て」
~読むだけで心が軽くなる「4つのミカタ」~
をふまえてかかわった
起立性調節障害の事例を紹介しながら、
かかわり方のコツについてお伝えします!
↓↓
・・・というわけで、
いろいろつづってきた思春期シリーズ
いったんこの辺で
終了しようと思います^^
▼思春期シリーズ過去記事一覧
思春期セミナーにご参加する方で
こちらをお読みの方がいらっしゃれば、
これらの記事で、
やってみよう!と
思うものがあれば、
取組んでみてください^^
やってみて、何か変化が起こるのか
おきないのか・・・その様子を
見てもらったうえで、
当日さらにわからないことや
質問したいことなどあれば、
受け付ける・・・とすれば、
ちょっとしたカウンセリング体験にも
なるかな!? と思い
いろいろつづってみました^^
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
あなたのますますの幸せを
祈っております
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