講師のお仕事もしてます。(唐突!)
何を教えるかというと、「接客」「コミュニケーション」的なこと。
あいさつって大事だよ〜とか、どうやったらお客様の気持ちに上手く寄り添えるのかとか、働くということに必ずついて回る人間関係をどう良くしていくかとか…。
まあ、接客業のイロハみたいなもんですね。
これならまあ、接客の言葉遣いや礼儀、マナー的なことも含めて徹底的に叩き込まれた人や、それを実践してきて一家言持つ人であれば、それを必要とする人前でお話はできると思います。
私が特化して強みにしているのは、体現できる接客技術が、某千葉にある日本人ならほとんどが知っていてくれてるあの夢の国(通称)で培ったものであるということ。
失礼のないお辞儀の仕方、、、よりも、いらして下さった多様なお客様に合わせられる接遇の仕方。
ビジネスマナーよりも「今 目の前にいるお客様」に心を向けた接客。
だから旅館や観光施設、小売業や介護施設様といった、一人一人のお客様に対する仕事に就く方向け。
多分これを読んで下さっている方の大半は「ああ、あそこの接客ね!」とピン☆と来てくれると思うし、行ったことのない人でも、メディアで見たり行ったことのある人に聞いたりして、あまり悪い印象はないだろう。
それどころか大体「え?あの夢の国にいたの?なら接客プロだよね!」と言われる。
そんなもんなんで、離れてみて思ったのは「私はエラいとこにいたんやな…」だった。
そして秋田の地元で働くようになって
「私はあそこでいっぱい勉強できていたんだ。経験を積めたんだ!」
ということに気づいた。もうめちゃくちゃ感謝ですわ!
んでもって、私の培ったものを改めて検証してみたら、「あれ?コレ夢の国でなくても活かせるんちゃう?」がいっぱいあって、あんなことこんなこと、全部言葉にして伝えられる!体現できる!
…もしかしたら「接客」に行き詰まってる人やコミュニケーションに悩んでる人に、夢の国流の考え方が役に立つんでは…?
そんなことを思い立ってしまったのが、「接客接遇講師」を始めたワケです。
そして今頂く講師のお仕事は、み〜んなこの肩書経歴で頂いたものばかり。ありがたやありがたや〜。
あの夢の国ではこうだよ!とか、こういう所を取り込んでみたら?と伝えるのではなくて、あの場所に行くお客様の気持ちと、私たちの地元を観光して楽しんでくださる人の気持ちを比較して噛み砕いて、じゃあ私たちの施設で、場所で、どんな接客が望まれるのか?
そのお客様の望みを察知して寄り添うためには働く人自身が、どう行動すればいいのかをお話します。
お話だけじゃなくて、ロールプレイングも同じだけやります。
机上の接客論理ではなくて、「『この施設』の私たちができるおもてなし」をグループディスカッションしながら一緒に考えていきます。
そしてここにはあの夢の国に無いものがある。
それは「地方の現状」。
首都圏ではないこと。
観光資源やあふれる自然があるけれど、それを活かしきれないこと。
コロナ禍以降の客足や施設の立て直しの厳しさ。
働く人の高齢化や減少。
最後の2つはテーマパークと呼ばれる場所だっておきている深刻な問題だけど、地方に関して言えば、それは首都圏とは比較にならない大問題なのだ。
(実際はコロナ禍以降のお客様の動向は「元に戻」ってなんかいない。
客足さえもコロナ禍以前には考えられなかった「意外な展開」をしてきていると感じてる。
これについてはいずれ機会を見て記事にしたいけど、今日は本筋から逸れるので割愛。)
それを一緒に感じられて手立てを考えるお手伝いに回れること、現場の、現役の人間としてどう考え仕事をしていけばよいのかの手助けになれることが、今は地方で働く私の強みにもなってきた。
そこにさらにお客様に精いっぱい楽しんでもらえるおもてなしの要素も加味できるよ♡
てな感じ。
私の姿勢は、「いつも心にEntertain!」
まあなんだな…地方の(特に東北の)人間が「そんな恥ずかしいことはでぎねぇだ!」というアレだな(笑)
大丈夫!
これは受講者に求めるものではなくて、私の姿勢です。
楽しんで講義したいな〜ってことです。
「楽しさは伝わる」
あの夢の国だってそうでしょ?
楽しく仕事してる人は見ていて気持ちが良いしね、こっちも楽しくなるしね♬
もちろん、講師として話の持って行き方、分かりやすい話し方、Ex.を多用し、次の接客で「先生と言っていたことやってみようかな」「あ、先生の言っていたのはこのことかー!」と思って貰えればそれでけっこう!
「Let’s Entertainm!(さあ、楽しもう!)」
が皆さんに伝わりますように、