はぴです。


広島出張に行く1か月前まで


私は恋をしていました。



そう。恋人というよりは恋でした。



桃子上司と愛子さんの虐めにあいながらも、


なんとか、PCインストラクターとして、


なんどか、生徒さんにPCソフトの使い方を


教えていました。


生徒さんとは?派遣先の某大手大企業の営業さんが


中心です。



そして、実は、私の初めての生徒さんの1人と


連絡を取り合う仲になりました。



彼は、出合ったその月の単月で


4棟の家を販売していました。



ここの企業では年間6棟、お家を販売すればOK


という会社でしたので、


彼の1ヶ月で4棟とは、すごい数字でした。


まぁ。単純に1週間に1棟


家を売っているのですから、


それはすばらしいことです。



しばらくたって、一応、彼とお付き合いが


開始されました(最後まで私の片思いでしたが)



そんな、楽しそうに家を売る彼を見て


私はどうしても、営業職を経験したくなったのです。



そして、その旨を彼に相談しました。



そうすると彼の返答はこうでした。


「はぴちゃんに売れるのは、ミルキー(飴ですよ)くらいだよ!」



この言葉に、多少なりとも傷つきましたが、


心のどこかで、いつか営業になって見返してやる!


と思ったのも事実でした。


そんな、こんながありながら、


私の一方的な片思いのような


恋人関係は、約1ヶ月半で幕をとじました。


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はぴ です。


桃子上司に


「来週から3ヶ月間、広島に出張に行って」と言われた。


広島で何をするのか?


私の勤務先をまとめると以下のようになります。


①就職先の会社から、某大手大企業に派遣(業務委託)されていた。


②派遣先の某大手大企業は独立採算制の会社だった。


③配属先の某大手大企業から、同じ企業の広島支店に出張に行くことになった。


④つまり、独立採算制の派遣先から見て、広島支店はただの取引先であった。


ここで、企業の思惑があった。


私の配属先の利益は、独自PCソフトの売上げが1番多きく、


某大手大企業中に、どれだけPCソフトを売れるかが大事で、


私の主な業務は、その売ったPCソフトのサポート業務(インストラクション)であった。



そして、広島支店には、中国地方で1番偉い人が


通っている職場であり、その1番偉い人が、そのPCソフト購入を


今まで、ずっと拒み続けていた経緯があった。



私の派遣先の雇い主は、どうしても中国地方にそのPCソフトを売りたかったのだ。


そこで、派遣先の雇い主の考えた案


①無償でPCソフト(1つ100万円くらい)を7台貸し出しした。


②PCソフトを貸し出ししても、操作できる人がいないので、操作できる

 私と静子も無償で3ヶ月間貸し出しした。


PCソフトがいかに便利かを、実感してもらって、


購入させようという策だった。


これが、派遣先某大手大企業の思惑。


そして、私の就職先の派遣元の思惑もあった。


某大手大企業からの利益は、私の派遣元の売上げのメインだった。


そして、広島には、まだ我々の派遣元が入りこめていない場所だった。


私たちの出張を機会に、広島でも業務請負の仕事を取りたかったので


あった。



企業としては、あたりまえの話だったが、


世間しらずの当時の私には、


思惑ばかりの出張に、社会は黒いんだ!


と感じてしかたがなかった。



もちろん今では、思惑があってあたりまえ!


と思うが、当時は理解できなかった。



ただ、違う世界で仕事が出来ることには

魅力を感じ、

私は簡単にその長期出張の話を承諾した。


これも今思えば、業務命令なので拒否権は無かったの

だとうけど、

当時の私は、そのいきなりすぎる業務命令に

きちんと承諾して出張に行ってあげる!という気持ちだった。


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境界型人格障害だらなのか?


それとも、単純に性格からなのか?


