はぴ です。
世間知らずの新入社員はかわいそうなもので。
※もちろん、世間のわかる新入社員の方も多いと思います。
初めてみる上司が親以外の何者でもありませんでした。
毎日繰り替えされる、狂った愛情。
毎日、毎日、無駄に怒られ。
愛情があるからこそ、
無駄にかまわれ。
桃子上司の世間話を1時間聞くこともあった。
その合間には、
桃子上司と愛子さんによる
零子いじめは激しいものでした。
1日に、零子を8時間にわたり、立たせっぱなしで
叱りつづけたり。
零子は、桃子上司が電話応対している間に
トイレに行っていました。
それでも、私にとっても、静子にとっても、
そして零子にとっても
桃子上司は親以外の何者でもなく、
ただ、真剣に話を聞きつづけました。
その結果。
ただ虐められているだけの零子は、
まったく仕事を教わることがなかったので、
仕事を覚えることはありませんでした。
そして、私と静子は、怒られながらも
少しづつ仕事を覚えていったのです。
ただ、私と静子にも、能力の差なのか
適正の差なのか、
仕事の能力に差を感じはじめました。
もちろん、私のほうが覚えが悪いという事です。
負けず嫌いの私は、
毎日、怒られたあとに
会社に残って仕事で学んだ事を
復習するようにしました。
結局、仕事の処理速度は
静子より早くなる事はありませんでしたが。
私の心の中はこちら