はぴ です。



仕事の処理件数がどうしても、


静子に勝てない私。


そんな私宛に広島支店に1本の電話が入りました。



なんだか、その会社の神奈川支店の人とか・・・。


私は、誰からの電話かもわからず、


電話に出ました。


そうすると電話先に若い男性の声がしました。



男性「はぴ先生?俺は神奈川支店の○○ですけど、わかりますか?」


はて?全くわかりません。


出張に来る前に、何度かPCソフトのインストラクターとして、

PCの操作方法を某大手企業の社員さんに

教えていた私は、はずかしくも当時は「先生」と呼ばれていました。

・・・みんな私より年上なのに、、、


男性の言葉にわたしは


はぴ「すっすみません。誰かよくわかりません」


男性「そうですか~。1日しか教えてもらってないし」


男性「しかたないですよね~。」


はぴ「すみません」


男性「実は俺、会社を退職する事になって」


男性「お世話になった方に、挨拶の連絡をしていたんですよ」


男性「それで、はぴ先生にも挨拶と思って東京のはぴ先生の職場に連絡したら」


男性「広島支店にいるって言うから、連絡しました」


はぴ「そうですか・・。わざわざありがとうございます。」


男性「いえいえ。お世話になったなぁ~と思って、」


男性「1回だけの授業でしたが、ありがとうございました!」


はぴ「いえいえ・・・。」



というような用件。


なんだか、私は全く覚えていない人でしたが、


私にお世話になったと感じて、


東京から広島まで出張に来ている事を知り、


私に直接、お礼を言ってくれた事。



なんだか、処理件数は静子に勝てないまでも、


印象に残る、インストラクション業務が出来ていたんだと


自分の仕事に少しだけ、自信を持てた出来事でした。



そんな私に応援お願いします。



現在はこんな状況な私

はぴ です。



広島での、静子と私の仕事ぶりは、


朝から深夜まで、毎日笑顔で


仕事の依頼をこなしただけで、


今の私からは満点を与えたい。


今なら、反抗してしまいそうな、


仕事量と勤務時間だったので、、



毎日、毎日、某大手企業の


独自ソフトでアナログデータをデジタル化していった、


私と静子。



実は、静子と私は専門学校から同じ学校で、


同じ、特待生とし入学し、


成績もほぼ同じくらい。



どこかで、私はずっと静子をライバルだと思っていた。



学生の頃の成績は、


数学とか力学とか法規とか


そのたぐいの成績は静子より私のほうが成績がよかったはずだった。



しかし、PC関連(専門学校なので、これが重要だったりする)や、

製作物の成績は、静子のほうが私より圧倒的に良かった。



そして、広島での仕事の処理件数も


PC関連なためか、


静子より件数をこなせるようになる事はなかった。



なんだか、仕事の能力ですごく負けた感じを頂いていた。



それでも、仕事の中で静子に勝てることは何かと


必死に探していた。




そんな私に応援お願いします。


現在の私



はぴ です。



東くんとのバーでのデートも終わり、


今度は、昼間に2人でドライブすることになった。



つれて行ってくれたところは、


場所名は覚えていないのですが、


ちょっと丘になっていて、美味しいお茶屋(喫茶店)さんがあるところ。



東くんが私に言います。


「ここの、あんみつはすごく美味しいらしいよ!」


その言葉に、


一緒にあんみつを食べる事に。


2人であんみつの注文を終えると、


東くんが携帯電話をカタカタといじりはじめました。


そして、間もなく私の携帯にメールが入りました。


どうやら、東くんは、目の前にいる私へメールを打っていた


みたいです。


そして、気になる内容は?


「あんみつが美味しかったら、俺と付き合って」



私は頭は「???」状態。



なぜ?あんみつの味で付き合うか、付き合わないかを決定するのか?


なぜ?目の前にいるのに、わざわざメールで伝えるのか?



いったい、この人は何を考えているのだろうか?



この瞬間に、東くんは私の恋愛対象からすっかり消えてしまった。



しかし、何も回答しないで済むような状態ではなく、


私は東くんに伝えた。


「私は、期限がきたら東京に帰らなければならない」


「遠距離恋愛はするつもりが無いので、ちょっと付き合えない」



なんとも、門の立たない言い訳で


お断りできたと、その頃の私は思っていた。



そんな私にポチお願いします



現在の私はこちら

はぴ です。


東くんからの「今度は2人で会おう」のメールで


すぐに2人でデートする事になった。



私の暮らすマンスリーマンションの近くのバーで。



いろいろくだらない会話をしつつ、


その中で聞いたちょっと嬉しい話。


東くん「俺が同期の女の子にはぴちゃんも飲み会に誘って

     って言ったんだ!」


職場では話した事の無い東くんが


私の存在に気づき、


一緒に時間を過ごしたいと感じてくれた事が嬉しかった。



そうしていると、東くんの携帯が鳴った。


東くんは、携帯に出て話しをしている。


どうやら職場の人のようだ。



そして電話を終えた東くんが私に言ったこと。


「はぴちゃんて、モテるんだなぁ・・・」



何を言っているかさっぱり??の私。



後になって知った事ですが、


同期からの電話で


加藤くんが私に好意を持っているらしいとの


情報がその電話で東くんに伝わっていた。



昨日も書いたが、私が若かったのか、


それとも期間限定の女の子だからお手軽なのか、


その答えは、もう知ることは出来ませんが、


人生で一番モテた時期のお話です。



そんな人生で幸せな瞬間を生きていた私に応援お願いします


殺伐とした現在の私はこちら

はぴ です。


広島への長期出張


当初は3ヶ月の予定ですが、5ヶ月いる事となりました。


この期間に、少し恋愛もしました。


当時、私は21歳


若かったからなのか、


期間限定でしかそこに滞在しないので

手軽だったのか、


今では、その真相を知ることはできませんが、


現在27歳、その年月の中で1番モテたころだと思います。



広島支店のその歳の新入社員だけの


飲み会に私と静子は誘っていただきました。


もちろん、そこには男の子も女の子も同席します。



ほとんど、知らない人ばかりで、


話も輪にも、なかなか入れず


その会は終了し、


私と静子は同じマンスリーマンションに住んでいるので、


一緒に帰ることになりました。



そうすると、飲み会に参加したうちの2人の男の子が


私たちを送ってくれるというのです。



なんだか、女の子の扱いに少し嬉しくなっていました。



広島の都心にある、私たちのマンスリーマンションなので、


飲み会の会場からも、それほど遠くありません。



そのため私と静子と男の子2人の計4人で


歩いて帰りました。



歩く速度が違うのか、


帰り道は、なぜか、


私と男の子の東くん(仮名)


静子と男の子の加藤くん(仮名)


の2つのペアになって歩いて帰ることに。



先頭を歩く、私と東くん。


「あの2人、歩くの遅いねぇ~」


なんて会話をしてました。



そうこうするうちに、ようやく


マンスリーマンションに4人が到着。



そうすると、加藤くんが私たちの部屋に

入りたいと言い始めました。


うわ!なんか予想通りの展開


と思いつつ、部屋に入れるのいやだなぁ~


って思っていると、東くんが加藤くんに


「帰るぞ!」と言って、


2人は帰っていきました。


あれ?っと予想外の展開でしたが、


なんとなくホッとしてその日は


終了しました。


いえ。既に東くんとも加藤くんとも


携帯の電話番号とメールアドレスを交換している私、


眠る直前に、東くんから「今度は2人で会おう」と


メールが入ったのでした。



そんな私にポチお願いします。


現在の私はこちら