新卒の頃の私は、世の中は真っ白(善)だと思っていた。


黒(悪)は、存在しているだろうけど、


だいたいの人は黒い世界とは、ほど遠い世界で


生きていると思っていた。


ただ、私の真っ白の意味も、


今、思えば、あまりにも非現実すぎるキレイな世界を


意味していた。


そう、社会にはWIN-WINの関係しか、存在しないと思っていたのである。


たとえば、少しでも高く商品を売りたいなんて思うとすれば


私にとって悪だった。


ある日、私と静子は


桃子上司と、私たちの雇い主(某大手企業の当時課長さん)さん


と一緒にお食事に出かけました。



そして、いきなり言われたのです。桃子上司と雇い主に。



「来週から3ヶ月間、広島に出張して」と。


私と静子と2人で広島。



じゃあ広島で何をしたら良いのか?


そこに、私は世の中って黒いなぁと感じる出来事が


ありました。



今となっては、普通だろ!と思うようなことですが、


当時はショックを受けました。



その話は次回で

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当時


桃子上司と愛子さんの


狂った愛情に、かなりの苦痛を感じていました。


会社の最寄駅から会社のオフィスまで


約10分程度歩かなければ、ならなかったのですが、


その10分が、ものすごく辛いものでした。


どうしても、会社に行きたくない。


それでも出社しなければ、ならない。




学生時代も、学校へ行くことが私にとっての


あたりまえで、行かないことが異常な行動でした。



だから、学ぶ立場から、稼ぐ立場に変化しても、


会社は学校と変わらず、私にとっては


必ず行かないと行けない場所した。



その考えが、余計に自分を追いつめ、


そのうち、毎日のその10分の道のりは


吐き気までも、もよおすようになっていました。



そして、等々、休日に私は


胃の痛みから立ち上がることが出来なくなりました。


友人に助けてと携帯で電話をかけ、


助けを呼び、病院にでも、と思っているうちに


胃の痛みが治まり、


出勤日になる。


そんな事もありました。


また、違う休日の


キャッチ営業につかまり、


個室で営業をたんたんと聞かされている


ときにも胃の痛みは開始し、


意識が遠くなっていったことがありました。



ただ、このときは、この広い東京の銀座という街の


宝石店だったのですが、


なぜか、聞きなれた声が私の耳に入ってくるのです。



それは、同期の零子でした。


奇跡に近いほどの偶然でした。



胃の痛みを店員にうったえても、


便秘じゃないの?とゲラゲラ笑っていましたが、


実際の状況は、そんなもんじゃぁありません。



零子に出合えて、ホッとし、


零子に家まで連れて帰ってもらいました。



もう、既に私の身体は、


桃子上司と愛子さんによる


狂った愛情のもとで悲鳴を上げていました。



それでも、まだ私は、


桃子上司が初めて出会う上司であって、


彼女が絶対でした。




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はぴ です。


世間知らずの新入社員はかわいそうなもので。

※もちろん、世間のわかる新入社員の方も多いと思います。


初めてみる上司が親以外の何者でもありませんでした。


毎日繰り替えされる、狂った愛情。


毎日、毎日、無駄に怒られ。


愛情があるからこそ、


無駄にかまわれ。


桃子上司の世間話を1時間聞くこともあった。


その合間には、


桃子上司と愛子さんによる


零子いじめは激しいものでした。


1日に、零子を8時間にわたり、立たせっぱなしで


叱りつづけたり。


零子は、桃子上司が電話応対している間に


トイレに行っていました。



それでも、私にとっても、静子にとっても、

そして零子にとっても


桃子上司は親以外の何者でもなく、


ただ、真剣に話を聞きつづけました。


その結果。


ただ虐められているだけの零子は、


まったく仕事を教わることがなかったので、


仕事を覚えることはありませんでした。



そして、私と静子は、怒られながらも


少しづつ仕事を覚えていったのです。


ただ、私と静子にも、能力の差なのか


適正の差なのか、


仕事の能力に差を感じはじめました。


もちろん、私のほうが覚えが悪いという事です。


負けず嫌いの私は、


毎日、怒られたあとに


会社に残って仕事で学んだ事を


復習するようにしました。


結局、仕事の処理速度は


静子より早くなる事はありませんでしたが。



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