はぴ です。
桃子上司に
「来週から3ヶ月間、広島に出張に行って」と言われた。
広島で何をするのか?
私の勤務先をまとめると以下のようになります。
①就職先の会社から、某大手大企業に派遣(業務委託)されていた。
②派遣先の某大手大企業は独立採算制の会社だった。
③配属先の某大手大企業から、同じ企業の広島支店に出張に行くことになった。
④つまり、独立採算制の派遣先から見て、広島支店はただの取引先であった。
ここで、企業の思惑があった。
私の配属先の利益は、独自PCソフトの売上げが1番多きく、
某大手大企業中に、どれだけPCソフトを売れるかが大事で、
私の主な業務は、その売ったPCソフトのサポート業務(インストラクション)であった。
そして、広島支店には、中国地方で1番偉い人が
通っている職場であり、その1番偉い人が、そのPCソフト購入を
今まで、ずっと拒み続けていた経緯があった。
私の派遣先の雇い主は、どうしても中国地方にそのPCソフトを売りたかったのだ。
そこで、派遣先の雇い主の考えた案
①無償でPCソフト(1つ100万円くらい)を7台貸し出しした。
②PCソフトを貸し出ししても、操作できる人がいないので、操作できる
私と静子も無償で3ヶ月間貸し出しした。
PCソフトがいかに便利かを、実感してもらって、
購入させようという策だった。
これが、派遣先某大手大企業の思惑。
そして、私の就職先の派遣元の思惑もあった。
某大手大企業からの利益は、私の派遣元の売上げのメインだった。
そして、広島には、まだ我々の派遣元が入りこめていない場所だった。
私たちの出張を機会に、広島でも業務請負の仕事を取りたかったので
あった。
企業としては、あたりまえの話だったが、
世間しらずの当時の私には、
思惑ばかりの出張に、社会は黒いんだ!
と感じてしかたがなかった。
もちろん今では、思惑があってあたりまえ!
と思うが、当時は理解できなかった。
ただ、違う世界で仕事が出来ることには
魅力を感じ、
私は簡単にその長期出張の話を承諾した。
これも今思えば、業務命令なので拒否権は無かったの
だとうけど、
当時の私は、そのいきなりすぎる業務命令に
きちんと承諾して出張に行ってあげる!という気持ちだった。
そして私の心の中はこちら