当時


桃子上司と愛子さんの


狂った愛情に、かなりの苦痛を感じていました。


会社の最寄駅から会社のオフィスまで


約10分程度歩かなければ、ならなかったのですが、


その10分が、ものすごく辛いものでした。


どうしても、会社に行きたくない。


それでも出社しなければ、ならない。




学生時代も、学校へ行くことが私にとっての


あたりまえで、行かないことが異常な行動でした。



だから、学ぶ立場から、稼ぐ立場に変化しても、


会社は学校と変わらず、私にとっては


必ず行かないと行けない場所した。



その考えが、余計に自分を追いつめ、


そのうち、毎日のその10分の道のりは


吐き気までも、もよおすようになっていました。



そして、等々、休日に私は


胃の痛みから立ち上がることが出来なくなりました。


友人に助けてと携帯で電話をかけ、


助けを呼び、病院にでも、と思っているうちに


胃の痛みが治まり、


出勤日になる。


そんな事もありました。


また、違う休日の


キャッチ営業につかまり、


個室で営業をたんたんと聞かされている


ときにも胃の痛みは開始し、


意識が遠くなっていったことがありました。



ただ、このときは、この広い東京の銀座という街の


宝石店だったのですが、


なぜか、聞きなれた声が私の耳に入ってくるのです。



それは、同期の零子でした。


奇跡に近いほどの偶然でした。



胃の痛みを店員にうったえても、


便秘じゃないの?とゲラゲラ笑っていましたが、


実際の状況は、そんなもんじゃぁありません。



零子に出合えて、ホッとし、


零子に家まで連れて帰ってもらいました。



もう、既に私の身体は、


桃子上司と愛子さんによる


狂った愛情のもとで悲鳴を上げていました。



それでも、まだ私は、


桃子上司が初めて出会う上司であって、


彼女が絶対でした。




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